新築なのに隙間だらけ?! 住宅の微細な隙間問題と効果的な対処法

新築ですが数ミリの隙間が階段に開いていたり部屋と部屋のつなぎ目に2ミリ程度の隙間が空いていてそれを直してもらったら今度は引き戸がずれたり・・・苦情を言うたびにすぐに対応してくれるのですが 何か疲れたし、うるさい客だとか思われてるんだろうし面倒くさくなってきました。数ミリだから自分が神経質すぎるのかな?なんて思ったり。部屋と部屋のつなぎ目はもういっそのこと全部作り直してほしいくらいですが。同様に苦情を言って改善された、されなかったなどの経験をお持ちの方、またどのように要望すればいいのかなどアドバイスお願いします。補足隙間を何度も強くたたいて隙間を狭めていました。素人考えでもそうしたら戸の枠がずれることは分かるのですが案の定、閉まりづらくなり。それを改善するために油をレールに塗ったのですがそれが飛び散って枠についてそれをやすりで取ったり・・・後手後手です。心情としてはお金を払ってでもいいので直してほしいという感じです。

新築住宅の隙間問題:数ミリの隙間が招くストレス

新築住宅なのに、階段や部屋のつなぎ目に数ミリの隙間…、そしてその修正が新たな問題を引き起こす…。まさに、質問者様のお気持ち、よく分かります。数ミリの隙間は、些細な問題のように思えますが、それが積み重なると大きなストレスに繋がります。 「神経質すぎるのかな?」と自問自答する必要はありません。 きちんと施工された住宅であれば、そのような隙間は許容範囲内ではありません。 今回のケースでは、隙間を無理やり塞ごうとしたことによる二次被害も発生しており、さらに状況を悪化させてしまっています。

なぜ隙間ができるのか?原因と責任の所在

住宅の隙間は、様々な原因が考えられます。

  • 施工不良:最も多い原因です。木材の乾燥収縮、施工時の精度不足、部材の欠陥などが挙げられます。特に、新築直後は木材の含水率が高く、乾燥による収縮で隙間が生じることがあります。
  • 設計ミス:設計段階での寸法誤差や、部材の組み合わせの不適切さが原因となるケースもあります。
  • 経年劣化:築年数が経過することで、建材の劣化や変形により隙間が発生することもあります。しかし、新築であればこれは考えにくいです。

重要なのは、誰が責任を負うべきかということです。新築住宅の場合、施工不良による隙間は、建設会社または施工業者に責任があります。 数ミリの隙間であっても、それが居住性を損なうのであれば、是正を求める権利があります。

効果的な要望の伝え方と具体的な手順

何度も苦情を申し入れるのは確かに疲れますよね。しかし、建設会社との良好なコミュニケーションが、問題解決への近道です。

1. 問題点を具体的に記録する

まずは、発生している隙間を写真や動画で記録しましょう。 どの箇所に、どの程度の隙間があるのかを明確に示すことが重要です。 日付と場所、そして問題発生時の状況なども記録しておきましょう。

2. 建設会社への連絡方法

建設会社への連絡は、書面(メールや手紙)で記録を残すことをお勧めします。 口頭での連絡だけでは、後々トラブルになった際に証拠として弱いからです。 メールの場合は、必ず「受領確認」を依頼しましょう。

3. 要望内容を明確に伝える

連絡する際には、感情的にならず、冷静に事実を伝えましょう。 「数ミリの隙間が気になります」ではなく、「階段の○○部分に数ミリの隙間があり、安全面が心配です。また、部屋のつなぎ目も同様で、隙間風が入ってきます。」のように、具体的な問題点を伝えましょう。

4. 解決策を提案する

「全部作り直してほしい」という要望は、建設会社にとって負担が大きいかもしれません。 まずは、具体的な解決策を提案してみましょう。 例えば、「階段の隙間はパテで埋めてほしい」「部屋のつなぎ目の隙間はコーキングで処理してほしい」などです。 複数の解決策を提示することで、建設会社との合意形成がスムーズになります。

5. 専門家の意見を参考にする

どうしても解決しない場合は、住宅に関する専門家(建築士など)に相談してみましょう。 専門家の意見を参考に、建設会社と交渉することで、より建設的な議論を進めることができます。

苦情対応で大切なこと:建設的なコミュニケーション

建設会社は、顧客満足度を高めるために努力しています。 しかし、一方的な非難や感情的な言葉遣いは、建設的な議論を妨げます。 冷静に、具体的な問題点を伝え、建設的な解決策を提案することで、よりスムーズな対応が期待できます。

事例:同様の経験と解決策

私の知人は、新築マンションで窓枠と壁の間に隙間があり、そこから隙間風が入り込んでいました。 何度も建設会社に連絡した結果、最終的には窓枠の調整とコーキング処理で問題が解決しました。 このケースでは、写真と動画で問題点を明確に示したことが、建設会社を動かす大きな要因となりました。

まとめ:諦めずに、適切な対応を

数ミリの隙間は、些細な問題のように思えますが、無視すると大きなストレスに繋がります。 諦めずに、適切な方法で建設会社に伝えましょう。 冷静な対応と具体的な証拠、そして専門家の意見などを活用することで、問題解決への道筋が見えてきます。 大切なのは、あなた自身の権利を主張することです。 そして、快適な住空間を取り戻すことです。

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