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凹凸のある扉への壁紙貼り付け:成功への道
ご主人のおっしゃる通り、既存のダイノックシートの上から壁紙を貼る場合、特に凹凸のある扉だと、綺麗に仕上げるのは難易度が高いです。両面テープだけで貼ろうとすると、浮いたり、剥がれたりする可能性が高いでしょう。しかし、諦める必要はありません!適切な方法と材料を選べば、DIYでも綺麗に仕上げることができます。
1. 扉の状態の確認と準備
まず、既存のダイノックシートの状態を確認しましょう。剥がれかけていたり、破損している部分があれば、事前に補修が必要です。剥がれやすい場合は、完全に剥がして、下地処理から始めることをおすすめします。下地処理には、汚れを落とし、必要に応じてパテで凹凸を埋める作業が含まれます。
2. 壁紙の種類選び
重要なのは壁紙選びです。凹凸のある面に貼るには、伸縮性のある素材が必須です。
* おすすめ:伸縮性のある壁紙、またはリメイクシート。特に、厚みのあるリメイクシートは、凹凸をある程度カバーし、仕上がりが綺麗になります。
* 避けるべき:伸縮性の低い一般的な壁紙。これは、凹凸に沿って綺麗に貼ることが難しく、空気が入りやすいため、浮いてしまう可能性が高いです。
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3. 貼り付け方法
両面テープのみでの貼り付けは避けた方が無難です。接着剤を使うことをおすすめします。
部屋の扉(凹凸が少ない場合)
1. 下地処理:既存のダイノックシートの汚れやホコリを丁寧に落とします。
2. 壁紙カット:扉のサイズに合わせて壁紙をカットします。余裕を持たせてカットしておくと、微調整が可能です。
3. 接着剤塗布:壁紙の裏面に、専用の壁紙用接着剤を薄く均一に塗布します。
4. 貼り付け:中央から貼り始め、ヘラなどで空気を抜きながら丁寧に貼っていきます。
5. 余分な部分のカット:カッターなどで余分な部分をカットします。
食器棚の扉(凹凸が多い場合)
1mm間隔の溝がある扉は、難易度が高いです。この場合は、伸縮性の高いリメイクシートを使うのがおすすめです。リメイクシートは、比較的簡単に貼りやすく、剥がれにくいのもメリットです。
1. 下地処理:同様に、汚れやホコリを丁寧に落とします。
2. リメイクシートカット:扉のサイズに合わせてカットします。溝に合わせてカットする必要はありません。
3. 貼り付け:ヘラなどで空気を抜きながら、丁寧に貼っていきます。溝の部分は、多少浮いてしまう可能性がありますが、全体を綺麗に貼ることを優先しましょう。
4. 余分な部分のカット:カッターなどで余分な部分をカットします。
4. 玄関扉への対策
冬場に結露する玄関扉への壁紙貼り付けは、剥がれやすい可能性が高いです。
* 対策1:結露対策として、扉の断熱性を高める工夫が必要です。例えば、扉の裏側に断熱シートを貼るなど。
* 対策2:防水性のある壁紙やリメイクシートを選びます。
* 対策3:剥がれやすい場合は、ペイントの方が良いかもしれません。
5. ペイントによる扉の色変更
ペイントも有効な手段です。
* 下地処理:既存の塗装面をサンディングし、汚れやホコリを落とします。
* プライマー塗布:密着性を高めるために、プライマーを塗布します。
* 塗装:塗料を薄く数回に分けて塗布します。
専門家の視点:DIYで綺麗に仕上げるには、下地処理が非常に重要です。綺麗に仕上げたい場合は、専門業者に依頼するのも一つの選択肢です。
まとめ
凹凸のある扉に壁紙を貼るDIYは、難易度が高いですが、適切な材料と方法を選べば、綺麗に仕上げることが可能です。伸縮性のある壁紙やリメイクシートを選び、丁寧に作業を進めることがポイントです。それでも不安な場合は、部分的に試してから全体に貼るのも良いでしょう。