散らかった部屋を劇的に変える!物の「定位置」決定ガイド

【片付け】物の「定位置」の決め方を教えてください。家の大掃除ならぬ、大片付け中です。定位置が決まっていないものが、いっぱいあってしまう場所に困っているものを、一旦全部私の部屋に集めました。ジャンル別に分かれているものもあれば、そうでないものもあれば・・・床の上にドバーっと散乱しています。これから物の定位置を決めたいと思うのですが何を基準に決めたらいいのかよくわかりません。いつも自分なりに工夫して収納してみるんですが、使いづらいんです。出しにくいし、しまいにくい。多分定位置が間違っているか、収納方法が間違っているか・・・いまのところ、まともに収納&運用できているのは、衣類と、書類。それ以外の、雑多な小物の収納が難しいです。引き出しは、空いていますので、収納場所が無いと言うわけではないので片付け方が下手なんだろうなぁ・・・と思います。3日後にダンナの友達が泊まりに来る事になって、大慌てです^^;いつもならこんな時はとにかくダンボール箱に詰め込んで、物置に入れるんですが毎回これじゃ何の解決にもならないし・・・一生片付けができないオンナでいるのは嫌だしなぁ~今回こそは何とかこの状況を打破したいです。

「定位置」を決めるための5つのステップ

3日後には友達が泊まりに来るという緊急事態!でも、焦らず、この機会にスッキリとした空間を手に入れましょう。物の定位置を決めるには、以下の5つのステップが効果的です。

ステップ1:現状把握と分類

まず、床に散乱している全ての物をジャンル別に分類します。例えば、「文房具」「キッチン用品」「趣味の道具」「衣類(すでに収納済みのものも含む)」など、細かく分類するほど整理しやすくなります。 この時、本当に必要なものか、そうでないのかを判断し、不要なものは思い切って処分しましょう。断捨離は、定位置を決める上で最も重要なステップです。

ステップ2:使用頻度とアクセス頻度で優先順位をつける

分類が終わったら、それぞれのアイテムの使用頻度とアクセス頻度を考えます。

  • 高頻度アイテム:毎日使うもの(例:スマホ、リモコン、眼鏡など)。
  • 中頻度アイテム:週に数回使うもの(例:メイク道具、調理器具など)。
  • 低頻度アイテム:月に数回、もしくはそれ以下しか使わないもの(例:季節家電、工具など)。

使用頻度が高いものは、取り出しやすく、しまいやすい場所に収納しましょう。逆に、使用頻度の低いものは、収納スペースの奥や、アクセスしにくい場所に収納しても問題ありません。

ステップ3:定位置を決める際の3つのルール

定位置を決める際には、以下の3つのルールを意識しましょう。

  • 「使う場所の近く」:使用頻度が高いものは、使う場所の近くに収納するのがベストです。例えば、リモコンはテレビの近く、調理器具はキッチンカウンターなどに収納しましょう。これは、動線を短縮し、作業効率を上げることに繋がります。
  • 「戻しやすい場所」:しまう場所が分かりやすく、戻しやすい場所を選びましょう。例えば、引き出しの中であれば、仕切りを使って整理整頓し、どこに何があるか一目瞭然にすることが重要です。また、収納ボックスを使用する際は、ラベルを貼るなど工夫をしましょう。
  • 「見た目も考慮する」:収納場所を決める際に、見た目も考慮しましょう。例えば、リビングに収納するものは、デザイン性のある収納ボックスを使用するなど、インテリアに調和するものを選びましょう。これは、見た目にも美しく、気持ちの良い空間を作ることに繋がります。

ステップ4:収納方法を見直す

収納方法も重要です。引き出しが空いているとのことですが、ただ入れるだけでは使いにくくなってしまいます。

  • 仕切りを使う:引き出しの中に仕切りを使って、小物を整理整頓しましょう。100円ショップでも様々な仕切りが手に入ります。
  • 収納ケースを活用する:収納ケースを活用することで、見た目もスッキリし、整理整頓しやすくなります。透明なケースを使用すれば、中身が一目で分かり、探し物も簡単に見つかります。
  • 垂直収納:ファイルボックスやスタンドなどを活用し、垂直に収納することで、スペースを有効活用できます。特に書類や文房具の収納に効果的です。

ステップ5:定期的な見直し

定位置を決めた後も、定期的に見直すことが大切です。使わなくなったものや、収納方法が合わなくなってきたものは、思い切って処分したり、収納場所を変更したりしましょう。

専門家からのアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

まず、今回の状況では、「3日後の来客」という期限を逆手に取り、まずは「見える範囲」の片付けに集中しましょう。床に散乱しているものを、とりあえず収納ボックスなどにまとめてしまうだけでも、部屋の印象は大きく変わります。

その後、ステップ1~4に従って、じっくりと定位置を決めていきましょう。完璧を求めず、まずは「とりあえず使える状態」を目指しましょう。

また、「収納場所がない」という悩みは、実は「収納方法が適切でない」ことが原因であることが多いです。収納用品を賢く活用し、スペースを最大限に活用することが重要です。

最後に、「片付けは習慣」です。毎日少しの時間でも、片付けをする習慣を身につければ、散らかりにくい状態を維持できます。

具体的な事例:雑多な小物の収納例

例えば、文房具やアクセサリーなどの雑多な小物は、以下の方法で収納できます。

* 引き出し:仕切り付きのケースや、小さなケースを複数使って、種類別に収納します。
* クリアケース:中身が見えるクリアケースを使用することで、どこに何があるか一目瞭然になります。
* 壁掛け収納:壁に棚やフックを取り付けて、アクセサリーや小物などを収納します。スペースを有効活用できます。
* 回転式収納:回転式の収納ケースを使用することで、奥のものも簡単に取り出せます。

これらの方法を参考に、ご自身のライフスタイルや好みに合った収納方法を見つけてください。

まとめ:理想の収納空間を実現するために

定位置を決めることは、単なる片付けではなく、快適な生活を送るための重要なステップです。焦らず、一つずつ丁寧に進めていきましょう。今回のガイドを参考に、あなたにとって最適な収納方法を見つけ、スッキリとした、そして居心地の良い空間を実現してください。

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