散らかった家をスッキリさせる方法:家族とのコミュニケーションと収納術

家の収納・片付けに関した悩みがあります。長文、失礼致します。木造2階建て住宅に私を含めた3人で暮らしています。家は1階:4LDK(1室本間10畳ぐらい) 2階:5L(1室本間8畳ぐらい)です。問題は・「モノ」が異常にあること・全部屋、通路や床にモノが散乱している・押入れ、収納棚などはモノを押し込んだだけで整理・整頓がほとんどされていない。・家のモノの許容量が120%を超えていると思っていいほど・基本的に不衛生・10年以上使われていないモノまである以上の問題があったため片付けを、断捨離することになったのだが、ここでまた問題が。他の2人がこれを拒否。理由は・使えるモノを捨てるのは勿体ない、大切にしてない↑使えるモノ=穴やシミができた服などで、10年以上使われていないモノを大切にしていると言えるのか?と言ってもムダだった。・捨てたモノが必要になるかもしれない↑そうならないよう分別すればいいだけじゃん。言ってもムダだった。・家が広いし、置く所もあるのだからとりあえず置いておけばいい。そうすれば捨てたモノが必要になるかもしれない時の問題も解決するし、他の人に回してもいいし。↑確かに家自体は広いと思う。でも自分は足場がなくモノが散乱した家にモノを置く所があるとは言えないと思う。まずは床にモノがない状態にしよう。そのためにはどうしてもモノを減らす必要があるから協力して。と言ったが、返事なし・とりあえず置いておけばいいじゃん。複数あっても腐るモノじゃないし、壊れたら予備にもなるし。↑普通ならそれで良いと思うがモノの許容量120%以上のウチではそうはいかない。それに計量器3つ、タイマー4つもいるか?などなどのやり取りを延々としていて…。他の2人はモノを捨てずにキレイにして欲しい。そう思っています。1人当たり5人分はあるモノの量を持つ人が2人もいてはそれは困難で…何より整理・整頓が出来ない。モデルハウスのようにとは言わない。ただ、床に物がなくて何処に何があるかわかるそんな家にしたいんです。そこで、皆様にご相談です。1.どうすればこの2人に私の思いを理解して貰えるのか?思いを伝えられる良い方法はないか?2.モノの許容量120%越えの家をモノを捨てず、キレイにするなど出来るのか?出来るならどうすればよいのか?以上、よろしくお願いします。

家族と共有する「片付け」のビジョンを明確にする

まず、大切なのはご家族と共有できる「理想の家の状態」を明確に示すことです。単に「片付けたい」ではなく、具体的なイメージを共有することが重要です。例えば、写真やイラストを活用したり、理想の部屋の写真を見せたりするのも効果的です。

具体的なステップ

  • ビジュアル化:PinterestやInstagramなどで、整理整頓された部屋の写真を一緒に見て、「こんな風にしたいね」と会話のきっかけを作ります。具体的な収納アイデアなども参考にできます。
  • メリットを強調:片付けによって得られるメリットを具体的に説明しましょう。「床に物がなくなることで、掃除が楽になる」「必要な物がすぐに見つかるようになる」「安全で快適な空間になる」など、具体的なメリットを挙げることが重要です。高齢の方であれば、転倒防止にも繋がると強調するのも効果的です。
  • 感情に訴える:「スッキリした空間で、気持ちよく過ごしたい」といった感情的な訴えも効果的です。論理的な説明だけでなく、感情的な共感を促すことで、理解を得やすくなります。

段階的なアプローチで、抵抗感を減らす

一気に全てを片付けるのではなく、小さな成功体験を積み重ねることで、家族の抵抗感を減らすことが重要です。まずは、小さな範囲から片付けを始め、徐々に範囲を広げていく方法がおすすめです。

具体的なステップ

  • 1週間チャレンジ:まずは、1週間だけ、特定の場所(例えば、キッチンカウンターや玄関)を片付けることに絞ります。小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持しやすくなります。
  • 「捨てる」ではなく「整理する」:「捨てる」という言葉は抵抗感を与えがちです。代わりに「整理する」「必要な物だけを残す」といった表現を使うことで、心理的なハードルを下げることができます。不要なものは、一時的に別の場所に集めて、後でじっくり検討する時間を設けるのも有効です。
  • 家族会議:定期的に家族会議を開き、進捗状況を確認したり、課題を共有したりすることで、家族全員が参加意識を持つことができます。会議では、それぞれの意見を尊重し、合意形成を図ることが大切です。

収納スペースの最適化と整理整頓術

モノの量が多い場合は、収納スペースの最適化が不可欠です。収納用品を効果的に活用したり、収納場所を見直したりすることで、空間を最大限に活用できます。

具体的なステップ

  • 収納用品の活用:収納ボックス、引き出し、棚などを活用して、モノを種類ごとに分けて収納します。ラベルを貼ることで、どこに何があるのかが分かりやすくなります。透明な収納ボックスを使うことで、中身が一目で分かり、探しやすくなります。
  • 収納場所の見直し:クローゼットや押入れなどの収納スペースを有効活用するために、収納方法を見直してみましょう。例えば、垂直収納やロール収納などを活用することで、収納スペースを最大限に活用できます。デッドスペースになりがちな高い場所には、軽いものを収納しましょう。
  • 定期的な見直し:収納スペースは定期的に見直すことが重要です。不要なものは処分し、収納方法を見直すことで、常にスッキリとした状態を保つことができます。季節の変わり目や年に一度など、定期的な見直しを習慣化しましょう。

専門家の力を借りる

どうしても片付けが進まない場合は、整理収納アドバイザーなどの専門家の力を借りるのも一つの方法です。専門家は、個々の状況に合わせたアドバイスやサポートを提供してくれます。

専門家の選び方

  • 資格を確認する:整理収納アドバイザーなどの資格を持っているかを確認しましょう。資格は、一定の知識とスキルを持っていることの証明となります。
  • 事例を確認する:ホームページやブログなどで、過去の事例を確認しましょう。どのような方法で片付けを行っているのか、どのような結果を出しているのかを確認することで、自分に合った専門家を選ぶことができます。
  • 料金を確認する:料金体系を確認し、予算に合った専門家を選びましょう。料金体系は、時間制や成果報酬制など、様々なものがあります。

グレーインテリアを取り入れる

グレーは、どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、落ち着いた雰囲気を演出できる万能な色です。収納スペースにグレーの収納ボックスや棚を取り入れることで、空間がスッキリと見え、整理整頓された印象を与えます。また、グレーの壁や床材は、モノの散乱が目立ちにくく、清潔感を保ちやすいというメリットもあります。

まとめ

片付けは、時間と労力を要する作業ですが、家族の協力と適切な方法を選ぶことで、必ず成功に導くことができます。焦らず、段階的に進めていくことが大切です。そして、スッキリとした空間を手に入れることで、家族の生活の質も向上するでしょう。

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