敷金0物件の退去費用:1Kマンションの場合の費用と注意点

敷金0物件のマンションの退居費用について質問お願いしたいです。契約時礼金は1ヶ月払いましたが敷金は無しの物件でした。ちなみに1年10カ月程住みこの度あと1ヶ月くらいで退去する事になっています(退去通知は書留で発送済み)。で質問なんですが、1K78000円の物件なんですがおよそ退去時にはいくらくらいかかる予想でしょうか?ちなみにタバコは吸っていなく、壁にはヘアカラーがこすれてついた汚れ、角で外につきだしたデザインのクローゼットの様な一畳くらいのスペースが湿気がたまりやすく、壁にカビが少しとひっかきキズ。一年前くらいに14階だてマンションの7階の角部屋なんですが、ゲリラ豪雨の頃に外壁の防水の老朽化により雨の打ち付けで天井から漏水。この時は管理会社負担で天井の壁紙の張り替えをしたのですが、その次の日にまた不運にもゲリラ豪雨でまた漏水で、その際は天井の張り替えたばかりのクロスを管理会社と修理業者が来て穴を空け、漏水した水をだして応急処置のみで、その後、原因は調べます以来修理にもこないし、当方も仕事してる為に1、2度電話連絡は来ましたがタイミング合わず出れなかったら、それ以降かかってこないまま放置されたままです。当方家賃の2ヶ月分くらい準備しておけば退去費用まかなえるかなと考えていますが、もっとかかってしまいそうですか?ちなみに分譲の賃貸物件だった為に半年前くらいに部屋の所有者が不動産屋さんに変わった為に、何だか高額請求などでうまく丸められそうで怖いです。ちなみに家賃は2、3日や一週間くらい家賃振り込みが遅れてしまう事もありました。ただ一週間など遅れる場合は不動産屋さんに電話入れていました。長々すみません。

敷金0物件の退去費用:予想と注意点

敷金0の1Kマンション(家賃78,000円)からの退去費用は、状況によって大きく変動します。家賃2ヶ月分では足りない可能性が高いです。 ご質問の状況を踏まえ、考えられる費用と、高額請求を避けるための対策を詳しく説明します。

予想される退去費用

まず、一般的な退去費用として考えられる項目は以下の通りです。

  • 原状回復費用:これは最も大きな費用となります。壁のヘアカラー汚れ、カビ、引っ掻き傷などが該当します。特に、カビは専門業者による清掃が必要な場合があり、費用が高額になる可能性があります。また、クローゼット内の湿気によるカビは、管理状態に問題があった可能性も考えられ、費用負担の交渉余地があるかもしれません。
  • 清掃費用:一般的な清掃費用は数万円程度ですが、汚れの程度によっては高額になる可能性があります。特に、カビやペットの汚れなどは高額になります。
  • 鍵交換費用:退去時に鍵の交換が必要な場合があります。これは数千円程度です。
  • その他費用:水道料金、電気料金、ガス料金などの未払い料金、あるいは、家賃の遅延による違約金などが発生する可能性があります。一週間程度の遅延は電話連絡済みとのことですが、契約書に明記された遅延に対するペナルティを確認しましょう。

ご質問の場合、天井の漏水は管理会社の責任が大きく、原状回復費用は管理会社が負担すべき部分が多いと考えられます。しかし、応急処置のみで放置されている現状では、交渉が必要になります。

漏水問題への対応

天井の漏水については、写真や動画で証拠をしっかりと残しておくことが重要です。漏水の状況、管理会社との連絡履歴、修理業者とのやり取りなどを記録しておきましょう。これらの証拠は、費用負担の交渉に役立ちます。

漏水は、管理会社の責任が問われる可能性が高いですが、「原因究明と適切な修理」を強く求める必要があります。単なる応急処置では、再発のリスクが高く、今後の居住者にも被害が及ぶ可能性があります。

専門家(弁護士や不動産相談窓口)に相談することも検討しましょう。特に、分譲賃貸物件で所有者が変わった直後という状況は、高額請求のリスクを高める可能性があります。

高額請求を避けるための対策

高額請求を避けるためには、以下の対策が有効です。

  • 退去の1ヶ月前に、管理会社と面談し、現状を確認してもらう。 現状を写真や動画で記録し、管理会社に共有しましょう。これにより、後日のトラブルを減らすことができます。
  • 退去費用明細書を丁寧に確認する。明細書に記載されているすべての項目を理解し、不明な点があればすぐに質問しましょう。不当な請求があれば、交渉するか、専門家に相談しましょう。
  • 契約書をよく確認する。契約書には、原状回復義務や費用負担に関する規定が記載されています。契約書の内容をよく理解し、それに基づいて交渉を進めましょう。
  • 証拠をしっかり残す。写真や動画、メールなどの記録は、後日のトラブルを防ぐために非常に重要です。すべてのやり取りを記録しておきましょう。
  • 必要に応じて専門家に相談する。弁護士や不動産相談窓口などに相談することで、適切な対応策を検討することができます。

具体的な費用見積もり

正確な費用見積もりは、現状を確認した上で専門業者に依頼する必要がありますが、ご質問の状況から推測すると、以下の費用がかかる可能性があります。

  • 壁の汚れ・カビ:3万円~10万円(範囲や汚れの程度により大きく変動)
  • 清掃費用:2万円~5万円
  • 鍵交換費用:1万円~2万円
  • その他費用(家賃遅延など):数千円~数万円

これらの費用を合計すると、最低でも7万円~20万円程度かかる可能性があります。家賃2ヶ月分では足りない可能性が高いです。

まとめ

敷金0物件の退去費用は、敷金のある物件と比べてリスクが高いため、十分な準備が必要です。 管理会社とのコミュニケーションを密に取り、証拠をしっかりと残し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。 高額請求を避けるためには、事前に現状を把握し、管理会社と丁寧に交渉することが重要です。

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