換気扇がない9畳の部屋に換気扇を取り付けるには?費用と必要なもの

部屋に換気扇がないので付けたいと思います。まったく無の状態で取り付けるわけですが何が必要でいくらくらい掛かるものなんでしょうか?部屋は9畳です。

換気扇がない部屋は、湿気や臭いがこもりやすく、カビの発生リスクも高いため、早めの設置がおすすめです。9畳の部屋に換気扇を取り付ける場合、必要なもの、手順、費用について詳しく解説します。まったくのゼロの状態からの取り付けなので、電気工事の知識がない方でも分かりやすく説明します。

1. 必要なものと費用

換気扇の取り付けには、換気扇本体以外にも様々なものが別途必要になります。費用は、使用する換気扇の種類、工事の難易度、業者への依頼の有無によって大きく変動します。以下に、必要なものと費用の目安をリストアップします。

  • 換気扇本体: 1万円~5万円程度。種類(壁埋め込み式、天井埋込式など)、機能(フィルターの有無、換気能力など)によって価格が大きく異なります。省エネ性能の高い機種を選ぶと、ランニングコストを抑えることができます。デザインも豊富なので、お部屋のインテリアに合ったものを選びましょう。アイボリー色の壁や天井なら、白やアイボリー系の換気扇が自然に馴染みます。
  • ダクト: 1,000円~5,000円程度。換気扇から外へ空気を排出するためのパイプです。材質、長さによって価格が変わります。壁や天井を貫通させる場合、穴あけが必要になります。
  • 接続部品: 1,000円~3,000円程度。ダクトと換気扇を接続するための部品です。種類が豊富なので、状況に合わせて適切なものを選びましょう。
  • 電気工事費用: 1万円~3万円程度(場合によってはもっと高額になる可能性も)。これは最も費用が変動する部分です。既存の配線を利用できる場合は安価に済みますが、新規に配線工事が必要な場合は高額になります。特に、壁や天井に穴を開ける作業や、ブレーカーの増設が必要な場合は費用が高くなります。
  • その他: 壁や天井の補修材、コーキング剤など。数千円程度。

合計費用: これらを合計すると、最低でも2万円から、場合によっては5万円以上かかる可能性があります。特に電気工事費用は、専門業者に依頼する場合、高額になる可能性が高いです。自分で取り付けを行う場合は、電気工事に関する知識と技術が必要となります。安全に作業を行うためにも、自信がない場合は専門業者への依頼を強くお勧めします。

2. 取り付け手順

換気扇の取り付けは、電気工事の知識と技術が必要なため、DIYが得意な方以外は専門業者に依頼することを強くお勧めします。しかし、大まかな手順を知ることで、業者への依頼時にもスムーズに意思疎通ができます。以下は、大まかな手順です。

2-1. 事前準備

  • 換気扇の種類の選定: 壁埋め込み式、天井埋込式など、設置場所や状況に最適な換気扇を選びます。9畳の部屋であれば、適切な風量を確保できる機種を選びましょう。換気扇の選び方は、後述します。
  • 業者への見積もり依頼: 複数の業者に見積もりを依頼し、価格や工事内容を比較検討します。工事内容を明確に伝え、不明な点は質問しましょう。
  • 材料の手配: 換気扇本体、ダクト、接続部品などを購入します。ホームセンターやインターネット通販などで購入できます。

2-2. 取り付け工事

  • 穴あけ作業: 壁や天井に換気扇とダクトを通すための穴を開けます。この作業は、専門の工具と技術が必要なため、DIYでの作業は危険が伴います。
  • 配線作業: 換気扇に電源を接続します。既存の配線を利用できる場合は比較的容易ですが、新規に配線する必要がある場合は、電気工事士の資格を持つ専門家による作業が必要です。
  • 換気扇の取り付け: 換気扇本体を壁や天井に取り付けます。説明書をよく読んで、正しく取り付けましょう。
  • ダクトの接続: 換気扇とダクトを接続します。接続部には、隙間がないようにしっかりとコーキング処理を行いましょう。
  • 仕上げ: 壁や天井の穴を補修し、綺麗に仕上げます。

2-3. 確認と清掃

  • 動作確認: 取り付け後、換気扇が正常に動作することを確認します。風量や異音などを確認しましょう。
  • 清掃: 取り付け作業後、周囲を清掃します。粉塵やゴミなどを綺麗に掃除しましょう。

3. 換気扇の選び方

換気扇を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 設置場所: 壁埋め込み式、天井埋込式など、設置場所に合わせて適切なタイプを選びます。9畳の部屋であれば、天井埋込式が一般的です。
  • 風量: 部屋の広さや用途に合わせて、適切な風量を選びます。9畳の部屋であれば、ある程度の風量が必要になります。換気回数(1時間あたりに部屋の空気を何回入れ替えるか)を目安に選びましょう。
  • 機能: 換気能力、フィルターの有無、タイマー機能など、必要な機能を選びます。省エネ性能の高い機種を選ぶと、ランニングコストを抑えることができます。
  • デザイン: 部屋のインテリアに合ったデザインを選びましょう。アイボリー系の壁や天井には、白やアイボリー系の換気扇がおすすめです。
  • 騒音レベル: 騒音レベルが低い機種を選ぶと、快適に使用できます。

4. 専門家への依頼

電気工事は専門知識と技術が必要なため、DIYでの作業は危険が伴います。感電や火災などのリスクを避けるため、専門業者に依頼することを強くお勧めします。信頼できる業者を選ぶためには、複数の業者に見積もりを依頼し、価格や工事内容を比較検討することが重要です。また、業者の評判や口コミなども参考にしましょう。

5. まとめ

9畳の部屋に換気扇を取り付けるには、換気扇本体、ダクト、接続部品などの購入費用と、電気工事費用が必要になります。合計費用は、最低でも2万円から、場合によっては5万円以上かかる可能性があります。安全で確実な取り付けを行うためには、専門業者への依頼がおすすめです。業者を選ぶ際には、複数の業者に見積もりを依頼し、価格や工事内容を比較検討することが重要です。換気扇の選び方についても注意深く検討し、快適な室内環境を実現しましょう。

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