押入れの襖をカーテンに替える!メリット・デメリットと適切な生地選び

ふすまを外した所にカーテンを掛けたいのですが…襖4枚分の幅の押入れがあります。利便性のため襖を取り外し、代わりに布を掛けたいのです。押入れの中は、・袋に入れた布団乾燥機・ダンボールに入れた小物・ラックに並べて置いただけの夏バッグ・ハーフ丈の服を掛ける用のハンガーラックに春~冬アウターとスカートを掛けています(夏物以外はすべてカバーを付けてます)・チャック付き袋に入れた客用の布団一式・プラスチック押入れケースに入れた部屋着と外出着で、主に服が入っていますそこで質問が4つあります。①カーテンにすると衣類に何らかの影響が出てしまうのでしょうか?②どんな布を使えば大丈夫でしょうか?(今のところハリのある厚手のワッフル生地を掛けようと思っています)③秋冬はふすまにしないと寒いでしょうか?④ふすまを外すことで起きるデメリットがあったら教えて下さい。

押入れの襖をカーテンにする際の注意点と対策

襖を取り払い、カーテンにすることで、押入れの利便性が向上するのは間違いありません。しかし、衣類への影響や防寒性、その他デメリットも考慮する必要があります。一つずつ詳しく見ていきましょう。

① カーテンが衣類に与える影響

カーテンによって衣類に影響が出るか否かは、使用する生地と押入れ内の環境によって大きく異なります。

光と湿気への影響

直射日光が当たる場合は、紫外線による色褪せ生地の劣化が懸念されます。また、湿気はカビやダニの発生を招き、衣類を傷めます。カーテン生地の素材や厚さ、通気性によって、これらの影響は変わってきます。

ホコリや虫の侵入

カーテンの隙間からホコリが侵入する可能性があります。特に、通気性の良い生地を使用する場合は、この点に注意が必要です。

② 適切なカーテン生地の選び方

ハリのある厚手のワッフル生地は、遮光性や保温性が高いので、良い選択と言えるでしょう。しかし、通気性にはやや劣るため、湿気対策は重要です。

おすすめの生地と素材

* 遮光性と保温性が高い生地:厚手の綿、麻、またはこれらの混紡生地。ワッフル生地も選択肢として良いでしょう。
* 通気性の良い生地:リネンやオーガンジーなどの天然素材。ただし、遮光性や保温性は低くなります。
* 防カビ・防ダニ加工済みの生地:湿気対策として有効です。

生地を選ぶ際のポイント

* 遮光性:直射日光が当たる場合は、遮光性の高い生地を選びましょう。
* 保温性:冬場の寒さ対策として、保温性の高い生地を選びましょう。
* 通気性:湿気対策として、ある程度の通気性のある生地を選びましょう。
* 洗濯のしやすさ:頻繁に洗濯できる素材を選ぶと、清潔さを保てます。
* デザイン性:押入れの雰囲気に合うデザインを選びましょう。

③ 冬場の寒さ対策

襖を取り外すと、冬場は冷気が入りやすくなります。対策として、以下の方法が考えられます。

保温性の高いカーテン生地を選ぶ

先に述べたように、厚手の綿や麻などの生地を選びましょう。

断熱シートなどを併用する

押入れの壁に断熱シートを貼ることで、さらに保温性を高めることができます。

押入れ内部の断熱

押入れ自体に断熱材を入れることも有効です。専門業者に依頼する必要がある場合もあります。

④ 襖を外すことによるデメリット

襖を外すことによるデメリットは、主に以下の点が挙げられます。

防音性の低下

襖は、ある程度の防音効果があります。取り外すと、外部の音が聞こえやすくなります。

プライバシーの低下

押入れの中身が丸見えになるため、プライバシーが低下する可能性があります。

見た目の悪さ

カーテンの素材やデザインによっては、部屋全体の見た目が悪くなる可能性があります。

埃の侵入

襖に比べて、カーテンは埃の侵入を防ぐ効果が低いため、定期的な掃除が必要になります。

施工の費用

カーテンレールなどの取り付け費用がかかります。

まとめ:押入れの襖をカーテンにする際のチェックリスト

* 使用する生地の素材と厚さ:遮光性、保温性、通気性を考慮する。
* 防カビ・防ダニ加工:湿気対策として重要。
* 冬場の寒さ対策:断熱シートや断熱材の併用も検討する。
* 防音性とプライバシー:カーテンの素材や取り付け方法で工夫する。
* 見た目と掃除のしやすさ:部屋全体の雰囲気と清掃性を考慮する。

これらの点を考慮し、最適なカーテンを選び、快適な押入れ空間を実現しましょう。 専門業者に相談することで、より適切なアドバイスを得られる可能性があります。

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