顔にとまる文鳥… いつもお世話になります。飼って１ヶ月ほどの文鳥2羽、放鳥になれてきて好奇心旺盛になり、行動範囲が広がってきました。 リビング繋がりの子ども部屋が一瞬あいた隙にシュッと飛び込んで驚きました。挟まれていたらおしまいでした(ToT) また、私の顔のまわりで遊ぶ際、だんだん顔に興味が出てきて、鼻や頬などお構いなしにとまろうと足でつかみかかってくるので困ります。 明日からマスクしようかと思うほどです。 放鳥の経験上の危険やアドバイスがありましたら教えてください。 今のところ床に降りたり歩いたりはしません。
Contents
文鳥の放鳥：安全確保のための対策と注意点
文鳥を飼って1ヶ月、好奇心旺盛な文鳥たちの行動範囲が広がり、新たな課題が出てきたことと思います。リビングと繋がった子ども部屋への侵入や、顔にとまる行動は、文鳥と安全に暮らすための対策が必要なサインです。この記事では、文鳥の放鳥における危険性と、具体的な安全対策、そしてインテリアとの調和についても解説します。
放鳥中の危険性と事故防止
文鳥の放鳥は、文鳥の健康と心の豊かさのために非常に重要です。しかし、同時に様々な危険が潜んでいます。
- 脱走：窓やドアの隙間、換気扇などから脱走する可能性があります。網戸や窓の開閉には細心の注意が必要です。脱走防止ネットの設置も有効です。
- 家具や家電との接触：好奇心旺盛な文鳥は、家具や家電にぶつかったり、挟まれたりする可能性があります。特に、テレビやパソコンなどの電子機器は危険です。家具の配置を工夫し、危険な場所には近づけないようにしましょう。
- 危険物への接触：洗剤、薬品、食品など、文鳥にとって危険な物質に触れないように注意が必要です。これらの物は文鳥の手の届かない場所に保管しましょう。
- ペットとの接触：猫や犬などの他のペットがいる場合は、文鳥が襲われる危険性があります。放鳥中は他のペットと完全に隔離する必要があります。
- 室温と換気：文鳥は温度変化に弱いため、室温管理に注意が必要です。また、換気扇の羽などに巻き込まれないよう、注意が必要です。
文鳥が顔にとまるのを防ぐ方法
文鳥が顔にとまるのは、あなたを仲間として認識し、親しみを込めているからかもしれません。しかし、衛生面や安全面から、顔にとまられるのは避けたいところです。
- おもちゃの提供：文鳥が興味を持つおもちゃをたくさん与えましょう。おもちゃに気を取られることで、顔にとまる回数を減らすことができます。例えば、鈴や鏡、小枝などです。様々な素材や形状のおもちゃを用意することで、文鳥の飽きを防ぎます。
- 遊びの時間を決める：放鳥時間を決めて、その時間以外はケージに戻すようにしましょう。放鳥時間を短くすることで、文鳥が顔にとまる機会を減らすことができます。また、疲れて眠くなった文鳥は比較的おとなしくなります。
- 場所の制限：文鳥が自由に動き回れる範囲を限定しましょう。例えば、リビングの一角に安全なスペースを作り、その範囲内で放鳥させることで、危険を回避できます。安全なスペースには、止まり木や遊び道具などを配置しましょう。
- スキンシップの工夫：文鳥があなたに近寄ってきたら、優しく撫でたり、おやつを与えたりすることで、顔にとまる代わりに、他の方法でスキンシップを楽しみましょう。文鳥との信頼関係を築くことが重要です。
インテリアと文鳥の安全性の両立
文鳥の安全性を確保しながら、素敵なインテリアを楽しむためには、以下の点に注意しましょう。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- 安全な素材の家具を選ぶ：文鳥が噛んだり、とまったりしても安全な素材の家具を選びましょう。例えば、無垢材の家具や、塗装されていない家具がおすすめです。毒性のある塗料や接着剤を使用していないかを確認することが重要です。
- 危険な物の収納：文鳥が触れてはいけないもの（洗剤、薬品、小さな部品など）は、高い場所に収納したり、扉付きの収納家具にしまったりしましょう。特に、子ども部屋にある危険物は要注意です。
- カーテンやブラインドの安全対策：カーテンやブラインドのコードは、文鳥が絡まって窒息する危険性があります。コードを短くしたり、コードカバーをつけたりするなどの対策が必要です。コードレスのカーテンやブラインドも選択肢の一つです。
- 植物の選び方：文鳥にとって有毒な植物は避けましょう。安全な植物を選ぶか、文鳥が触れない場所に飾るようにしましょう。観葉植物を選ぶ際は、事前に文鳥にとって安全な植物かどうかを調べておくことが重要です。
専門家からのアドバイス
鳥類専門の獣医師によると、「文鳥の放鳥は、十分な安全対策を講じた上で、鳥自身の健康と幸せのために非常に重要です。しかし、事故を防ぐために、飼い主さんの注意深い観察と適切な対策が不可欠です。少しでも危険な状況を感じたら、すぐに文鳥を安全な場所に移動させましょう。」とのことです。
まとめ
文鳥の放鳥は、楽しい反面、様々な危険が伴います。この記事で紹介した対策を参考に、文鳥と安全で快適な生活を送ってください。インテリアと文鳥の安全性を両立させることで、あなたと文鳥、そしてご家族みんなが幸せな時間を過ごせるようにしましょう。 もし、文鳥の行動に不安を感じたり、事故が起きた場合は、すぐに獣医師に相談することをお勧めします。
