新築なのに結露が酷い!端部屋の結露対策と原因究明

結露の悩み。新築の端部屋(1K)に最近引越ししました。結露が凄いです。窓ガラスだけではなく、寧ろそれ以上に端部屋ですから外側に面した片方の壁の麓に毎日水たまりができます!加湿器などは全く使っておらず、お風呂場から入ってくる湯気も普通に生活してるレベルです(お湯も滅多に溜めませんし、リビングと洗面所には2枚も扉があります)外壁側の壁を触ると明らかに反対側より冷たく、部屋との温度差で結露が付くのは分かりますが、部屋の温度は暖房19℃で使用しており、1日一回は湿気を飛ばす為換気もしています。普通に生活しているのに、水たまりレベルで結露が発生するのは大丈夫なんでしょうか…?外壁の遮断熱処理に問題があったりする可能性はありますか?外壁側にテレビ・コンポなど電気の配線を施している為毎日雑巾で水たまりを拭き取っています(泣)

新築なのに結露が酷い…その原因と対策

新築マンションの端部屋で、窓だけでなく外壁にも激しい結露が発生しているとのこと、大変お困りのことと思います。19℃の暖房で換気もしているにも関わらず、水たまりができるほどの結露は、確かに異常です。原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。

結露の原因を徹底的に探る

結露は、空気中の水分が冷たい物体に触れて水滴になる現象です。今回のケースでは、外壁と窓が特に冷えていることが原因と考えられます。しかし、なぜここまで激しい結露が発生するのでしょうか?いくつかの可能性を検討してみましょう。

  • 外壁の断熱性能不足:最も可能性が高いのは、外壁の断熱材が不足している、もしくは施工不良であることです。特に端部屋は、外気に直接触れる面積が大きいため、断熱性能が低いと冷え込みが激しくなります。新築なのに…と不安に思われるのも無理はありません。建築会社に相談することが重要です。
  • 窓の断熱性能不足:窓ガラス自体が断熱性能の低いものを使用している、もしくは窓枠からの隙間風がある可能性があります。窓の結露はよくあることですが、壁まで結露が酷い場合は、窓の問題だけでなく、他の要因も考えなければなりません。
  • 換気不足:1日1回の換気では不十分な可能性があります。特に、結露が発生しやすい冬場は、こまめな換気が重要です。24時間換気システムが搭載されているか確認し、適切に機能しているか確認しましょう。また、換気扇の能力も確認しましょう。古い換気扇は換気能力が低下している可能性があります。
  • 気密性の問題:建物の気密性が低いと、外気が室内に侵入しやすくなり、壁が冷えやすくなります。隙間風がないか、窓やドアの周りのシーリングを確認してみましょう。専門業者に依頼して気密測定を行うのも有効です。
  • 生活習慣:加湿器は使用していないとのことですが、調理や洗濯、入浴などでも室内の湿度が上がります。これらの活動による湿度の影響も考慮する必要があります。ただし、今回のケースでは、水たまりができるほどなので、生活習慣だけで説明するのは難しいでしょう。

具体的な対策と専門家への相談

まずは、建築会社に連絡し、状況を説明することが重要です。新築であることから、施工不良の可能性も考慮し、早めの対応が必要です。建築会社は、原因調査を行い、適切な補修工事を行う責任があります。

建築会社への連絡と並行して、以下の対策も検討してみましょう。

  • 窓の結露対策:窓に断熱シートを貼る、カーテンを厚手のものに変えるなどの対策で、窓の結露を軽減できます。ただし、壁の結露までは防げません。
  • 除湿機の導入:空気中の水分を吸収する除湿機を使用することで、室内の湿度を下げ、結露の発生を抑えることができます。特に、冬場は効果的です。コンプレッサー式とデシカント式がありますが、冬場の低い温度でも効果を発揮するデシカント式がおすすめです。
  • 換気方法の見直し:1日1回の換気だけでなく、こまめな換気を心がけましょう。窓を開けるのが難しい場合は、換気扇を積極的に使用しましょう。24時間換気システムの稼働状況も確認してください。
  • 壁の断熱対策:壁に断熱材を追加することは、DIYでは困難です。建築会社に相談し、専門業者に依頼しましょう。内壁に断熱材を追加するリフォームも検討できます。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、新築で水たまりができるほどの結露は、断熱性能の不足が最も疑われます。特に端部屋は、外壁からの熱損失が大きいため、断熱材の厚みや種類、施工精度が重要になります。建築基準法では、最低限の断熱性能は規定されていますが、快適な室内環境を確保するためには、それ以上の性能が必要な場合もあります。

建築会社に相談する際には、以下の点を伝えましょう。

* 結露の状況(写真や動画があると効果的です)
* 部屋の温度と湿度
* 換気方法
* 外壁の温度

インテリアとの調和:結露対策とデザイン

結露対策は、インテリアにも影響を与えます。例えば、結露しやすい壁に、通気性の良い素材の家具を配置したり、壁掛けの飾り棚を避けるなどの工夫が必要です。また、除湿機や空気清浄機などの家電もインテリアの一部として、デザイン性も考慮して選びましょう。グレーの落ち着いた色合いの家電や家具は、どんなインテリアにも合わせやすくおすすめです。

まとめ:早めの対応が重要

新築マンションの激しい結露は、放置するとカビやダニの発生、健康被害につながる可能性があります。建築会社への連絡を最優先に行い、原因究明と適切な対策を実施しましょう。専門家のアドバイスを受けながら、快適な住環境を取り戻してください。

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