拾った子猫との生活と先住猫への感染症対策:多頭飼育の課題と解決策

長文失礼します。拾った子猫のことで困っています。どうすればいいかわからなくなってしまいました。 ・保護猫 雑種黒猫 ♀(避妊済) 約6ヶ月 エイズ、白血病陰性。お腹に虫無しでした。 生後約6ヶ月の猫が家の庭に居着いたので捕まえて現在家の中のみで飼っています。 庭に来た時からなんとなく♀なんじゃないかな?と感じ、餌でつって少し慣れてもらった状態で病院に連れて行ったところ案の定♀でした。 家の周りで繁殖されるのはどうしても避けたかったので避妊できたことはよかったのですが…。飼うか里親にだすかで迷っています。何しろこの子癖が強いんです。 ・羽毛布団におしっこやうんちをされる いろいろ対策を練るのも面倒で、今は二階にある自分の部屋から布団を移動させその部屋を丸々あたえています。 去勢前におしっこをされたので♀猫でもスプレーをするのかな?と思い避妊手術を受けさせましたが、手術が終わって3日目、またされてしまいました。(しかも前された羽毛布団とは別の布団、うんちまで…;) ゲージに入れるとすごい声で鳴かれます。 ・夜になると鳴く たぶん寂しい、遊びたいのだと思います。でもこちらとしても毎夜毎夜構うわけにはいかないし、私自身も起こされることですごくストレスが溜まってしまうので最近は別室で寝ています。 最初はサカリのせいと思ったのですが、手術してもらった後「発情期の子宮の状態じゃなかった。」といわれました。 またペットショップで購入した「ムダロップ」というものを朝晩飲ませています。このシロップの効果か手術の効果かわかりませんが、今は若干鳴き声がおさまっています。 ・先住猫に風邪がうつってしまった もうすぐ2歳になる♂猫が一昨日から元気がなく、くしゃみ、右目の目ヤニ、微熱が出始めたので行きつけの病院に連れていったところ、「たいてい野良を家に入れたらうつされる」と言われました。 粉薬を処方され飲ませていますが今度は下痢が始まってしまいました。明日にでもまた病院に行って注射に切り替えてもらおうと思っています。 おしっこや鳴かれるのはまだよかったのですが、先住猫に風邪がうつってしまったことでもうがっくりきてしまいました。ワクチンを打っていなかったら危なかったと思います。 全て自分の勉強不足のせいなのですが、手のかかりようと不甲斐なさでもうどうしていいかわかりません。 里親に出したいと思いましたが嫌なことを押し付けるみたいですし、ここまで手がかかるとこっそり捨てられたり虐待されるんじゃないかと考えてしまいます。 自問自答してあれも駄目これも駄目と書いてしまってごめんなさい。何かいい方法はないでしょうか? 拾った猫のこと、悪いところばかり書いていますが顔はすごく可愛いです。目がクリクリしてて…。昼間リビングにいる時なんかはすごく可愛い声で鳴いています。 先住猫ともケンカごっこしたり時々一緒に寝たり外を見たりしてて仲が良いです(それが原因で風邪をひいてしまったのですが)

保護猫のトイレ問題と夜鳴きへの対処法

子猫ちゃんのおしっこやうんち、そして夜鳴きで悩まれているとのこと、大変お辛いですね。まずは、落ち着いて一つずつ解決策を考えていきましょう。

トイレ問題:原因の特定と対策

子猫が羽毛布団におしっこやうんちをするのは、トイレの場所や種類、清潔さなどが原因として考えられます。避妊手術後も続くということは、単なる発情期の問題ではない可能性が高いです。

  • トイレの場所:猫は隠れて排泄したい習性があります。トイレが落ち着ける場所に設置されていない可能性があります。静かで人通りの少ない場所を選びましょう。複数設置するのも有効です。
  • トイレの種類:猫砂の種類やトイレの形状が猫の好みに合っていない可能性があります。猫砂は、砂の粒の大きさや香りなどに注意し、いくつか試して猫が気に入るものを探してみましょう。トイレは、大きすぎず小さすぎない、猫が楽に出し入れできるサイズを選びましょう。
  • トイレの清潔さ:トイレが汚れていると、猫は別の場所で排泄しようとします。毎日こまめに清掃し、猫砂は定期的に交換しましょう。また、トイレを清潔に保つために、消臭剤を使用するのも有効です。
  • ストレス:新しい環境へのストレスや、先住猫との関係性からくるストレスも原因の一つです。ストレス軽減のため、猫が安全に過ごせる隠れ家を用意するなど、環境を整えましょう。
  • 病気:膀胱炎や尿路感染症などの病気の可能性もあります。症状が改善しない場合は、獣医に相談しましょう。

夜鳴きへの対処法

夜鳴きは、寂しさや遊びたいという欲求からくることが多いです。

  • 就寝前の十分な遊び:寝る前に十分に遊んであげ、猫のエネルギーを消費させましょう。おもちゃを使って狩りの本能を刺激する遊びが効果的です。レーザーポインターは、猫を興奮させすぎる可能性があるので、控えましょう。
  • 快適な寝床の確保:猫が安心して眠れる場所を用意しましょう。暖かい場所、隠れ家、安全な場所など、猫が落ち着ける場所を見つけてあげましょう。
  • フェロモン製品の活用:フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫をリラックスさせる効果があります。プラグインタイプやスプレータイプなど、様々な種類があるので、猫の性格や好みに合わせて選んでみましょう。
  • 徐々に慣れさせる:いきなり別室で寝るのではなく、最初は一緒に寝て、徐々に距離を離していく方法も有効です。

先住猫への感染症対策

先住猫が風邪をひいてしまったとのこと、心配ですね。野良猫から感染症がうつるのはよくあることです。

感染症予防の重要性

  • ワクチン接種:猫の三大感染症(猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症)に対するワクチン接種は、感染症予防に非常に重要です。特に、野良猫と接触する可能性がある場合は、必ずワクチン接種を行いましょう。
  • 隔離:新しい猫を迎え入れる際は、先住猫と完全に隔離し、少なくとも2週間は接触させないようにしましょう。この期間に、新しい猫の健康状態を確認し、感染症の有無を確認することが重要です。
  • 衛生管理:猫のトイレ、食器、寝具などは、こまめに清掃し、清潔に保ちましょう。定期的な消毒も効果的です。

獣医への相談

先住猫の下痢が続いているとのことですので、すぐに獣医さんに相談することをお勧めします。適切な治療を受けさせることで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

里親に出すか、飼うか

里親に出すか、飼うか迷われているとのことですが、どちらを選ぶにしても、猫にとって最善の選択をすることが大切です。

  • 里親探し:里親に出す場合は、信頼できる団体に相談しましょう。猫の性格や健康状態などを詳しく伝え、適切な里親を見つけるお手伝いをしてもらいましょう。安易な里親探しは避けてください。
  • 飼育環境:飼う場合は、猫が快適に暮らせる環境を整えることが大切です。十分なスペース、清潔なトイレ、安全な寝床などを用意しましょう。また、猫とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことが重要です。

子猫ちゃんとの生活は大変かもしれませんが、愛情をもって接することで、きっと良い関係を築くことができるはずです。焦らず、一つずつ問題を解決していきましょう。専門家である獣医さんのアドバイスを参考に、猫たちの健康と幸せを第一に考えてください。

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