文鳥がドアに挟まれた!怪我はないけど元気がない…回復の見込みとケア方法

飼ってる文鳥がドアに挟まれました。昨日、文鳥を室内で放しているところ起こった事故です。私ではないのですが、母が部屋を出ようとしたところ、文鳥が後ろからついてきていることに気がつかずドアを閉めてしまって文鳥を挟んでしまいました。(しかも一回あれ、閉まらないな?と思って2回くらいグッと閉めたところで後ろを振り返ると文鳥が挟まってるのに気がついたそうです・・・)文鳥は幸い外見の怪我はないのですが、歩き方がトボトボした感じで元気がないです。毎日チュンチュン鳴いていたのに今はほとんど鳴かず、ずっと止まり木に大人しく止まって目をつぶったりたまに口をあけて震えてたりします。怪我はないですが、見えない体の中が悪くなったりしてるのでしょうか?あと、飛べなくなりました。手に乗せても力がなく落ちてしまいます。とても可愛がってたので、心配です。時間が経てば元のように元気に飛べるようになりますか?また、手乗りで人にとても慣れていたのに挟まれたショックか、おいでと言ってもすぐに来なくなりました。

文鳥のドア挟み事故:外傷がない場合でも注意が必要な理由

文鳥がドアに挟まれるという事故、大変でしたね。幸い外傷がないとのことですが、内臓損傷や衝撃による後遺症の可能性があります。文鳥の様子(トボトボとした歩き方、鳴かない、震える、飛べない、人への反応の変化)から、軽度の外傷や内出血、衝撃によるストレスなどが考えられます。 すぐに獣医さんに診てもらうことを強くお勧めします。

レントゲン検査で内臓の異常をチェック

獣医さんはまず文鳥の状態を詳しく診察し、必要に応じてレントゲン検査を行います。これにより、骨の骨折や内出血、内臓への損傷の有無を確認できます。レントゲン検査では、目に見えない骨折や内出血なども発見できるため、非常に重要です。

血液検査で体の状態を把握

レントゲン検査に加え、血液検査も有効です。血液検査では、貧血や感染症、肝機能障害などの有無を確認できます。これらの検査結果を総合的に判断することで、文鳥の体の状態を正確に把握し、適切な治療を行うことができます。

文鳥の回復を促すための具体的なケア

獣医さんの診察と治療が最優先ですが、ご自宅でもできるケアがあります。

安静を確保する

まずは静かな環境で十分な休息を取らせることが重要です。ケージは明るい場所ではなく、落ち着ける場所に置きましょう。騒音や振動を避け、ストレスを与えないように心がけてください。ケージの掃除も、文鳥が落ち着いてから行いましょう。

保温に配慮する

文鳥は寒さに弱いため、適温を保つことも大切です。特に夜間は、保温器具を使ってケージ内の温度を適切に保ちましょう。ただし、温度が高すぎると脱水症状を起こす可能性があるので、温度計で確認しながら管理することが重要です。

栄養バランスの良い食事

普段食べている餌に加え、栄養価の高い餌を与えることも重要です。例えば、すりつぶした野菜や果物などを少量与えてみましょう。ただし、与える量や種類は獣医さんに相談することをお勧めします。水分補給も忘れずに行いましょう。

ストレス軽減策

ドア挟み事故によるストレスは、文鳥の行動や健康に大きな影響を与えます。そのため、ストレスを軽減する工夫が重要です。

  • ケージの位置を変える:今までと違う場所にケージを移動することで、環境の変化からストレスを軽減する効果が期待できます。
  • お気に入りの玩具を用意する:文鳥が安心して過ごせるように、お気に入りの玩具や止まり木を用意しましょう。新しい玩具を用意することで、好奇心を刺激し、ストレス軽減に繋がる可能性があります。
  • 優しく声をかける:優しく声をかけることで、文鳥に安心感を与えることができます。ただし、無理強いはせず、文鳥のペースに合わせて接しましょう。
  • ケージカバーを使用する:ケージカバーを使用することで、文鳥に安心感を与え、落ち着いて過ごせる環境を作ることができます。ただし、換気には十分注意しましょう。

専門家のアドバイス:鳥類専門の獣医への相談

文鳥の健康状態に不安がある場合は、鳥類に詳しい獣医に相談することが重要です。一般の動物病院ではなく、鳥類専門の病院を受診することをお勧めします。専門医は、文鳥の症状を的確に判断し、適切な治療法を提案してくれます。

飛べない、人懐っこさがなくなった場合の対処法

飛べないことや、人懐っこさがなくなったことは、事故によるショックやケガが原因と考えられます。

飛ぶ練習

獣医さんの許可が出た後、少しずつ飛ぶ練習をさせてみましょう。最初は短い距離から始め、徐々に距離を伸ばしていきます。無理強いはせず、文鳥のペースに合わせて練習しましょう。

信頼関係の再構築

人懐っこさがなくなった場合は、時間をかけて信頼関係を再構築する必要があります。焦らず、優しく接し、文鳥が安心して近づいてくるのを待ちましょう。おやつなどを与えながら、ゆっくりと距離を縮めていくことが重要です。

まとめ:早期の獣医受診と丁寧なケアが大切

文鳥がドアに挟まれた事故は、たとえ外傷がなくても、内臓損傷やストレスを引き起こす可能性があります。そのため、早期に獣医さんに診てもらい、適切な治療を受けることが重要です。獣医さんの指示に従い、安静を確保し、栄養バランスの良い食事を与え、ストレスを軽減するケアを行うことで、文鳥の回復を促すことができます。焦らず、根気強くケアを続けることが、文鳥の健康回復への近道です。

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