断捨離とエコ、そして経済的な視点:本当に必要なものを見極める方法

断捨離について・・・ECOをとるか、機能性を選ぶか・・・。 お金で苦労した母は、「お金がないと誰もよって来ないよ。お金は誰も貸してくれないよ。お金がないと不安だし、惨めだよ。」と言われて育った私。 その為、物を大切にし、節約する事も覚えました。 若い頃は、仕事をするようになり自分で稼いだお金でオシャレもそれなりに楽しみましたが、洋服を買うと、「買ってきたの?使えばなくなっちゃうんだから、なるべくあるもので着こなすようにして、お金で持っていたほうがいいよ!」とよく言われました。 子供が産まれ、車を購入、家を購入すると、生活のためのお金を優先し、自分の物は最小限のものしか買わなくなりました。 その為に、服も何年も同じものを着て、飽きてきたら、実家からのもらい物などを着ています。 そんな母も家に物があふれると、食器や服を捨てるようにしますが、私にはそれができません。 10年以上使わなかった食器を処分したいのですが、使えるのにただ捨てるのはECOではないと思ってしまいます。 リサイクルショップだって、箱に入った新品しか引き取ってくれませんし、ただ捨てるのは罪悪感を感じてしまいます。 けれども、使わないのにただとっておくスペースがもったいない! 家族が多いので、物もあふれているので、部屋をすっきりさせたいのです! 主人には「1年着なかった服は捨てろ!」と言われますが、産後太って何年もはけなかった8千円ほどのリーバイスのジーンズが3人目出産後からはけるようになり、10年も長い間とっておいたけど、とっておいて良かったと思った事もあります。 いざ必要になった時にないと買わなければならなくなりますよね。 ときめくものだけを残す生活と雑誌で見ますが、それはお金に余裕がある人では?と思ったりもします。 お金の事もECOも考えずに自分のスッキリした生活の為に物を捨てた方がいいのでしょうか?! 皆さんの意見をお聞かせ下さい。補足フリマは、近くに車を置ける会場はあまりなく、子供が多いので子守役、車を移動させる人と分担して手伝ってくれる人(主人、親、友人)がいないので、私1人ではできません。 物をしまうスペースがなくなっているので、収納スペース以外のところに物があふれてしまっています。 一番の問題は使用した事のある食器や、子供が執着している大量玩具です。 使用済み食器を扱うリサイクル店は近くにはありません。

断捨離のジレンマ:エコと機能性、そして経済性のバランス

あなたは、エコへの配慮と経済的な事情、そして限られた収納スペースの中で、本当に必要なものを見極めることに悩んでいらっしゃいますね。 これは多くの人が抱える共通の悩みです。 「捨てる」という行為に罪悪感を感じながらも、生活空間の快適さを求める気持ち、そして経済的な不安との葛藤は、容易に想像できます。 この記事では、あなたの状況を踏まえ、断捨離を成功させるための具体的な方法と、エコ、経済性、機能性をバランス良く考慮した考え方をご紹介いたします。

1.断捨離の3つの軸:エコ、機能性、経済性のバランス

断捨離を進める上で、エコ、機能性、経済性の3つの軸を考慮することが重要です。 これらを全て満たすのは難しい場合もありますが、それぞれの要素を理解し、優先順位をつけることで、よりスムーズな断捨離を進めることができます。

1-1. エコの視点:資源の有効活用と廃棄物の削減

使えるものを捨てることに罪悪感を感じる気持ちは、環境問題への意識の高さを示しています。 しかし、不用品を放置することで、新たな資源の消費や、収納スペースの無駄遣い、ひいてはストレスの増加につながる可能性もあります。 エコを意識した断捨離とは、単に「捨てる」ことではなく、「資源の有効活用」と「廃棄物の削減」という視点を持つことです。

1-2. 機能性の視点:本当に必要なものか?

「10年以上使わなかった食器」や「1年着なかった服」は、本当に必要でしょうか? 確かに、いざ必要になった時にないと困るケースもあります。 しかし、長期間使っていないということは、そのアイテムがあなたの生活に不可欠ではない可能性が高いことを示唆しています。 機能性を重視するということは、日々の生活を快適にするために本当に必要なものを見極めることです。

1-3. 経済性の視点:お金と時間の節約

不用品を保管しておくことは、収納スペースの確保や整理整頓にかかる時間、そして精神的なストレスという「見えないコスト」を生み出します。 断捨離によって不要なものを処分することで、これらのコストを削減し、時間とお金を節約することができます。 また、不要なものを売却することで、新たな収入を得ることも可能です。

2.具体的な断捨離ステップ:あなたの状況に合わせた方法

あなたの状況を考慮し、以下のステップで断捨離を進めてみましょう。

2-1. カテゴリ分けと整理:まずは現状把握から

食器、衣類、玩具など、アイテムをカテゴリごとに分けて、一つずつ丁寧に見ていきましょう。 使用頻度、状態、思い出などをメモし、それぞれのアイテムについて客観的に評価します。

2-2. 処分方法の選定:リサイクルショップ以外も検討

リサイクルショップが新品しか引き取らないという状況であれば、他の処分方法を検討しましょう。

  • フリマアプリやオークションサイト: 写真を撮って出品する手間はかかりますが、比較的簡単に不用品を売却できます。 子供が多い状況では難しいかもしれませんが、少しずつ出品していく方法も検討できます。
  • 地域のリサイクルセンター: 多くの自治体では、粗大ごみとして処分する以外にも、リサイクルセンターで不用品を受け付けています。 食器などの扱いに注意が必要ですが、資源ゴミとして処理することで、環境への負荷を軽減できます。
  • 不用品回収業者: 有料ですが、まとめて回収してくれるので便利です。 特に、大量の不用品を処分する際に有効です。
  • 譲渡: 友人や知人に譲ることで、新たな所有者を見つけ、廃棄を減らすことができます。

2-3. 収納スペースの見直し:最適な収納方法を検討

収納スペースが不足しているという問題は、収納方法を見直すことで解決できる可能性があります。 収納用品を活用したり、空間を有効活用するための工夫を凝らすことで、より多くの物を収納できるようになります。 例えば、垂直収納、引き出し式収納、壁面収納などを検討してみましょう。

2-4. 子供の玩具の整理:子供の協力を得る

子供の玩具は、処分が難しいアイテムの一つです。 子供に、不要な玩具を選別させる際に、一緒に新しい収納方法を考えたり、不要な玩具を寄付するなど、子供にも参加してもらうことで、よりスムーズに断捨離を進めることができます。

2-5. 定期的な見直し:習慣化が重要

断捨離は、一度で終わらせるものではありません。 定期的に見直しを行い、不要なものを処分していく習慣を身につけることが大切です。 例えば、季節の変わり目や年に一度など、定期的な見直し日を設けることをおすすめします。

3.専門家の視点:整理収納アドバイザーのアドバイス

整理収納アドバイザーは、収納に関する専門知識と整理術のスキルを持つプロフェッショナルです。 断捨離に迷う場合は、整理収納アドバイザーに相談してみるのも一つの方法です。 プロの視点から、あなたの状況に合わせた最適な整理方法や収納術をアドバイスしてもらえます。

4.まとめ:無理なく、継続可能な断捨離を

断捨離は、単に物を捨てることではなく、より快適な生活空間を手に入れるためのプロセスです。 エコ、機能性、経済性のバランスを考慮し、無理なく継続できるペースで進めていきましょう。 大切なのは、完璧を目指さず、少しずつでも改善していくことです。 今回のステップを参考に、あなたにとって最適な断捨離を進めてください。

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