敷金返還請求と高齢者世帯のトラブル解決:弁護士相談と具体的な対応策

憎たらしい大家が敷金を返さないと言っています。20年間祖父母が住んでいた家の敷金70万を大家が返しません。補修費が〜ごにょごにょと!!!20年住んでましたが祖父母は非常に大切に使っていて画鋲さえも刺さないようにしていたんですよ?その補修代金をなぜ敷金から払うのでしょうか。ある程度はしかたがないのはわかりますが70万全部補修費に使ったとか笑えてきます。こいつらはずっと祖父母に他の家の家賃が下がったことも教えず高額なまま搾取してきました。きっと敷金も最初から返す予定はなかったんでしょう。何もわからない高齢者ですから。それが後ろめたいのか祖母にやたら優しくしてたようです。1年前上の階の住人が水漏れをおこし壁全体水びたしになりました。壁は汚くカビだらけで水もれをなおしただけで壁も放置で補修もされませんでした。大家はうまく祖父母をごまかしたようです。その水漏れ工事の時に片付けようとした荷物でバランスを崩した祖父が寝たきりになったんです。どんどん悪くなり病院からはもういつ亡くなってもおかしくないと言われました。そのまま祖父は入院生活になり祖母を引き取り家を出ました。ですが、その後他の部屋に移ろうとした叔父にネットでは敷金礼金無料なのに取ろうとしたり、家賃を高額でふんだくろうとしたり(指摘するとムスっとしてしぶしぶ承知したそうです)。もう祖父は長くはありません。明日死んでもおかしくないほどです。祖父のお金を取り戻すにはどうすればいいんでしょうか?祖父が大切に貯めたお金をあいつらに奪われたくありません。また、契約本人の祖父が死んだ場合法的に何か問題は起こりますか?他の叔父(保証人)が補修費の明細を見せろと言ってもうやむやに引き伸ばしているようです。このままじゃ本人が死んだから関係ねーよと逃げられてしまうんじゃないでしょうか?憎くて憎くてたまりません!!!もちろん何かするわけではありませんし、家賃のことはしかたがない事だとわかっています。ですが一言文句を言って怒鳴ってやりたいくらいです(私は孫なので部外者なんですが・・・)。納得できません。弁護士さんに相談してもしかたないよと言われてしまうんでしょうか・・・我が家も苦しいので正直弁護士さんに相談するか迷います。いまは家族親戚で弁護士さんに相談するか話し合っています。どうしたらいいんでしょう?泣き寝入りするしかありませんか?悔しいです・・・補足もう本人がほぼ危篤状態で数日持つかどうかです。その場合でも訴訟はできますか?保証人の叔父、相続人(祖母ですかね?)名義にすればよいのでしょうか?

高齢者の敷金トラブル:解決への道筋

高齢者の賃貸トラブル、特に敷金返還問題においては、大家の悪質な行為も少なくありません。ご祖父母のケースは、長年の信頼関係を悪用した搾取行為と、不当な補修費用請求、そして事故発生後の対応のずさんさなど、多くの問題点が指摘できます。感情的になるのも無理はありませんが、冷静に解決策を探る必要があります。

1. 証拠集めが最優先

まずは、可能な限り証拠を集めることが重要です。以下の項目を徹底的に調べ、記録・保管しましょう。

  • 賃貸借契約書:契約内容、敷金金額、更新履歴などを確認します。
  • 家賃領収書:家賃支払いの履歴を証明します。
  • 修繕履歴:過去の修繕依頼や対応状況を記録した書類、写真、メールなどを集めます。特に、水漏れ事件に関する記録は重要です。
  • 写真・動画:部屋の状態、損傷状況、カビ、水漏れ跡などを撮影した写真や動画は強力な証拠となります。
  • 証言:近隣住民など、大家の対応や祖父母の生活状況について証言できる人がいれば、証言を得て記録しておきましょう。

特に、大家が「補修費70万円」と主張している部分については、詳細な明細書の開示を請求しましょう。不当な請求であれば、その根拠を明確に示させることが可能です。

2. 弁護士への相談:専門家の力を借りる

ご自身で対応するよりも、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は法律の専門家であり、証拠に基づいて適切な対応策を提案してくれます。

  • 費用面:弁護士費用が心配かもしれませんが、法律扶助制度を利用できる可能性もあります。経済状況を弁護士に相談することで、費用負担を軽減できる場合があります。
  • 交渉:弁護士が大家と交渉することで、和解による解決が期待できます。交渉がうまくいかない場合は、訴訟も視野に入れた対応が可能です。
  • 訴訟:訴訟は時間と費用がかかりますが、最終手段として有効です。裁判で勝訴すれば、敷金の返還だけでなく、損害賠償も請求できます。

祖父の危篤状態に関わらず、訴訟は可能です。ただし、訴訟準備に時間を要することを考慮し、早めの行動が重要です。

3. 相続と保証人について

祖父が亡くなった場合、相続手続きが必要になります。相続人は祖母であり、祖母が敷金返還請求を行うことになります。叔父が保証人である場合、大家は叔父にも請求してくる可能性がありますが、叔父は不当な請求であれば拒否できます。

  • 相続手続き:祖父の死亡後、相続手続きを行い、相続人である祖母が敷金返還請求の権利を相続します。
  • 保証人の責任:保証人は、借主(祖父)が家賃や損害賠償を支払えない場合に責任を負いますが、不当な請求には責任を負う必要はありません。叔父は、補修費の明細を請求し、不当な部分があれば拒否する権利があります。

4. 具体的な行動計画

  1. 証拠集め:すぐに証拠集めに着手しましょう。写真、動画、契約書、領収書などを整理します。
  2. 弁護士相談:信頼できる弁護士を探し、相談予約を取りましょう。相談内容を事前にまとめておくことで、効率的な相談が可能です。
  3. 交渉:弁護士を通して大家と交渉を行い、敷金の返還を請求します。和解を目指しましょう。
  4. 訴訟:交渉が失敗した場合、訴訟を検討します。弁護士のアドバイスに従い、必要な手続きを進めましょう。

専門家の視点:高齢者を守るための対策

高齢者世帯は、悪質な大家による搾取の被害を受けやすい立場にあります。今回のケースのように、高齢者の弱点を突いた行為は許されるべきではありません。

高齢者を守るためには、以下のような対策が重要です。

  • 契約内容の確認:契約書の内容を十分に理解し、不明な点は弁護士などに相談しましょう。特に、敷金に関する規定は念入りに確認することが重要です。
  • 定期的な点検:定期的に部屋の状態をチェックし、修繕が必要な場合はすぐに大家に連絡しましょう。写真や動画で記録を残しておくことが重要です。
  • 信頼できる相談窓口:高齢者相談窓口や弁護士会などの相談窓口を活用しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

今回のケースは、高齢者に対する悪質な行為であり、決して泣き寝入りすべきではありません。証拠集めを徹底し、弁護士に相談することで、敷金の返還、そして損害賠償請求の可能性も開けます。ご祖父母の尊厳と権利を守るため、迅速かつ適切な行動を起こすことが重要です。

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