新築で床暖房導入を検討中!プラサーモの電気式床暖房について徹底解説

床暖房について教えてください。(電気式 プラサーモ) 現在新築を考えており、HMと打ち合わせ中です。 床暖房を導入したいと思っています。 HMに聞くと「プラサーモ」というメーカーのものが予定されているようです。 カタログで確認して見たのですが、電気代は12畳のリビングで1日8時間使用して1カ月約5100円となっています。 もっとかかると思うのですが、いかがでしょうか?? また、電気式では部屋全体は暖かくならないという認識でしたが、部屋全体が温まる(敷設率が60%以上)となっています。 電気式は設置時のコストが安くても電気代や部屋の暖まり方など、温水式より不利だと聞いていますが、実際はどうなんでしょうか?? 教えてください。 よろしくお願いいたします。

プラサーモ電気式床暖房の電気代と暖房能力について

新築住宅への床暖房導入を検討されているとのこと、おめでとうございます! プラサーモの電気式床暖房について、電気代や暖房能力に関してご不安をお持ちのようですね。 カタログ記載の電気代と実際の使用状況との違い、電気式床暖房の温水式との比較について、詳しく解説いたします。

電気代は本当に5100円? 影響する要素を徹底解説

カタログに記載されている「12畳のリビングで1日8時間使用して1カ月約5100円」という電気代は、あくまで目安です。実際の電気代は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 外気温: 外気温が低いほど、暖房に必要な電力が増え、電気代も高くなります。特に、真冬期の厳しい寒さでは、カタログ値を大きく上回る可能性があります。
  • 使用時間: 1日8時間という使用時間は、あくまで平均的な想定です。実際には、使用時間の長さによって電気代は比例して増加します。こたつやストーブなどの併用も電気代に影響します。
  • 家の断熱性能: 住宅の断熱性能が高いほど、室温を維持するために必要なエネルギーが少なくなり、電気代を抑えることができます。高気密・高断熱住宅であれば、カタログ値に近い電気代で済む可能性が高いです。
  • 室温設定温度: 設定温度が高いほど、消費電力が増加し、電気代も高くなります。1℃下げるだけでも電気代の節約に繋がります。
  • その他家電の使用状況: 同時に使用する家電が多いと、全体の電力消費量が増え、電気代に影響します。
  • 電力料金プラン: 使用する電力会社や料金プランによっても電気代は変動します。時間帯別料金プランなどを活用することで、電気代を節約できる可能性があります。

そのため、カタログ記載の5100円はあくまでも参考値として捉え、実際にはそれ以上の電気代がかかる可能性が高いと認識しておきましょう。 より正確な電気代を把握するためには、ご自身の住宅の断熱性能や生活スタイルなどを考慮したシミュレーションを行うか、ハウスメーカーに詳細な見積もりを依頼することをお勧めします。

電気式床暖房の暖まり方と温水式との比較

電気式床暖房は、温水式と比べて、初期費用が安いというメリットがあります。しかし、電気代や暖まり方に関しては、温水式と比較するとデメリットも存在します。

電気式床暖房のメリット

* 初期費用が安い: 温水式に比べて、設置費用が抑えられます。
* 施工が容易: 温水式に比べて、施工期間が短く済みます。
* メンテナンスが容易: 温水式のように、ボイラーなどのメンテナンスが不要です。

電気式床暖房のデメリット

* 電気代が高い: 温水式に比べて、ランニングコスト(電気代)が高くなる傾向があります。
* 暖まりが遅い: 温水式に比べて、暖まるまでに時間がかかります。
* 部分的な温度ムラが発生しやすい: 敷設率が60%以上でも、完全に均一に暖まるわけではなく、部分的に温度ムラが発生する可能性があります。

温水式床暖房のメリット

* 電気代が安い: 電気式に比べて、ランニングコスト(燃料費)が安価です。
* 暖まりが早い: 電気式に比べて、暖まるのが早いです。
* 温度ムラが少ない: 電気式に比べて、温度ムラが少ないです。

温水式床暖房のデメリット

* 初期費用が高い: 電気式に比べて、設置費用が高くなります。
* 施工が複雑: 電気式に比べて、施工期間が長くなります。
* メンテナンスが必要: ボイラーなどの定期的なメンテナンスが必要です。

敷設率60%以上とのことですが、これは部屋全体を暖めるための十分な面積を確保していることを意味します。しかし、それでも完全に均一な暖かさになるわけではありません。 家具の配置や窓の位置などによって、温度差が生じる可能性があることを理解しておきましょう。

プラサーモを選ぶ際のポイントと賢い選び方

プラサーモは、電気式床暖房の中でも比較的普及しているメーカーです。しかし、他のメーカー製品と比較検討することも重要です。

プラサーモ以外の床暖房システムも検討してみよう

ハウスメーカーがプラサーモを提案しているからといって、それが必ずしも最適な選択肢とは限りません。 他のメーカーの製品や、温水式床暖房についても、比較検討することをお勧めします。 それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身のライフスタイルや予算に合ったシステムを選びましょう。

専門家への相談も有効

床暖房の導入は、住宅にとって大きな投資です。 ハウスメーカーの説明だけでなく、複数の専門家(建築士、設計士、施工業者など)に相談し、それぞれの意見を聞きながら、最適な床暖房システムを選びましょう。 疑問点や不安な点は、遠慮なく質問することが大切です。

まとめ:賢く床暖房を選び、快適な住まいを実現しよう

新築住宅への床暖房導入は、快適な生活を送る上で重要な要素です。 電気代や暖まり方など、様々な要素を考慮し、ご自身のニーズに最適なシステムを選びましょう。 ハウスメーカーの説明だけでなく、専門家への相談や複数のメーカーの比較検討を行うことで、後悔のない選択ができるはずです。 快適な住まいを実現するためには、綿密な計画と情報収集が不可欠です。

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