成猫の夜鳴き対策:原因と解決策

至急です。成猫の無駄鳴き(夜鳴き)についての解決策をご教授、提案下さい。数週間前から、我が家の成猫(7歳・オス、去勢済)が、頻繁に鳴き騒ぎ始めるようになりました。鳴き方は甘えるような鳴き声ではなく、低く響く「まーお、まーお」といったような大きな声です。最初は甘えてるのかな?寂しいのかな?と思って抱っこをしたり、玩具で遊びに誘ってみたりしたのですが、抱っこは嫌がってすぐに自ら降りてしまいますし、玩具も二、三度ちょいちょいしてはまた鳴き始めます。原因はわからないのですが、推測される事が2つ程あります。一つ目:鳴き始めたと同時期に、普段は出さないようにしていたベランダに出てしまった事。うちはマンションなので、ベランダには絶対に出さないようにしていたんですが、不注意で出してしまいました。仕切り板を抜けて隣の部屋のベランダにまで行ってしまって(幸い隣は空き部屋だったのですが…。猫じゃらしで釣って引き戻しました)冷や汗をかいたので、それからは一切ベランダに近付かせていません。ですがどうやら本猫はとても楽しかったらしく…それから何度も出ようとします。二つ目:普段あげない猫用のおやつをあげてしまった事。文字通り普段はご飯のみでおやつはあげていなかったのですが、頂き物の猫用のおやつをあげた所、それを相当気に入ってしまったようです。全てなくなってからは、買い足さずにあげていません。異常が飼い主が勝手に考えている夜鳴きの原因なのですが…今後もベランダには一切出さないつもりですし、おやつも他に一緒に飼っている猫(肥満を注意されています)の事もあるので、これからはあげないつもりでいます…。どうすれば解決するでしょうか?また、上記の事以外で何か考えられる原因、解決策はありますでしょうか?未熟な飼い主にどうかアドバイスをお願い致します。

成猫の夜鳴きの原因を探る

7歳オス猫の夜鳴き、ご心配ですね。低く響く「まーお、まーお」という鳴き声から、甘えではなく、何かしらの要求や不満が原因と考えられます。ご指摘のベランダへの出入りと、おやつの経験は確かに関連している可能性があります。しかし、それ以外にも、いくつかの原因が考えられます。

考えられる原因

* 環境の変化: 引越し、家族構成の変化、家具の配置変更など、猫にとってストレスとなる環境の変化が原因かもしれません。
* 健康問題: 痛み、不快感、認知症など、健康上の問題が夜鳴きの原因になっている可能性もあります。特に7歳はシニア猫の入り口ですので、注意が必要です。
* ストレス: 他の猫との関係、飼い主とのコミュニケーション不足、十分な運動不足など、様々なストレスが夜鳴きに繋がることがあります。
* 単なる習慣: 一度夜鳴きで成功体験(ご褒美をもらったなど)があると、それを繰り返す場合があります。
* 老化による認知機能の低下: 夜間不安や混乱が原因で鳴くことがあります。

具体的な解決策:段階的にアプローチ

夜鳴きの原因を特定し、適切な解決策を講じる必要があります。以下に段階的なアプローチをご紹介します。

ステップ1:獣医への相談

まず、獣医に相談することが重要です。健康問題が原因の可能性を排除するために、健康診断を受けさせましょう。血液検査やレントゲン検査で、痛みや病気の有無を確認できます。特に、甲状腺機能亢進症や認知機能障害などの可能性も考慮する必要があります。獣医は、猫の行動や状態を詳しく聞いて、適切なアドバイスをしてくれます。

ステップ2:環境の見直し

* 安全で快適な空間の確保: 猫が落ち着ける隠れ家となる場所を用意しましょう。猫用ベッドや、ダンボールハウスなど、猫が安心して過ごせる空間が必要です。
* ベランダへの対策: ベランダへのアクセスを完全に遮断しましょう。網戸や、猫が乗り越えられないような工夫が必要です。
* 日中の運動: 猫が十分に運動できる時間を確保しましょう。おもちゃで遊んだり、猫じゃらしで遊んだり、キャットタワーで遊ばせたりすることで、夜間の活動性を抑えることができます。
* 夜間の環境: 夜は静かで暗い環境を作るように心がけましょう。明るい照明や大きな音は、猫にとってストレスになります。

ステップ3:コミュニケーションの改善

* 十分なスキンシップ: 猫が落ち着いてリラックスできるような、穏やかなスキンシップを心がけましょう。ブラッシングや、優しく撫でることで、猫との絆を深めることができます。
* 規則正しい生活: 餌やり、トイレ掃除などのルーティンを規則正しく行い、猫が安心できる生活リズムを確立しましょう。
* 無視療法: 夜鳴きをしても、絶対に反応しないようにしましょう。これは、夜鳴きが効果がないことを猫に教えるための重要なステップです。ただし、完全に無視するのではなく、日中十分な愛情を与えましょう。

ステップ4:おやつの与え方を見直す

おやつは、トレーニングやご褒美として、少量を、特定の時間に与えるようにしましょう。無制限に与えることは、猫の肥満や、要求行動を助長する可能性があります。

ステップ5:専門家のサポート

改善が見られない場合は、動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家は、猫の行動を分析し、より具体的な解決策を提案してくれます。

事例紹介:オレンジ色のインテリアと猫のストレス軽減

ある飼い主さんは、猫の夜鳴きに悩んでいましたが、オレンジ色のインテリアを取り入れることで、改善が見られました。オレンジ色は、落ち着きと安心感を与えるとされ、猫のストレス軽減に効果があると言われています。具体的には、オレンジ色の猫ベッドや、オレンジ色のクッションなどを用意することで、猫がリラックスできる空間を作ることができました。

まとめ

成猫の夜鳴きは、様々な原因が考えられます。まずは獣医への相談、そして環境の見直し、コミュニケーションの改善、おやつの管理、専門家への相談といったステップを踏んで、猫の夜鳴きを解決していきましょう。焦らず、根気強く対応することが大切です。

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