教会のような神聖な空間を演出するインテリアコーディネート

私は、クリスチャンではありませんが、結婚式でバイトをしていたこともあり、教会のような空間が大好きです。(余談ですが部屋ではよくアヴェ・マリアを聞いています。)そこで、お部屋を教会のような神聖な雰囲気にできたらいいなと思っています。どうすれば、そのようなお部屋にできるでしょうか? ※あまり物を置くのは好きじゃないので、マリア像を置くとかではなく、照明やカーテン、ベッドシーツ、家具などでどのようなものを選べばそのような雰囲気になるかアイディアをください。自分でも教会のいろいろな写真を見たりしてるのですが、できるだけいろんな意見やアイディアを聞いて納得できる部屋にしたいので、ヨロシクお願いします。

教会風のインテリアを実現するためのポイント

教会のような神聖で落ち着いた雰囲気のお部屋を実現するには、空間全体の統一感と、素材や色使いの選択が重要です。マリア像などの宗教的なアイテムを置かずに、空間そのものの雰囲気で神聖さを演出する方法をいくつかご紹介します。

1. 色選び:アイボリー、オフホワイト、パステルカラーで統一感を

教会の多くは、アイボリーやオフホワイトといった淡い色調で統一されています。これらの色は、清潔感と静けさを与え、心を落ち着かせ、神聖な雰囲気を醸し出します。壁や天井をアイボリーやオフホワイトで塗装したり、アイボリー系の壁紙を使用したりすることで、ベースとなる落ち着いた雰囲気を作ることができます。

  • 壁:アイボリー、オフホワイト、または淡いグレーのペイントや壁紙。
  • 天井:白またはアイボリーで統一感を持たせる。
  • 床:明るい色の無垢材の床、もしくは明るい色のカーペット。
  • カーテン:リネン素材のアイボリーやオフホワイトのカーテン。レースカーテンを組み合わせることで、柔らかな光を取り込み、より神聖な雰囲気を演出できます。
  • ベッドシーツ:リネンやコットン素材のアイボリー、オフホワイト、または淡いパステルカラーのシーツ。

パステルカラーのアクセントとして、淡いブルーやラベンダーなどを少量取り入れることで、より柔らかく、優しい雰囲気を演出できます。ただし、色は統一感を保つため、3色程度に絞り込みましょう。

2. 照明:間接照明で柔らかな光を演出

教会の柔らかな光は、神聖な雰囲気を醸し出す重要な要素です。直接的な強い光ではなく、間接照明を効果的に使用することで、落ち着いた空間を作ることができます。

  • ペンダントライト:アイボリーやオフホワイトのシェードのペンダントライト。
  • フロアライト:スタンドタイプのフロアライトで、落ち着いた光を演出。
  • 間接照明:壁や天井に埋め込んだ間接照明で、柔らかな光を拡散させる。
  • キャンドル:本物のキャンドルやLEDキャンドルを使用することで、よりロマンチックで神聖な雰囲気を演出できます。安全面には十分注意しましょう。

照明の色温度は、暖色系の電球色を選ぶことで、より温かみのある空間を演出できます。

3. 素材:天然素材で質感を高める

教会で使われる素材は、多くが天然素材です。木や石、布などの自然素材を取り入れることで、より神聖で温かみのある空間を演出できます。

  • 家具:無垢材の家具、特に木目が美しいオークやウォールナットなどの木材を使用すると、高級感と温かみを演出できます。シンプルなデザインのものを選びましょう。
  • カーテン:リネンやコットンなどの天然素材のカーテン。
  • ラグ:ウールやコットンなどの天然素材のラグ。

これらの素材は、肌触りが良く、リラックス効果も期待できます。

4. 家具:シンプルで機能的なものを選ぶ

教会のような空間では、シンプルで機能的な家具を選ぶことが重要です。ゴテゴテとした装飾のない、すっきりとしたデザインの家具を選ぶことで、空間の広さを感じさせ、より神聖な雰囲気を演出できます。

  • ベッド:シンプルなデザインのベッド。ヘッドボードは必要に応じてシンプルなものを選びましょう。
  • チェスト:シンプルなデザインのチェスト。収納力も考慮して選びましょう。
  • 椅子:シンプルなデザインの椅子。必要に応じて、ソファやアームチェアなどを配置しましょう。

家具の色は、壁や床の色と調和するように選びましょう。

5. アクセント:植物や絵画で空間を彩る

シンプルながらも、植物や絵画などを加えることで、より豊かな空間を演出できます。

  • 観葉植物:緑色の観葉植物は、空間のアクセントとなり、リラックス効果も期待できます。ただし、大きすぎないものを選び、配置にも気をつけましょう。
  • 絵画:宗教画ではなく、風景画や抽象画などを飾ることで、より洗練された空間を演出できます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、教会のような神聖な空間を演出するには、空間全体のバランスが重要です。色、照明、素材、家具、そしてアクセントとなるアイテムの配置を、全体的な調和を意識して行う必要があります。

例えば、アイボリーを基調とした空間であれば、アクセントカラーとして淡いブルーやラベンダーを使用することで、より柔らかく、優しい雰囲気を演出できます。また、間接照明を効果的に使用することで、空間の奥行きを感じさせ、より神聖な雰囲気を醸し出すことができます。

さらに、天然素材の家具やカーテンを使用することで、温かみのある空間を演出できます。ただし、素材選びにおいては、お手入れのしやすさも考慮する必要があります。

まとめ:自分らしい教会風空間を創造しよう

教会のような神聖な空間は、特別な技術や高価な家具が必要なわけではありません。上記で紹介したポイントを参考に、自分らしい空間を創造してみてください。大切なのは、自分が心地良いと感じる空間を作ることです。様々な素材や色、照明を組み合わせ、試行錯誤しながら、理想の空間を完成させていきましょう。

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