新築で後悔?吹き抜けなしでも開放感あふれる30帖LDKを実現する方法

至急お願いします。今現在、新築で家を建設中です。吹き抜けがなくても天井に開放感がでる方法はありますでしょうか。1階のダイニングキッチン、リビング、畳コーナー、合わせて30帖くらいで仕切りや壁はなく、1つのスペースになっています。最初はリビング、ダイニングのどちらかに吹き抜けを希望していたのですが、設計の方と何回も打ち合わせを重ねるうちに、吹き抜けがない設計になりました。※決して吹き抜けが不可能だったというわけではありません。当然、私たち家族も納得して設計を気に入っていたのですが、だんだん出来てくるうちに、どうにも圧迫感、開放感がないように感じ、吹き抜けを作らなかったことに強く後悔をしています。余裕さえあれば改築したいくらいです。担当の方からは、「壁紙が貼られれば雰囲気はガラッと変わるし、十分広々と していますよ。」と言われました。部屋が広いと、吹き抜けがなくても開放感はでると言われましたが、そういうわけではないのでしょうか。自分たちが納得してしたことですので、今更後悔しても仕方がないのはわかって いますし、自分たちが悪いのは十分わかっているのですが、どうにかして吹き抜けがなくても開放感、天井に高さを感じるような解決策はありませんでしょうか。自分としては、見せかけでも梁のようなものを付ける、少しでも掘り込み天井にするなど考えましたが、あまり効果はありませんでしょうか。今更、吹き抜け工事をすることはできませんので、これからでも出来るような解決策をどうぞ教えてください。よろしくお願いします。補足書き忘れましたが、天井の高さは2m60cmです。

30帖の広々空間でも圧迫感を感じる理由

30帖という広々としたLDKでも、吹き抜けがないと圧迫感を感じてしまうのはよくあることです。担当者の方の「部屋が広いと開放感は出る」という発言は、必ずしも間違いではありませんが、広さだけが開放感を生み出す要素ではないのです。 吹き抜けは、視覚的な高さを生み出し、空間に広がりと奥行きを与えます。それが無い場合、天井の高さが2m60cmという事実が、空間の閉塞感を強調してしまう可能性があります。 さらに、壁や仕切りがないとはいえ、家具の配置やインテリアの選び方によっては、空間が狭く感じられてしまうことも。

吹き抜けなしでも開放感を演出するインテリアテクニック

では、既存の構造を変えることなく、どのように開放感を演出できるのでしょうか? いくつか具体的な方法をご紹介しましょう。

1. 天井の高さを最大限に活かすインテリア選び

* 視線を上に誘導するアイテムの活用: 天井の高い場所まで届くようなロングカーテンや、縦長のミラー、背の高い観葉植物などを配置することで、視線を上に誘導し、天井の高さをより高く感じさせることができます。
* 家具の高さに工夫を凝らす: 低めの家具を選ぶことで、床から天井までの空間を広く感じさせることができます。ソファやテーブルなどは、脚の高いものを選んだり、あえて低いものを選んで空間の広がりを強調するのも効果的です。
* 壁面収納を効果的に利用: 床から天井まで届くような壁面収納は、空間をすっきりさせ、天井の高さを強調する効果があります。収納力を高めるだけでなく、デザイン性の高い収納を選ぶことで、インテリアのアクセントにもなります。

2. 空間を広く見せるカラーコーディネート

* 明るい色を基調に: 白やアイボリー、ベージュなどの明るい色は、光を反射し、空間を広く見せる効果があります。壁や天井に明るい色を使用することで、開放感を高めることができます。
* 色のトーンを統一する: 同じ色相で異なるトーンの色を組み合わせることで、統一感と広がり感を演出できます。例えば、アイボリーをベースに、ベージュやクリーム色を組み合わせることで、落ち着いたながらも開放的な空間を作ることができます。
* アクセントカラーを効果的に使う: 全体を明るい色で統一した上で、アクセントカラーとして、鮮やかな色を少量取り入れることで、空間のメリハリをつけ、視覚的な広がりを生み出すことができます。

3. 照明計画で空間を演出

* 間接照明を効果的に活用: 間接照明は、柔らかな光で空間を包み込み、リラックスできる雰囲気を作り出します。さらに、天井を高く見せる効果もあります。
* 複数の光源を配置する: 一点集中型の照明ではなく、複数の光源を配置することで、空間全体を明るく照らし、広がりを感じさせることができます。ダウンライトやスポットライト、間接照明などを組み合わせることで、より効果的です。
* 自然光を最大限に取り入れる: カーテンやブラインドは、透け感のある素材を選び、自然光を最大限に取り入れるようにしましょう。

4. 視覚効果を高める工夫

* 大きな窓や鏡の活用: 大きな窓から景色を取り込むことで、開放感を高めることができます。また、鏡を効果的に配置することで、空間を広く見せることができます。特に、壁一面に大きな鏡を配置すると、奥行き感が増し、空間がより広く感じられます。
* 天井のデザインに工夫を加える: 質問者様が仰っていた「見せかけの梁」は、効果があります。デザイン性の高い梁や、間接照明を仕込んだ梁を取り付けることで、視覚的なアクセントとなり、天井の高さを強調することができます。また、天井の一部を高くする「吹き抜け風デザイン」も検討できます。これは、天井の一部を高くすることで、吹き抜けのような開放感を演出する手法です。専門業者に相談することで実現可能です。
* 床材の選び方: 明るい色の床材を選ぶことで、空間が広く感じられます。また、木目調の床材は、温かみのある空間を演出します。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、30帖のLDKに圧迫感を感じるのは、空間の構成やインテリアの選び方にある可能性が高いです。 例えば、家具の配置が密集していたり、暗い色の家具が多かったりすると、空間が狭く感じられます。 また、天井の高さ2m60cmは決して低いわけではありませんが、視覚的な工夫を施すことで、より広く感じさせることは可能です。

まとめ:後悔を解消し、理想のLDKを実現しよう

吹き抜けがないからといって、開放感あふれるLDKを諦める必要はありません。 今回ご紹介した方法を実践することで、視覚的な工夫によって、空間をより広く、そして快適に感じさせることができます。 まずは、ご自身の好みやライフスタイルに合ったインテリアを選んで、理想の空間を創造してみてください。 それでも不安な場合は、インテリアコーディネーターなどの専門家に相談してみるのも良いでしょう。 後悔を解消し、快適な住空間を実現できるよう、ぜひ積極的に取り組んでみてください。

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