戸建て新築のリビングと洋室の間仕切り:引戸と上吊り戸の比較と選び方

戸建て新築を立てているものです。二階のリビングと洋室の境が三枚引戸になってますが、吊り戸に変更しようか迷ってます。引戸はバリアフリーになっていますが、レールが三本になります。上吊り戸のほうが、ゴミが詰まらないし、掃除機などでレール部分が傷つかないし、見栄えもよいなと思うんですが、下が少し隙間できるので、北向きの洋室から冬は隙間風が心配だったり、ゆくゆくは子供部屋になるので、音漏れやガタガタと下が揺れるのが心配です(5年後から10年間は子供部屋になります)また、引戸よりは耐久性が低いとは思いますが、こわれやすいんでしょうか?ちなみに、永大製の三本引き込み吊戸セットというものです。補足daiku303さん ありがとうございます。建具はアイカ製で、吊り戸にするなら、吊り戸だけE社に変更になってしまいます。やはり建具は揃えたほうがよいんでしょうか?引戸ですが、バリアフリー4のフラットなものらしいです。。すみません、返信がわからず、補足で返信してます。。

引戸と上吊り戸のメリット・デメリット比較

新築戸建ての二階リビングと洋室の間仕切りについて、三枚引戸から上吊り戸への変更を検討されているとのことですね。どちらもメリット・デメリットがありますので、それぞれ比較検討してみましょう。

引戸(三枚引き込み戸)のメリット

* バリアフリー対応:フラットなレールで段差がなく、車椅子やベビーカーでもスムーズに移動できます。質問者様がお選びの「バリアフリー4」は特にフラットな設計と思われます。
* 価格が比較的安価:上吊り戸に比べて、一般的に価格が抑えられます。
* 遮音性が高い場合もある:しっかりとした枠と戸の組み合わせであれば、ある程度の遮音効果が期待できます。ただし、これは製品によって大きく異なります。

引戸(三枚引き込み戸)のデメリット

* レールのお手入れが大変:レールにゴミが溜まりやすく、掃除が面倒です。掃除機をかける際、レールを傷つける可能性もあります。
* レールが目立つ:床にレールがあるため、見た目にも影響します。
* 開閉時の抵抗:スムーズに開閉できない場合もあります。

上吊り戸のメリット

* 掃除がしやすい:床にレールがないため、掃除が簡単で、ゴミが溜まりにくいのが大きなメリットです。
* 見た目もすっきり:床にレールがないため、見た目もすっきりとして、空間が広く感じられます。
* 開閉がスムーズ:レールが天井にあるため、スムーズな開閉が期待できます。

上吊り戸のデメリット

* 隙間風:下部に隙間ができるため、冬場は隙間風が入る可能性があります。
* 音漏れ:下部の隙間から音漏れが発生する可能性があります。
* 価格が高い:引戸に比べて、一般的に価格が高くなります。
* 耐久性:使用状況や製品の品質にもよりますが、長期間の使用で故障する可能性も否定できません。
* 施工が複雑:天井への施工が必要なため、施工が複雑になる可能性があります。

上吊り戸の隙間風・音漏れ対策

北向きの洋室で、隙間風と音漏れが心配とのことですが、これらの問題は適切な対策で軽減できます。

隙間風対策

* 戸の下部にすき間テープを貼る:ホームセンターなどで手軽に購入できるすき間テープを戸の下部に貼ることで、隙間風を効果的に防ぐことができます。様々な素材・厚みのものがあるので、状況に合わせて選びましょう。
* 戸の下部にパッキンを取り付ける:より効果的な対策として、専門業者に依頼して戸の下部にパッキンを取り付けることもできます。
* 断熱性の高い建具を選ぶ:永大製の三本引き込み吊戸セットを選ぶ際には、断熱性能が高い製品を選ぶようにしましょう。製品カタログや販売店に確認することをお勧めします。

音漏れ対策

* 防音効果のある素材を使用する:上吊り戸の素材に防音効果のあるものを選ぶことで、音漏れを軽減できます。
* 戸の厚みを増やす:戸の厚みを増やすことで、遮音性を高めることができます。
* 隙間を埋める:戸と枠の間に隙間がある場合は、隙間を埋めることで音漏れを防ぐことができます。
* 二重構造にする:予算に余裕があれば、二重構造の上吊り戸を検討するのも良いでしょう。

建具メーカーの統一について

アイカ製の建具に、E社の吊り戸を組み合わせることに迷いがあるとのことですが、建具メーカーを統一するメリット・デメリットを検討してみましょう。

建具メーカーを統一するメリット

* デザインの統一感:色や質感などが統一され、より洗練された空間になります。
* メンテナンスの容易さ:同じメーカーであれば、メンテナンスもスムーズに行えます。
* 保証の簡素化:万が一不具合が発生した場合でも、同じメーカーであれば保証対応がスムーズです。

建具メーカーを統一しないデメリット

* コスト増加:異なるメーカーの建具を使用する場合、コストが高くなる可能性があります。
* デザインの不統一:微妙な色合いや質感の違いが目立つ可能性があります。

最終的には、デザインの統一感やメンテナンスの容易さ、コストなどを総合的に考慮して判断する必要があります。

専門家の意見

インテリアコーディネーターや建築士に相談することで、より最適な選択ができます。専門家の視点から、ご自宅の間取りやライフスタイルに合わせたアドバイスを受けることをお勧めします。

まとめ

引戸と上吊り戸、どちらを選ぶかは、ご自身の優先順位によって異なります。掃除のしやすさや見た目、そして隙間風や音漏れへの対策を重視するなら上吊り戸が、バリアフリー性やコストを抑えたいなら引戸が良いでしょう。 それぞれのメリット・デメリットを理解し、専門家の意見も参考にしながら、最適な選択をしてください。 永大製の三本引き込み吊戸セットの詳細な仕様や、アイカ製建具との組み合わせについても、販売店やメーカーに確認することをお勧めします。

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