押し入れにネズミが出没!原因と効果的な駆除・予防策

夏過ぎて寒くなった頃に毛布を出そうと押し入れを開けたらネズミのふんとオシッコ。綺麗に掃除して毛布も全て洗濯しあまり被害もなかったのですが、一昨日開けたらまたふん。隣の 押し入れにもありました。ふんからしてハツカネズミだと思います。 ネズミにはコード線も食料も石鹸もやられてません。 観察していると夜物音しません。朝も何も落ちてません。お昼過ぎも同じで夕方5時前に開けるとふんが有ります。仕事していますが親と同居のためお昼も開けて見てもらってます。 昼過ぎ~5時前に出てるようです。外には野良猫が居ます。 ネズミは住んで居るのでしょうか? 何故そんな短時間だけ居るのでしょうか? 押し入れの何処かに穴があるとは思いますが築年数も90年と言う古さなので全て探すのは難しいです。見つけては埋めてますけど。襖にはムカデが通れるかもというくらいの隙間しかありませんが、5ミリ位の所通れるのでしょうか? その外にふんが少し落ちて居るのでそこだと思います。住んで8年目初めてなので戸惑ってます。 気になって夜も寝れないので樟脳の匂いが嫌いと言う事で樟脳を大量に撒いてしまいました。 部屋も樟脳臭いですが今日は我慢しようと思います。 何かいい対策知ってたら教えて下さい。 家は山奥ですぐ裏手も山です。蛇は見かけません。

ネズミの侵入経路と行動パターンを分析

築90年の古民家、山奥という立地条件から、ネズミの侵入は容易に想像できます。ハツカネズミは体長5~8cmと小型で、5mm程度の隙間からでも侵入可能です。襖の隙間から侵入している可能性は十分あります。

ネズミが昼過ぎから夕方にかけて活動し、夜間は静かというのは、外敵の少ない時間帯を選んで活動していると考えられます。野良猫がいるとはいえ、昼間は猫も活動が活発ではないため、ネズミにとっては比較的安全な時間帯と言えるでしょう。

また、食料やコード類に被害がないのは、一時的な侵入の可能性を示唆しています。押し入れ内にネズミの巣があるとは限りません。近隣の建物や山から、餌を求めて一時的に侵入し、排泄後に立ち去っている可能性が高いです。

効果的なネズミ対策:駆除と予防

樟脳はネズミ忌避効果がありますが、効果は限定的で、大量に使うと健康被害の恐れもあります。より効果的な対策は以下の通りです。

1. 侵入経路の特定と封鎖

* 徹底的な調査:押し入れだけでなく、周辺の壁や床、天井の隙間を注意深く確認しましょう。懐中電灯やミラーを使って死角もチェックしてください。
* 隙間を埋める:発見した隙間は、ステンレスウールやパテ、コーキング材などで完全に塞ぎましょう。ネズミは噛み砕く力も強いので、しっかりとした素材を選びましょう。
* 襖の補修:襖の隙間は、専用の補修材やテープで塞ぎましょう。隙間風を防ぐ効果も期待できます。

2. 忌避剤の活用

樟脳の代わりに、より効果的な忌避剤を使用しましょう。

* 超音波忌避器:ネズミが嫌がる超音波を発する機器です。効果は場所やネズミの種類によって異なりますが、試してみる価値はあります。
* 天然成分の忌避剤:ハッカ油、ペパーミントオイル、ユーカリオイルなどは、ネズミを寄せ付けない効果があるとされています。ただし、効果は限定的なので、他の対策と併用しましょう。
* 忌避剤スプレー:市販のネズミ忌避剤スプレーは、手軽に使えるためおすすめです。定期的に吹きかけましょう。

3. 餌となるものを排除

* 食べ残しやゴミの処理:押し入れ周辺に食べ残しやゴミがないか確認し、徹底的に掃除しましょう。
* 収納物の整理:押し入れの中を整理整頓し、ネズミが隠れやすい場所をなくしましょう。

4. 専門業者への相談

自分で対策しても効果がない場合は、害虫駆除業者に相談しましょう。専門業者は、ネズミの侵入経路を特定し、効果的な駆除方法を提案してくれます。

ネズミ対策における専門家の視点

害虫駆除業者に相談するメリットは、専門的な知識と技術に基づいた的確な対策を提案してもらえる点です。特に築年数の古い家屋では、自分で対処できないような複雑な侵入経路が存在する可能性があります。

専門業者は、ネズミの種類の特定、侵入経路の調査、適切な駆除方法の選定、再発防止策の提案など、総合的なサポートを提供してくれます。費用はかかりますが、安心安全にネズミ問題を解決したい場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。

まとめ:安心安全な住環境を取り戻すために

ネズミの侵入は、衛生面や健康面への影響だけでなく、精神的なストレスも引き起こします。今回のような状況では、焦らず、段階的に対策を進めることが重要です。

まずは侵入経路の特定と封鎖、忌避剤の活用、餌となるものの排除から始め、それでも効果がない場合は専門業者に相談しましょう。

継続的な対策を行うことで、安心して暮らせる住環境を取り戻すことができるはずです。

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