敷金トラブル!退去時の傷・汚れの指摘数の増加と高額な修繕費用について

敷金でのトラブルなんですが、先日二年半住み、退去時に立ち会いで小さなキズ汚れが六ヶ所ありました。それで修繕費用49000円といわれ、キズ汚れを確認したらサインしてくれとなりサインしましたが、後日友人が六ヶ所程度のクロス張り替えで49000円は高いといわれ、一緒にもう一度部屋を見に行くと、立ち会いのときは六ヶ所だったのか40ヶ所に増えていました。立ち会いのとき指摘してないトイレや部屋までも。これは許されるのでしょうか、七倍にも指摘が増えるならなんのための立ち会いだったのでしょうか。補足 この物件に入居する時は立ち会いがなく、最初からあった小さな汚れキズがあったような気がして、最初から小さな汚れキズがあったと言っても管理会社は、「入居するまえにきれいにした」と、とりあってもらえなかったです。

退去時の敷金精算トラブル:増加した傷・汚れの指摘と高額な修繕費用

賃貸物件を退去する際、敷金精算でトラブルに巻き込まれるケースは少なくありません。今回のケースのように、退去立会いの際に指摘された傷・汚れの数と、後日提示された修繕費用の金額に大きな乖離がある場合、不当な請求の可能性があります。具体的に、どのような点に問題があり、どう対処すべきか見ていきましょう。

問題点1:退去立会いの際の指摘箇所数の増加

最大の疑問点は、退去立会いの際に6ヶ所だった傷・汚れが、後日40ヶ所に増加したことでしょう。これは明らかに不自然であり、管理会社側の不誠実な対応と疑われます。退去立会い時には、必ず全ての傷・汚れを写真や動画で記録しておくべきです。証拠がないと、後日の指摘は反論が難しくなります。

問題点2:高額な修繕費用

6ヶ所の傷・汚れで49,000円の修繕費用は、妥当かどうか確認する必要があります。クロス張り替えの費用は、場所や面積、使用するクロスによって異なりますが、一般的に1ヶ所あたり数千円から1万円程度です。6ヶ所であれば、せいぜい数万円程度でしょう。49,000円という金額は、明らかに高額です。複数の業者に見積もりを取って比較検討することで、適正価格を判断できます。

問題点3:入居時の状態に関する記録の欠如

入居時に立ち会い検査が行われず、初期状態の傷・汚れが記録されていないことも問題です。管理会社は「入居前にきれいにした」と主張していますが、これだけでは証拠としては不十分です。入居時の状態を写真や動画で記録しておく、または管理会社に記録を依頼しておくことが重要です。もし記録がない場合、入居時の状態を証明することは非常に困難になります。

具体的な対処法

では、このような状況にどう対処すれば良いのでしょうか?以下のステップで対応してみましょう。

ステップ1:証拠の収集

まず、現状を把握するために、以下の証拠を収集しましょう。

  • 退去立会いの際の記録:写真、動画、立会いの記録書など。特に、傷・汚れの場所、大きさ、数を明確に記録しておくことが重要です。もし、記録が不十分な場合は、管理会社に記録の補完を依頼しましょう。
  • 修繕費用の内訳:具体的な修繕内容と、それぞれの費用を明記した内訳書を請求しましょう。
  • 複数の業者からの見積もり:複数の業者に見積もりを依頼し、管理会社が提示した修繕費用の妥当性を確認しましょう。
  • 入居時の写真や動画(もしあれば):入居時の状態を証明する証拠があれば、それを提示しましょう。

ステップ2:管理会社との交渉

証拠を収集したら、管理会社と交渉を行いましょう。冷静に、客観的な証拠に基づいて、不当な請求であることを主張しましょう。交渉の際には、友人の意見や、複数の業者から取った見積もりを提示することで、説得力を高めることができます。

ステップ3:必要に応じて専門家への相談

管理会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士や不動産会社などの専門家に相談しましょう。専門家は、法律的な観点からアドバイスを行い、必要に応じて法的措置を検討します。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、以下のメリットがあります。

  • 法的根拠に基づいた交渉:弁護士は、法律的な知識に基づいて、交渉を進めることができます。
  • 証拠の有効性の判断:収集した証拠が、裁判で有効に使えるかどうかを判断してくれます。
  • 法的措置の検討:交渉がうまくいかない場合は、裁判などの法的措置を検討することができます。

類似事例と解決策

このような敷金トラブルは、残念ながら珍しくありません。類似事例として、退去立会いの際に指摘漏れがあったケースや、故意に傷・汚れを増やされたと疑われるケースなどが報告されています。これらの事例では、写真や動画などの証拠が、トラブル解決に大きく貢献しています。

まとめ:予防策と今後の対応

今回のケースから学ぶべきことは、退去立会いの重要性と、証拠の確保の重要性です。入居時、退去時ともに、写真や動画で物件の状態を記録しておくことが、トラブルを未然に防ぐ、あるいは解決する上で非常に有効です。

  • 入居時の状態を写真・動画で記録する
  • 退去立会い時は、全ての傷・汚れを写真・動画で記録する
  • 修繕費用の内訳を確認する
  • 複数の業者に見積もりを取る
  • 交渉が難航する場合は、専門家に相談する

今回のトラブルは、管理会社の不誠実な対応が疑われますが、適切な証拠と対応によって解決できる可能性があります。諦めずに、一つずつステップを踏んで対応していきましょう。

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