新築なのにアリ大量発生!原因と対策、ハウスメーカーへの対応

今年建てたばかりなのに、蟻が大量に部屋に入ってきていて困っています。初めて気がついた時点でハウスメーカーに連絡しました。担当者がすぐに飛んできて診てくれたのですが、原因は、和室の引き戸と玄関戸は気密性が悪いので、そこからの侵入で仕方ないとのこと・・・確かに、和室に大量発生していました。そのあと害虫駆除業者に薬をまいてもらいましたが効果はありませんでした。本当に原因は、ドアの気密性なのでしょうか?ハウスメーカーの施工に問題があるのではないでしょうか?基礎はべた基礎ですが、蟻が侵入することはあるのでしょうか?自分たちでも薬をまいて対処していますが、防げていない状況です。詳しいかた知恵をかしてください。お願いしますm(__)m

新築住宅のアリ大量発生、その原因と対策

新築住宅にアリが大量発生するというのは、非常にショックな出来事ですよね。せっかくの新居なのに、アリの侵入で快適な生活が脅かされている状況は、精神的にも辛いものです。ご質問にあるように、ハウスメーカーの施工不良を疑うのも当然の気持ちです。

まずは、アリの種類を特定することが重要です。種類によって、侵入経路や対策が異なります。例えば、クロアリは木材を好むため、建物の木材部分に巣を作ることが多く、ヤマトシロアリは木材を食べるため、建物の構造材に深刻な被害を与える可能性があります。写真や動画を撮って、専門業者に見てもらうことをお勧めします。

アリの種類特定と専門家への相談

アリの種類を特定するには、専門家の助けが必要な場合があります。アリ駆除業者や害虫防除の専門家に相談し、アリの種類を特定してもらいましょう。種類が分かれば、的確な駆除方法を選択できます。 写真や動画を撮っておくと、専門家への説明がスムーズになります。

アリの種類を特定するメリット

* 適切な駆除方法を選択できる
* 再発防止策を効果的に講じることができる
* ハウスメーカーへの説明が容易になる

ドアの気密性とアリの侵入

ハウスメーカーの担当者が指摘した「和室の引き戸と玄関戸の気密性」は、アリの侵入経路として十分考えられます。小さな隙間でも、アリは侵入できます。特に、建物の外壁と接する部分の隙間は要注意です。

気密性の確認と改善方法

* ドアや窓の枠の隙間を丁寧に確認する。
* 隙間テープやパッキンで隙間を塞ぐ。
* 必要に応じて、ドアや窓の交換を検討する。

基礎(べた基礎)からのアリの侵入の可能性

べた基礎であっても、アリが侵入する可能性はゼロではありません。基礎と建物の接合部、配管の貫通部分、小さな亀裂などから侵入してくることがあります。

基礎からの侵入経路の確認方法

* 基礎の周囲を注意深く観察する。
* 配管の貫通部分に隙間がないか確認する。
* 基礎に亀裂がないか確認する。

ハウスメーカーへの対応

ハウスメーカーは、建築物の欠陥に対して責任を負う義務があります。アリの侵入経路が施工不良に起因するものであれば、ハウスメーカーに改めて状況を説明し、責任ある対応を求める必要があります。

ハウスメーカーへの対応策

* アリの侵入経路を明確に示す証拠(写真、動画など)を準備する。
* アリの駆除費用や修繕費用などの補償を請求する。
* 必要に応じて、弁護士に相談する。

DIYでできるアリ対策

専門業者に頼む前に、自分たちでできる対策もあります。ただし、一時的な対策に過ぎず、根本的な解決にはならない可能性があります。

DIY対策

* アリの侵入経路となる隙間に、アリ忌避剤を塗布する。
* アリの巣を発見したら、アリの巣コロリなどの駆除剤を使用する。
* 定期的に掃除を行い、アリのエサとなる食べこぼしなどを残さないようにする。
* 室内を清潔に保つ。

専門家の視点:アリ駆除のプロに聞く

アリ駆除のプロフェッショナルに話を聞きました。

「新築住宅のアリ問題は、多くの場合、施工時の小さなミスが原因です。気密性の低い部分や、配管の貫通部分からの侵入が多いですね。また、アリは一度侵入すると、巣を作るため、駆除は簡単ではありません。早期発見と適切な対策が重要です。まずは、アリの種類を特定し、その後、侵入経路を特定することが、効果的な駆除に繋がります。」

まとめ:徹底した原因究明と適切な対策でアリ問題を解決

新築住宅のアリ大量発生は、住む人の生活に大きな影響を与えます。 ハウスメーカーへの適切な対応と、専門家による的確なアドバイスを受けることで、問題を解決に導きましょう。 DIY対策と並行して、アリの種類特定、侵入経路の特定、そしてハウスメーカーとの丁寧な交渉を心がけてください。 早めの対応が、快適な生活を取り戻す鍵となります。

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