戸建て敷地内の防犯カメラ設置:DIYでできる?近隣への配慮と費用、選び方

戸建敷地内に防犯カメラを設置しようか考えてるんですが、自分で設置できますか?敷地内とは言え敷地外まで映りそうですが、近所さんはやっぱり良い感じはしないでしょうか?費用など知っていたら教えてください。補足 コンビニのは抵抗があるので、マンションのエントランスにあるドーム型がコンパクトでいいなと思っているのですが?家電量販店で買えますか?

自分で防犯カメラの設置は可能?

結論から言うと、ある程度のDIYスキルがあれば、戸建ての敷地内に防犯カメラを設置することは可能です。しかし、電気工事の知識や経験がない場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。特に、電源確保や配線、ネットワーク設定などは、専門知識がないとトラブルの原因となる可能性があります。

自分で設置する場合、以下の手順を踏む必要があります。

  • 設置場所の選定:死角がなく、広い範囲をカバーできる場所を選びましょう。ただし、近隣住民のプライバシーにも配慮が必要です。
  • カメラの種類と購入:ドーム型カメラはコンパクトで目立ちにくく、比較的安価で購入できます。家電量販店だけでなく、インターネット通販でも購入可能です。機能や性能、予算に合わせて選びましょう。無線LAN対応のカメラを選べば、配線が不要になり、設置が容易になります。
  • 電源の確保:コンセントから電源を取れる場所を選びましょう。延長コードを使用する場合は、安全に配慮し、屋外で使用できるものを使用してください。ソーラーパネル付きのカメラも選択肢の一つです。
  • 設置作業:カメラをしっかりと固定し、映像が綺麗に映るように調整します。水平・垂直方向の角度調整、ズーム調整などを行いましょう。マニュアルをよく読んで、正しく設置してください。
  • ネットワーク設定:無線LAN対応カメラの場合は、自宅のWi-Fiに接続する必要があります。カメラの取扱説明書に従って設定を行いましょう。スマホアプリなどで映像を確認できる機能を持つカメラが多く、遠隔監視も可能です。
  • 録画装置の設定:録画機能付きのカメラ、または別途録画装置を用意する必要があります。クラウド録画やSDカード録画など、様々な方式があります。保存期間や容量などを考慮して選びましょう。

近隣住民への配慮は必須

敷地内とはいえ、防犯カメラが近隣の敷地や道路などを映してしまう可能性があります。プライバシー保護の観点から、近隣住民に配慮することが非常に重要です。

具体的な配慮としては、以下の点が挙げられます。

  • 設置場所の選定:近隣住宅を直接捉えないように、カメラの向きや角度を調整しましょう。可能であれば、設置前に近隣住民に一声かけるのが理想です。
  • 設置目的を明確にする:防犯目的であることを近隣住民に伝え、誤解がないようにしましょう。必要であれば、設置場所や撮影範囲を示した図面を作成し、説明すると良いでしょう。
  • プライバシー保護のための対策:カメラの画角を調整したり、プライバシーに配慮した映像処理機能(人物の顔をぼかすなど)を利用したりすることで、プライバシー侵害のリスクを軽減できます。
  • 目立たない設置:カメラの存在をあまり目立たせないように、周囲の景観に溶け込むような色やデザインのカメラを選びましょう。また、設置場所も目立たない場所を選ぶことが重要です。

防犯カメラの費用

防犯カメラの費用は、カメラの種類や機能、設置方法、追加オプションなどによって大きく異なります。

  • カメラ本体:数千円から数万円まで幅広く、高機能なカメラほど高価になります。ドーム型カメラは比較的安価なものが多く、5,000円〜20,000円程度で入手可能です。
  • 録画装置:カメラに録画機能が内蔵されている場合もありますが、別途録画装置が必要な場合もあります。クラウド録画サービスを利用する場合は、月額費用が発生します。
  • 設置費用:自分で設置する場合は無料ですが、専門業者に依頼する場合は、数万円から数十万円かかる場合があります。設置場所や配線の状況、カメラの数などによって費用は変動します。
  • その他費用:配線工事、ネットワーク工事、メンテナンス費用などが発生する可能性があります。

全体的な費用は、数万円から数十万円と幅があります。 事前に複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。

専門家の視点:セキュリティコンサルタントからのアドバイス

セキュリティコンサルタントの視点から、防犯カメラ設置に関するアドバイスを以下に示します。

「防犯カメラは、設置するだけで安心感が得られるわけではありません。適切な設置場所、カメラの種類、録画方法、そして何より近隣住民との良好な関係を築くことが、真の防犯対策につながります。安価なカメラを選ぶよりも、信頼できる業者に設置を依頼し、適切なメンテナンスを行うことで、長期的な安心を確保することが重要です。」

まとめ

戸建て敷地内に防犯カメラを設置する際には、DIYによる設置も可能ですが、専門業者への依頼も検討しましょう。近隣住民への配慮を忘れず、プライバシー保護に十分注意して設置することが大切です。費用はカメラの種類や設置方法によって大きく異なりますので、事前に見積もりを取り、予算に合わせて計画を立てましょう。

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