新居でゴキブリを発見!契約破棄と返金について徹底解説

物件トラブルで困っています。4月末に契約し、今日部屋の鍵を受け取りに行き部屋を開けたらゴキの死骸が4匹ありました。仲介会社に連絡すると今日のamにクリーニング業者が入ったからそれ で出てきたのかも…との返事でした。仲介会社の人はクリーニング業者を手配してくれゴキの処理にすぐおじさんが来てくれましたが… おじさんが「クリーニングしてこんなに出てきたのは見たことない」「出てもいつもは1、2匹」と言っていました。 死骸はおじさんが処理してくれましたがその後、新たに靴箱から生きたゴキが出てきました。正直、キレイな物件だったのにゴキがそれだけいたのがショックだったのと今後もこれだけ出てくるかも…と思うと怖くて、物件会社にここには住めないと連絡しました。(住み始めてゴキが出るのはわかりますが、初めての部屋で開けた瞬間はキツイ)事前にクリーニング代も払っていたのに、新しい家の扉を開けた瞬間ゴキの死骸… 今後、二度とこの部屋には入りたくありません。1、契約破棄は可能ですか? 2、お金は全額返ってきませんか? 長々すみません。回答お待ちしています。

新居でのゴキブリ発生、契約破棄の可能性と返金について

新居で多数のゴキブリを発見し、ショックを受けているとのこと、大変お気持ちお察しいたします。初めての部屋でこのような状況に遭遇するのは、確かに辛い経験です。 契約破棄の可能性と返金について、法律的な観点も含めて詳しく解説します。

1. 契約破棄の可能性

結論から言うと、契約破棄は可能である可能性が高いです。 民法では、賃貸物件に「瑕疵(かし)」がある場合、借主は契約を解除できる規定があります。 今回のケースでは、物件の清掃が不十分であり、通常の居住に耐えない状態であったと判断できる可能性が高いです。 ゴキブリの大量発生は、明らかに居住環境の重大な瑕疵に該当すると言えるでしょう。

ただし、契約破棄をスムーズに進めるためには、以下の点を明確にする必要があります。

  • ゴキブリの発生状況を詳細に記録する: 写真や動画で証拠を確保しましょう。 発見したゴキブリの数、場所、状況などを詳細に記録することで、契約破棄の主張を強化できます。
  • 仲介会社とのやり取りを記録する: メールや電話でのやり取りは全て記録しておきましょう。 特に、ゴキブリの発生状況を報告した日時、仲介会社からの対応、クリーニング業者への対応内容などを詳細に記録します。
  • 専門家の意見を聞く: 必要であれば、害虫駆除業者や不動産専門家に相談し、物件の状態について客観的な意見を聞きましょう。 専門家の意見は、契約破棄の主張を裏付ける強力な証拠となります。

2. 返金について

契約破棄が認められれば、既に支払った費用の一部または全額の返金が期待できます。 具体的には、以下の費用が返金対象となる可能性があります。

  • 敷金: 敷金は、物件の修繕費用などに充当されるため、物件に瑕疵があった場合は返還請求できます。 ゴキブリの駆除費用などを差し引いた上で返金される可能性が高いでしょう。
  • 礼金: 礼金は、契約締結の対価として支払うものであり、通常は返金されません。しかし、今回のケースのように重大な瑕疵があった場合は、返還請求できる可能性もゼロではありません。裁判例なども参考に検討する必要があります。
  • 仲介手数料: 仲介手数料は、仲介会社に支払う手数料です。 物件に重大な瑕疵があった場合、返還請求できる可能性があります。 ただし、仲介会社側の責任の有無が重要となります。
  • 家賃: 居住していない期間分の家賃は返還請求できます。 契約解除日が確定すれば、その日から家賃の支払いは不要になります。

具体的な対応ステップ

1. **証拠の収集:** ゴキブリの状況を写真や動画で記録し、仲介会社とのやり取りを記録します。
2. **内容証明郵便の送付:** 契約破棄の意思を明確に伝え、返金請求を行うために、内容証明郵便で正式に通知しましょう。 この際、証拠となる写真や動画、専門家の意見書などを添付します。
3. **交渉:** 仲介会社と交渉し、契約破棄と返金について合意を目指します。 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。
4. **裁判:** 交渉がまとまらない場合は、裁判を検討する必要があります。 弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。

専門家の視点:不動産弁護士からのアドバイス

不動産弁護士の視点から見ると、今回のケースは契約解除が認められる可能性が高いと言えます。 ゴキブリの大量発生は、明らかに居住に支障をきたす重大な瑕疵であり、借主は契約解除と損害賠償請求を行うことができます。 ただし、証拠の収集と適切な手続きが重要です。 内容証明郵便による通知や、必要に応じて弁護士への相談を検討することをお勧めします。

インテリア選びと害虫対策

今回のケースは極端ですが、新居での害虫問題は、インテリア選びにも影響を与えます。 例えば、ゴキブリは湿気が好きなので、通気性の良い家具を選び、定期的な清掃を心がけることが大切です。 また、天然素材の家具はゴキブリが嫌う香りを持つものもあるので、検討してみるのも良いでしょう。

  • 通気性の良い家具: 密閉された家具はゴキブリの隠れ家になりやすいので、通気性の良い素材やデザインの家具を選びましょう。
  • 天然素材の家具: ヒノキや杉などの天然素材は、ゴキブリ忌避効果があると言われています。
  • 定期的な清掃: こまめな清掃は、ゴキブリの発生を防ぐ上で非常に重要です。 特に、キッチンや浴室などの湿気が多い場所を重点的に清掃しましょう。
  • ゴキブリ対策グッズ: ゴキブリホイホイなどのトラップや、忌避剤などを活用しましょう。

まとめ

新居でのゴキブリ問題は、非常にストレスの溜まる出来事ですが、適切な対応を取ることで解決に導くことができます。 証拠をしっかり集め、専門家の意見を聞きながら、冷静に対処しましょう。 今回の経験を活かし、今後のインテリア選びや住まい選びにも役立ててください。

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