敷金精算トラブル!退去時の修繕費用請求の妥当性を検証します

敷金について質問です。8月末に6年3ヶ月入居していた部屋を退去いたしました。引越し2日前に大家さんと不動産担当者による立会い、必死に掃除をしていたところ「私たちがやっても垢抜けないんだから、業者入れるからやらなくていいからね」と言われました。そのときに、ここを修繕・ここを負担などの話が無く、後日電話がかかってきて負担金があるとのことでした。「10万円内でやれると思っていたけれど、無理みたいでね」と・・・家賃は53,000円、敷金は100,000円です。畳(6帖)・襖(4枚)34,440円 水道工事 60.302円(ロータンク用密着パッキンセット@4,500 送料1.300 洗面化粧台用代付混合水栓 @10,800 ストレートアングル止水栓@5,700×2 フレキチューブ @860×2 混合シャワー水栓用吐水口 @1,710 同上取替え工事 @20.000 諸経費6,000) ガラス 20,000円 カーペット張替え 34.800円 清掃費 68,250円 以上 217,792円請求されています。他、クロス張替え 和室 25㎡@1,100 27,500円 洋間1 26,950円 洋間2 25,850円 玄関 LDK 42,900円 洗面・トイレ 29,700円 は、大家さんが負担してくれるみたいです。当方、タバコを吸っており、壁も子供の落書きなどがありました。洋間2はほとんど使っておらず、洗面・玄関のクロス張替えも?の現状です。掃除してもらえるの一言に掃除をしてこなかった私にも落ち度がありますが、請求は正当ですか?また、ややこしいことに前に住んでいたところの大家さんと同じということもあり、敷金は前1年弱住んでいたところの敷金をスライドさせてもらい、この物件に関しては、前に2~3年ほど住んでいた方の現状そのままに入りました。私たちが負担すべきところはどこですか?クロス分をやってもらえるから水道工事が私たち負担なのか?とも思ってしまいますが、納得できない自分がいます。証拠などなにもとらずに出てきてしまいました。泣き寝入りするしかありませんか?長文乱文申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。補足ちなみに、3LDKのお部屋でした。

退去時の敷金精算トラブル:請求金額の妥当性と対処法

6年3ヶ月居住された賃貸物件の退去に伴い、217,792円の修繕費用請求が発生したとのこと。これは、敷金100,000円を大きく超える金額であり、ご心配もごもっともです。請求内容の妥当性と、今後の対処法について詳しく解説します。

請求内容の詳細分析:何が正当で何が不当か?

請求の内訳を項目ごとに見ていきましょう。

正当な可能性が高い項目

* 畳(6帖)・襖(4枚)34,440円:経年劣化による交換費用は、通常借主負担とはなりません。しかし、著しい損耗(破損など)があれば、借主負担となる可能性があります。写真や動画などの証拠があれば有利です。
* 水道工事 60,302円:これは、使用状況によって判断が分かれます。経年劣化による老朽化であれば大家負担の可能性が高く、借主の使用による故障であれば借主負担となります。具体的な故障箇所と原因が重要です。
* ガラス 20,000円:破損の原因が借主の過失によるものであれば借主負担です。そうでなければ大家負担となります。
* カーペット張替え 34,800円:これも、損耗状況が鍵となります。通常の使用による摩耗であれば大家負担、著しい汚れや破損であれば借主負担の可能性があります。
* 清掃費 68,250円:通常の清掃を超える汚れや、タバコのヤニによる汚れ、子供の落書きなどがあれば、借主負担となる部分があります。しかし、68,250円という金額は高額なため、内訳の明細を確認する必要があります。

不当の可能性が高い項目、もしくは詳細確認が必要な項目

* クロス張替え:和室、洋間1、洋間2、玄関、LDK、洗面・トイレのクロス張替え費用は、大家負担とのことですが、タバコによるヤニ汚れや子供の落書きなどが原因で、通常の経年劣化を超える損耗がある場合は、その部分の費用負担を求められる可能性があります。

  • 具体的な損傷箇所の写真や動画の証拠を提出しましょう。写真がないと、大家さんの言い分が優先されやすいため、非常に重要です。
  • 損傷の程度によって、負担割合が変わる可能性があります。例えば、一部の汚れのみであれば部分的な補修で済むかもしれません。

* 立会いの際の状況:引越し2日前に「業者を入れるからやらなくていい」と言われたにも関わらず、後日高額な請求が来たことは問題です。この発言は、大家側が修繕費用を負担する意思表示と解釈できる可能性があります。

  • この発言を録音していたり、証人(例えば、手伝いに来た友人など)がいる場合は、有利な証拠となります。
  • メールやメッセージのやり取りがあれば、それらを証拠として提示しましょう。

前居住者の状況と敷金の関係

前の入居者からの現状引き継ぎについては、契約書に明記されているかを確認する必要があります。明記されていれば、現状回復費用は前入居者の責任となる可能性が高いです。しかし、現状回復義務は、通常使用による損耗を除いた範囲に限られます。

泣き寝入りする必要はありません!具体的な対処法

まず、請求書の詳細な内訳と、各項目の損傷状況を示す写真や動画などの証拠を請求しましょう。証拠がないと、大家さんの言い分が優先されやすいため、非常に重要です。

次に、不動産会社に相談しましょう。不動産会社は、大家さんと借主の仲介役として、交渉をサポートしてくれるはずです。

それでも解決しない場合は、弁護士や司法書士に相談することを検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、正当な権利を主張し、過剰な請求を回避できる可能性があります。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談する場合、以下の情報を準備しておきましょう。

* 賃貸借契約書
* 敷金領収書
* 修繕費用の請求書(内訳明細を含む)
* 立会いの際の状況を記録したメモや録音データ(あれば)
* 損傷箇所の状況を示す写真や動画

弁護士は、請求金額の妥当性を判断し、交渉戦略を立て、必要であれば訴訟手続きを支援してくれます。

まとめ:冷静に証拠を集め、適切な対応を

高額な修繕費用請求に直面するのは、非常に辛い状況です。しかし、泣き寝入りする必要はありません。冷静に証拠を集め、不動産会社や専門家に相談することで、解決への道筋が見えてきます。早期の対応が重要です。

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