断捨離された部屋でパニック!整理整頓と片付けの悩みと解決策

愚痴です。断捨離にはまった母に、私の部屋を勝手に掃除されました。長文です。私はものの位置を覚えることが苦手です。小学校の時、「○○を取って」と言われたときに、頑張って探したのですが、どうしても見つけられなかったことが数多くありました。同じ場所を何度も確認して、そこにあるものを一つ一つ触りながら探して「ない」と結論付けた後で、私が何度も確かめたその場所に頼まれたものがあったこともたくさんありました。どうも私は一度「ない」と思いこむと、目の前にあっても、さわっても認識できなくなるようです。そういうわけで、私にとって、「整理された部屋」とは清潔な場所のことではなく、私がどこに何があるか、どこを探せばいいのかきちんと把握できている場所のことを言います。つまり、私の部屋は人から見て、清潔で、整理された場所ではないということです。長いですが、ここまでが前提です。ある日、サークルでの発表会を終えて、迎えに来てくれた母の車の中で、母に私の部屋を掃除したといわれました。その時はふーん、ありがとう、って感じでしたが、家に帰って、部屋に入って頭が真っ白になってしまいました。部屋に置いてあったほとんどのものが、中身の見えない箱に詰められていたんです。床に置いてあったものだけなら納得がいくんですが、これ系のものはこれ!って感じでかばんに入れてラックにつるしてあったものたちも、棚に入れてあったものたちも、わざわざ出されて箱に詰め込まれていたり、違う棚に入れられていました。もう頭の中で組み立てた式がぐちゃぐちゃです。次の日授業で使うものがどこにあるかもわからなくなってすごく困りました。母には、前述の小学校の時の思い出を話して、ハウスダストやカビで死んでも私のせいだから、もう私のものを勝手に動かさないで!というたぐいのことを言いました。あとどうしたらもう掃除しないでもらえますか?あと、私は、人から見て清潔な部屋では落ち着けません。補足自室ができてからは、母に頼んで掃除してもらったことはないですよ。自分の気分と都合に従って整えているつもりです。ただ、前にも事後承諾で勝手に掃除されてたことがあったんです。その時は、机の左右にものがよけられてたりとか、床に置いてあったものがどこかにかけてあったりとかいう程度だったんですけど……今回のは部屋の景色が変わってたんでパニックになってしまいました。

勝手に掃除された部屋のストレス…その原因と解決策

お母様の善意による断捨離が、かえって大きなストレスになっているとのこと、お気持ちよく分かります。 「整理整頓」に対する捉え方の違いが、今回のトラブルの根本原因です。お母様は「清潔で片付いた部屋」を目指したのに対し、あなたは「自分が物の場所を把握できる部屋」を望んでいるのです。この認識のずれを埋めることが、問題解決の第一歩となります。

物の位置を覚えるのが苦手な人のための整理術

あなたは、物の位置を覚えるのが苦手とのこと。これは決して珍しいことではありません。空間認知能力に個人差があるのは自然なことです。大切なのは、あなたの特性に合わせた整理方法を見つけることです。

  • 視覚的な整理: ラベルを徹底的に活用しましょう。透明な収納ケースを使う場合でも、中身が分かるようにラベルを貼ることで、どこに何があるか一目瞭然になります。写真付きラベルも効果的です。 例えば、「大学ノート(A5サイズ・赤)」「冬用マフラー(グレー)」など、できるだけ詳細に記載しましょう。
  • 定位置を決める: すべての物に定位置を決め、必ずそこにしまう習慣をつけましょう。定位置を決める際には、自分が使いやすい場所を選び、無理のない範囲で始めましょう。最初は、よく使うものから定位置を決めていくのがおすすめです。
  • 収納ケースの統一: 様々な大きさや色の収納ケースを使うと、どこに何が入っているか分かりにくくなります。同じ大きさ、同じ色の収納ケースを統一することで、視覚的な整理が容易になります。グレーの収納ケースを統一するなど、色の統一感も空間をすっきり見せる効果があります。
  • デジタル化: 写真を撮って、スマホやパソコンに保存するのも有効です。どこに何があるか分からなくなったら、写真を確認すればすぐに分かります。特に、細かいものや、似たようなものがたくさんある場合は効果的です。
  • 分類と整理: 物を種類別に分類し、収納しましょう。例えば、文房具は文房具ケース、衣類はクローゼットなど、カテゴリーごとに収納場所を決めると、探しやすくなります。さらに、カテゴリー内でも、よく使うものとそうでないものを分けて収納すると、さらに効率的です。

お母様とのコミュニケーション

お母様には、あなたの特性を理解してもらう必要があります。感情的に訴えるのではなく、具体的に説明することが重要です。

  • 具体的な事例を挙げる: 小学校の時のエピソードのように、具体的な事例を挙げて、あなたの苦労を説明しましょう。感情を込めるよりも、客観的な事実を伝える方が、理解を得やすくなります。
  • 整理整頓の定義を共有する: あなたにとっての「整理された部屋」と、お母様にとっての「整理された部屋」の違いを明確に伝えましょう。お互いの考え方を理解し合うことで、誤解を防ぐことができます。
  • ルールを決める: 今後は、あなたの部屋を掃除する際には、必ず事前にあなたに相談する、というルールを決めましょう。そして、掃除をする際には、一緒に作業をすることで、お母様もあなたの整理方法を理解し、尊重してくれるようになるでしょう。
  • 感謝の気持ちを伝える: お母様の善意を否定するのではなく、感謝の気持ちを伝えつつ、あなたの気持ちを丁寧に説明することが大切です。 「掃除してくれたのは嬉しいけど、私のやり方だと探しやすくて…」のように、感謝と要望を同時に伝えることで、よりスムーズなコミュニケーションが期待できます。

専門家の視点:整理収納アドバイザーのアドバイス

整理収納アドバイザーの視点から見ると、このケースは「整理収納のパーソナライズ」が重要です。 お母様は一般的な整理収納のノウハウに基づいて行動したのでしょうが、個々のニーズに合わせた整理収納こそが、真の片付けの成功につながります。

整理収納アドバイザーは、クライアントのライフスタイルや性格、そして物の扱い方などを丁寧にヒアリングし、最適な整理収納方法を提案します。 今回のケースでは、あなた独自の整理方法を尊重し、それを維持できるようなサポート体制を作ることが重要です。

例えば、お母様には、あなたの部屋の整理方法を写真付きで説明したマニュアルを作成し、共有するのも有効です。 そうすることで、お母様はあなたの整理方法を理解し、勝手に物を動かすことを避けられるようになるでしょう。

具体的な行動計画

1. 現状把握: まず、あなたの部屋にある物をすべてリストアップし、どこに何があるかを把握しましょう。写真付きで記録しておくと、後々役立ちます。
2. 収納の見直し: 現在使用している収納ケースや棚などをチェックし、使い勝手の良いものに変更しましょう。グレーの収納ボックスを統一するなど、見た目にも統一感を持たせると、探しやすい部屋になります。
3. ラベル作成: すべての収納ケースや棚に、中身が分かるようにラベルを貼りましょう。写真付きラベルも効果的です。
4. 定位置決め: すべての物に定位置を決め、必ずそこにしまう習慣をつけましょう。
5. お母様との話し合い: お母様と話し合い、あなたの部屋の整理方法を理解してもらい、ルールを決めましょう。
6. 継続: 整理整頓は一度で終わるものではありません。継続して行うことで、より快適な空間を作ることができます。

まとめ

今回の問題は、整理整頓に対する考え方の違いと、個々の特性を理解していないことによって発生しました。 お母様との良好な関係を維持しながら、あなたにとって快適な空間を作るためには、お互いの理解とコミュニケーションが不可欠です。 具体的な行動計画を実行し、あなた自身の整理方法を確立することで、安心して過ごせる部屋を実現しましょう。

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