文鳥の雛の飼育:餌の量が少ない、水分摂取が多い場合の対処法

文鳥の雛についてです。すでに飛び初めている、まだ一人餌になっていない文鳥の雛を飼い始めました。生後の正しい日数は分かりませんが30日くらいだと思います。心配なのはあまり餌を食 べないということです。購入した店は小鳥専門店でうるさいくらい鳴き声がしていました。私は一人暮らしで部屋は静かです。迎えた日は餌を食べず、嘴は開けますが近づけると閉じて育て親に詰めた餌の水分を吸っていました。翌朝も同じような状態だったので、店に連れていって餌をやってもらいました。店主によると餌のやり方が悪かったようです。また店で一羽だけで食べたので、これからは食べるだろうということでした。確かにこの日から家でも食べるようになったのですが、一回の量が少ないです。大体一回で2~3センチ分くらいしか食べません。そのあとは水分を吸って、すぐに眠っています。店では1日4回のさし餌だったということですが、食べる量が少ないので1日6回くらいやっています。底にあわ玉をまいたり、餌入れにも入れていますが、ほとんど食べられず嘴からこぼしています。寝ることについては雛なのでいのかなと思いますが、水分をすごくとるのがなにか病気のサインなのかと心配です。糞ついてはキレイなものをしています。ただ、やはり水分を多くとるので固形の糞がない、透明~やや黄色のものもします。夜は小さいキャリーで寝かせ、昼間はゲージに入れています。大体温度は25度前後、湿度は60%くらいです。先代の子の小さいころとちょっと様子が違うので心配です。

文鳥の雛の餌やりと健康状態の確認

30日齢程度の文鳥の雛は、一人餌への移行期であり、食欲や排泄の状態に変化が見られることは珍しくありません。しかし、餌の摂取量が少なく、水分摂取が多いという状況は、注意深く観察する必要があります。 まずは、ご心配な点について、一つずつ確認していきましょう。

餌の量が少ない場合

一回の餌の量が2~3cm程度というのは、やや少ない印象です。文鳥の雛は、成長段階によって必要な餌の量が大きく異なります。30日齢であれば、まだ十分に成長しきっていない可能性があります。

  • 餌の種類と質:現在与えている餌の種類と品質を確認しましょう。栄養価の高い、雛用の餌を使用しているか確認し、必要であれば変更を検討しましょう。小鳥専門店で推奨された餌であれば問題ない可能性が高いですが、念のため確認することをお勧めします。
  • 餌の温度:雛鳥は、体温を維持するために、餌の温度も重要です。人肌程度の温度に温めてから与えるようにしましょう。冷たい餌は消化不良を起こす可能性があります。
  • 餌やりの頻度と量:1日6回という頻度は、状況によっては適切かもしれません。しかし、毎回の量が少なすぎる場合は、頻度を維持しつつ、一回あたりの量を増やすことを試してみましょう。少しずつ増やして、雛の反応を見ながら調整することが大切です。無理強いせず、雛が満足するまで与えることが重要です。
  • 餌の与え方:餌の与え方にも工夫が必要です。雛が落ち着いて食べられるように、静かな場所で、優しく、ゆっくりと与えましょう。ストレスを感じさせないことが重要です。
  • 環境:静かな環境は良いですが、雛鳥は適度な刺激も必要です。他の文鳥の鳴き声の録音などを試してみるのも良いかもしれません。ただし、過度な刺激は避けましょう。

水分摂取が多い、下痢気味の場合

透明~やや黄色の水様便は、消化不良や感染症の可能性を示唆しています。脱水症状を防ぐため、水分補給は重要ですが、過剰な水分摂取は、健康状態の悪化につながる可能性があります。

  • 水分摂取量:水分摂取量を記録し、変化を監視しましょう。急激な増加が見られる場合は、獣医への相談が必要です。
  • 糞の状態:糞の状態を毎日記録しましょう。色、形状、量などを詳細に記録することで、健康状態の変化を早期に発見できます。写真撮影も有効です。
  • 獣医への相談:下痢が続く場合や、元気がない、ぐったりしているなどの症状が見られる場合は、すぐに小鳥を診ることのできる獣医に相談しましょう。早めの対処が重要です。

環境について

温度と湿度は適切に保たれているようです。しかし、キャリーとゲージの使い分けについて、昼間はゲージで自由に動き回れるようにする方が良いでしょう。キャリーは就寝時のみの使用に限定しましょう。

専門家のアドバイス

小鳥専門医や経験豊富なブリーダーに相談することも有効です。彼らは、個々の状況に合わせた適切なアドバイスを提供してくれます。写真や動画を撮って、相談時に提示することで、より的確なアドバイスを得られる可能性が高まります。

まとめ

文鳥の雛の飼育は、細やかな注意が必要です。餌の量が少ない、水分摂取が多いといった症状は、軽微な問題から深刻な病気まで、様々な原因が考えられます。日々の観察を怠らず、少しでも異常が見られた場合は、すぐに獣医に相談しましょう。早期発見と適切な処置が、雛の健康を維持するために不可欠です。

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