新築なのに!天井と壁の隙間…原因と対処法を徹底解説

壁と天井の隙間。新築に住んで7ヶ月になります。天井、壁の継ぎ目に黒い隙間が出来ている箇所が所々あります。2階の2部屋は、子供のおもちゃと扇風機などを置いているだけで住んでから、まったく使ってません。何が原因で起こっているのでしょうか?隙間が気になるので直したいのですが建てた建築会社に連絡して直してもらうことは出来るのでしょうか?これぐらいのことで連絡すべきではないか悩んでます。。もし自分で直す場合は何を買えばいいでしょうか??回答宜しくお願いいたします。

新築住宅の天井と壁の隙間…その原因とは?

新築住宅で天井と壁の間に隙間が生じるのは、多くの場合、建材の伸縮や施工不良が原因です。7ヶ月経過したばかりの住宅で隙間が目立つのは、確かに気になりますよね。 具体的に考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 建材の伸縮

木材やクロスなどの建材は、温度や湿度の変化によって伸縮します。特に、夏場の高温多湿や冬場の乾燥した状態では、伸縮の度合いが大きくなり、隙間が発生することがあります。2階のお部屋が使用頻度が少ないとのことですが、温度や湿度の変化が他の部屋と比べて少ないということは考えにくいため、この原因の可能性は低いと言えます。

2. 施工不良

壁と天井の接合部の施工が不十分であった場合、隙間が生じる可能性があります。例えば、断熱材の施工不良や、クロス貼りの際の処理が甘かったなどが考えられます。これは、建築会社に責任がある可能性が高いです。

3. 建物の沈下

建物の沈下によって、壁と天井の間に隙間が生じることもあります。ただし、7ヶ月という短い期間で目に見えるほどの沈下が発生することは稀です。もし、他の部分にも同様の不具合が見られる場合は、建物の沈下を疑う必要があります。

4. その他

地震などの外的要因によって隙間が生じるケースも考えられます。

建築会社への連絡はすべき?

はい、連絡すべきです。 新築住宅でこのような隙間が発生している場合、建築会社に連絡して状況を説明し、原因究明と修理を依頼することが重要です。

連絡する際のポイント

* 写真や動画で隙間を記録する
* 隙間が発生している場所を具体的に伝える
* いつ頃から隙間が目立つようになったかを伝える
* 不安な点を明確に伝える

建築会社は、瑕疵担保責任を負っています。瑕疵担保責任とは、引き渡し後一定期間内に発見された瑕疵(欠陥)について、建築会社が修理などの責任を負う制度です。通常、住宅瑕疵担保責任保険が適用されます。 連絡をためらわず、早めに相談しましょう。

自分で直す場合の対処法

もし、軽微な隙間であれば、自分で補修することも可能です。ただし、根本的な原因を解決しない限り、再発する可能性がありますので、建築会社への連絡は必須です。

必要な材料

* パテ:壁と天井の隙間を埋めるための材料です。種類が豊富なので、色や素材を既存の壁に合わせて選びましょう。ホームセンターなどで購入できます。
* ヘラ:パテを塗布するためのヘラです。
* マスキングテープ:パテが周囲に付着するのを防ぐために使用します。
* サンドペーパー:パテを乾燥させた後、表面を滑らかにするために使用します。
* プライマー(必要に応じて):パテの密着性を高めるための下塗り剤です。
* ペンキまたは壁紙(必要に応じて):パテを塗布した後、仕上げとしてペンキや壁紙を塗ることで、より自然な仕上がりになります。

補修手順

1. 隙間をきれいに掃除する
2. マスキングテープで周囲を保護する
3. パテをヘラで隙間全体に塗布する
4. パテが乾燥するまで待つ(数時間~一日)
5. サンドペーパーで表面を滑らかにする
6. 必要に応じてプライマーを塗布する
7. ペンキや壁紙で仕上げる

注意: 自分で補修する場合は、あくまでも応急処置として考えてください。根本的な原因を解決するためには、建築会社に連絡して専門家の診断を受けることが重要です。

専門家のアドバイス

建築士の視点から見ると、新築7ヶ月で天井と壁の間に隙間が生じるのは、施工不良の可能性が高いです。特に、断熱材の施工不足や、クロス貼りの際の処理の甘さが考えられます。 軽微な隙間であれば、上記の方法で応急処置できますが、広範囲にわたる隙間や、原因が不明な場合は、専門業者に相談することをお勧めします。放置すると、断熱性や気密性が低下し、結露やカビなどの問題につながる可能性があります。

まとめ

新築住宅の天井と壁の隙間は、放置せずに建築会社に連絡することが大切です。 軽微な隙間であれば、自分で補修することもできますが、根本的な原因の究明と解決には、専門家の力を借りることが重要です。 早めの対処で、快適な住まいを長く保ちましょう。

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