断捨離後悔談と、後悔しないための具体的なアドバイス

断捨離をして後悔した、あなたの「後から思えば大切だったもの」とは？こんにちは。断捨離、流行っていますよね。しかし以前、断捨離を紹介するＴＶを見ていて「これは・・・」と思ったことがありました。ある一人の奥様が実践しつつ断捨離を紹介していくＶＴＲでした（一部はよく覚えていません）。キッチンの引き出しを見ながら「今の自分が使うものだけを残し、以前の自分が使っていたもの・自分がこれから使うかもしれないと思っているものは捨ててしまいましょう。これは何ですか？」「これは・・・ケーキをつくるときのヘラです」「それはどのくらいの頻度で使いますか？」「１年に１回使うか使わないかです」「それじゃあ捨てちゃいましょう」それを見て私は、この人来年もまたケーキのヘラ買うだろうなと思いました。私はやはり断捨離には反対派です。それは、なにもそこまでしなくても日頃自分でものを片づけられているからかもしれませんが例えばクローゼットの奥から子供の頃に遊んだ懐かしいおもちゃなどが出てきたときの感動と比べれば、部屋に多少ものが多めにあるくらい（部屋は許されなくても収納くらいは多くたって）いいのではという考えからです。数年前に実家の部屋を片づけたとき、「これはもういらん！」と思って捨ててしまったたくさんのチョコエッグのおまけを今でもちょっと後悔しています。確かにガラクタですが捨てることはなかった。あれ・・・いい思い出だったのになあ。断捨離はアルバムでも見なきゃ捨てろといいますね。私の祖父母は海外旅行が好きでよく若い頃行っていました。この間分厚い何冊ものアルバムを一緒に見ましたが二人がとても若く写っていて私まで楽しかった。「懐かしむ」ことのなにがいけませんか？これは英語にはない日本語の良い表現のひとつでもあります。わたしたちは決してものに縛られているのではありません。日常がうまくいかないのは使わないもののせいじゃない。前置きが長くなってしまいました。質問です。後悔先に立たず。あなたの断捨離後悔談を教えてください。またこれから断捨離をされる方にアドバイスを。ここでは断捨離を、「不必要なものを捨てるお片づけごと」とは解釈せずに（それではただの片づけと一緒だから）「これまでの自分を、手始めに所有物から否定し、リスタートしよう」という精神論だと解釈しています。反論など、「いやいや断捨離して私は本当によくなったのよ！」という体験談なども募集します。よろしくお願いします。補足「思い出はおぼえていればいいじゃないですか、ものとしてアルバムにとっておく必要はないんですよ」と第一人者の方がTVで言っていたのを見て（確かそんな断捨離論を聞いていた国分太一は驚いていました）私はこれはある種の宗教みたいだなと思ったんです。その『思い出』の観点からの質問だったのですが文章足らずでしたね。

Contents

1 管理者自身の断捨離後悔談：思い出の詰まった木製オルゴール
2 断捨離における「思い出」の扱い方：捨てる前にじっくり考える時間
3 専門家（整理収納アドバイザー）の意見：断捨離は「選択」のプロセス
4 断捨離のメリットとデメリット：自分にとって最適な方法を見つける
5 まとめ：後悔しないための断捨離

管理者自身の断捨離後悔談：思い出の詰まった木製オルゴール

数年前、断捨離ブームにのって勢いで処分してしまったものがあります。それは、祖父母から譲り受けた木製オルゴールです。少し傷んでいて、音もかすかにしか鳴らなくなっていましたが、祖父母が生きていた頃の温かい思い出が詰まった大切な品でした。「もう古くて使わないし…」と軽い気持ちで捨ててしまったのですが、今ではその時の判断を深く後悔しています。あのオルゴールの音色、そして祖父母との思い出は、写真や記憶だけでは完全に再現できない、かけがえのないものだったと痛感しています。

断捨離における「思い出」の扱い方：捨てる前にじっくり考える時間

質問者の方と同じように、私も「思い出はおぼえていればいい」という考え方には疑問を感じます。確かに、物に執着しすぎるのは良くありません。しかし、思い出を形として残すこと、そしてそれを「懐かしむ」行為には、心の健康を保つ上で重要な意味があると考えています。

断捨離は、単なる物の整理ではなく、自分自身を見つめ直す機会です。 そのためには、捨てる前に、その物と自分自身の関係性をじっくりと考える時間が必要です。

思い出の品を整理する際の具体的なステップ

* ステップ1：分類と選別：所有物を「思い出の品」「必要な物」「不要な物」の3つに分類します。
* ステップ2：思い出の品の見直し：思い出の品を一つずつ手に取り、その品物にまつわる記憶を呼び起こします。その際に、以下の点を自問自答してみましょう。
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この品物からどんな感情が湧き上がりますか？

この品物を手元に残すことで、どんなメリットがありますか？

この品物を手放すことで、どんなデメリットがありますか？

* ステップ3：デジタル化の検討：写真や手紙などの思い出の品は、デジタル化することで、場所を取らずに保存できます。高画質スキャナーやスマホアプリを活用しましょう。
* ステップ4：適切な保管場所の確保：思い出の品を保管する際は、専用の箱やアルバムを用意し、整理して保管しましょう。定期的に見直すことで、思い出を新鮮な気持ちで振り返ることができます。
* ステップ5：手放す決断：それでも手放す決断をした場合は、思い出を大切に保管してくれる人に譲ったり、適切な方法で処分しましょう。

専門家（整理収納アドバイザー）の意見：断捨離は「選択」のプロセス

整理収納アドバイザーの視点から見ると、断捨離は「選択」のプロセスです。すべての物を捨てるのではなく、本当に必要なもの、そして自分にとって大切なものを選び取る作業です。そのためには、自分の価値観やライフスタイルをしっかりと理解することが重要です。「今の自分にとって必要かどうか」だけでなく、「将来の自分にとって必要かどうか」という視点も大切です。

例えば、ケーキのヘラを例に挙げると、年に1回しか使わないとしても、それが「特別なケーキを作る時の楽しみ」につながるのであれば、手元に残す価値があるかもしれません。重要なのは、物への執着ではなく、その物にまつわる「感情」や「思い出」を大切にすることです。

断捨離のメリットとデメリット：自分にとって最適な方法を見つける

断捨離には、確かにメリットがあります。部屋が片付いてスッキリする、物が減ることでストレスが軽減される、などです。しかし、デメリットもあることを認識しなければなりません。大切な思い出を捨てることで後悔する、必要になった時に物が無くて困る、などです。

断捨離は万能薬ではありません。 自分にとって最適な方法を見つけることが重要です。無理にすべてを捨てる必要はありません。少しずつ整理を進め、自分にとって心地良い空間を作っていくことが大切です。

まとめ：後悔しないための断捨離

断捨離は、人生をより良くするための手段の一つです。しかし、闇雲に物を捨てるのではなく、自分の心と向き合い、本当に必要なもの、そして大切な思い出を大切に保管することが重要です。今回の私の後悔談が、皆さんの断捨離の参考になれば幸いです。大切なのは、物に縛られるのではなく、思い出を大切にしながら、自分らしい生活空間を築き上げていくことです。