成犬チワワの多頭飼い:食事と環境の調整方法

チワワの多頭飼いについて。現在、我が家にはチワワ♂3才がいます。とても臆病で、散歩は大嫌い。他の犬をみても逃げるか吠えるかします。大丈夫だったのは、昨年亡くなった先代犬であるシー・ズーのみ。しかし昨日、親戚よりチワワ♀2才を引き取って欲しいとの話がきました。そのチワワ♀はキャバ嬢に飼われていたんですが、1年で飽きたと飼育放棄。次にキャバ嬢の友達が引き取りましたが、彼女も面倒くさいと飼育放棄。私の従兄弟が3ヶ月前に引き取り可愛がっていたのですが、マンションでのペットの飼育が禁止されていたので注意されたのと長期海外出張が決まった事で、従兄弟の実家、私の叔父叔母夫婦が急遽飼育することになりました。しかし叔父叔母夫婦はたまに預かるのなら良いけど、ずっと飼うのは無理とのことで昨夜我が家に話しがきたのです。多頭飼いに関しては、過去に3匹いた事があるので心配してません。しかしみな子犬の時から育てていたので、成犬を貰うことに不安を感じます。ちなみにチワワ♂とは昨夜に会わせました。犬見知りな我が家のチワワ♂には珍しく吠えもせず、積極的に近づかなくとも一度ニオイをかぎにいったりと嫌がりませんでした。チワワ♀も大丈夫そうです。相性は悪くなさそうですが、心配なことが色々。我が家のチワワ♂3才 食べ物:ドライフード 散歩:嫌い トイレ:たまに失敗しますが、オシッコシートでします。 性格:恐がり・甘えん坊 チワワ♀2才 食べ物:偏食気味。ドライフードはお腹すいた時のみ。人間の食べ物が好き。 散歩:大好き トイレ:散歩で。我慢出来ない時のみ、マットの上でしてしまうそうです。 性格:大人しい・甘えん坊 取りあえず我が家で心配なのは食生活です。先代犬のシー・ズーもチワワ♀と同じグルメで偏食気味で大変だったので、次のチワワ♂には子犬の頃から動物病院のアドバイスを貰って、偏食もなくドライフードをモリモリと食べてくれます。けれど迎え入れた♀に高いウエットフード、しかも数種類を分けて与えると、♂も同じものを欲しがるのではないかと。チワワ♂が我が家に来た時はシー・ズーは既に超高齢犬で足も悪かったので、別の部屋にてご飯を食べさせていました。しかし元気な若いチワワ2匹だと、別の部屋でご飯を与えるのは難しいかと。新しい子の方に我が儘を許していると、先にいる♂が可哀想ですし。正直、チワワ♀を引き取りたい気持ちはあります。あちこち転々としてきた子に、安心した生活をさせてあげたい。けれど、現実問題として色々心配だったりもして。親戚には少し考えて欲しいと伝えていますが、叔父叔母夫婦が飼う気持ちがない以上、長くそこにいさせるのも可哀想で。2匹目を既に成犬になってから引き取られた方。その際、食事やら生活環境やらの違いをどう解決していったのかよければアドバイス下さい。またチワワ♀の偏食を直す方法はあるでしょうか?昔、動物病院でシー・ズーの偏食を質問した時、難しいと言われたのでやはり無理でしょうか?

成犬の多頭飼いにおける食事の悩み

成犬のチワワを新たに迎え入れるにあたり、食事に関するご心配、よく分かります。特に、既存の犬がドライフードを好んで食べるのに対し、新しい犬が偏食でウェットフードを好む場合、食事の管理は複雑になります。 既存の犬が新しい犬のフードを欲しがる、という懸念も当然です。 これは、新しい香りが食欲を刺激し、既存の犬が嫉妬心を抱く可能性があるためです。

食事環境の工夫

  • 食事場所の確保: 2匹が同時に食事をしないよう、それぞれに十分な距離を確保した食事場所を用意しましょう。ケージやサークルを利用するのも有効です。 食事中は、お互いに干渉しないよう注意深く見守りましょう。
  • 食事時間の調整: 少し時間差をつけて食事を与えることで、競争心を減らすことができます。 先に既存の犬に食事を与え、その後、新しい犬に与えるなど、状況に合わせて調整してみましょう。
  • フードボウル選び: フードボウルは、それぞれが落ち着いて食事ができるよう、安定した重厚感のあるものを選びましょう。 滑り止め付きのボウルもおすすめです。
  • 視覚的な区別: 異なるデザインのフードボウルを使うことで、それぞれの犬が自分のボウルを認識しやすくなります。 色や形に工夫を凝らすのも良いでしょう。

フードの選択と管理

  • 高品質なフード: 新しい犬の偏食を改善するためには、高品質で嗜好性の高いウェットフードを選ぶことが重要です。 獣医さんと相談して、適切なフードを選びましょう。 ただし、既存の犬にも少量与えて様子を見ることで、嫉妬心を軽減できる可能性があります。
  • 少量ずつ試す: 新しいフードをいきなり大量に与えるのではなく、少量ずつ与えて、様子を見ながら徐々に量を増やしていくことが大切です。 アレルギー反応などがないか注意深く観察しましょう。
  • ドライフードとの組み合わせ: ウェットフードとドライフードを混ぜて与えることで、栄養バランスを保ち、ドライフードへの抵抗感を減らすことができます。 徐々にドライフードの割合を増やしていく方法も有効です。
  • おやつを活用: トレーニングやおやつとして、既存の犬にも新しい犬のウェットフードを少量与えることで、嫉妬心を軽減し、新しいフードへの抵抗感を減らすことができます。 ただし、おやつは全体の食事量に含まれるよう注意しましょう。

チワワの偏食への対処法

チワワの偏食は、多くの飼い主さんが悩んでいる問題です。 獣医さんからは難しいと言われたかもしれませんが、諦める必要はありません。 いくつかの方法を試してみることで、改善できる可能性があります。

偏食改善のための具体的な方法

  • フードの種類を変える: 様々な種類のフードを試してみましょう。 ドライフード、ウェットフード、手作りフードなど、様々な選択肢があります。 原材料や形状、味なども考慮して、色々なフードを試してみましょう。
  • フードに工夫を加える: フードに少量の温かいお湯やスープを加えて、香りや食感を変化させるのも効果的です。 また、少量のチーズやヨーグルトなどを混ぜて、食欲を刺激するのも良いでしょう。
  • 食事環境を変える: 静かで落ち着ける場所で、ゆっくりと食事ができるように環境を整えましょう。 食事中は、犬にプレッシャーを与えないように注意しましょう。
  • 食事時間と回数を調整する: 決まった時間に食事を与えることで、犬の体内時計を調整することができます。 また、少量を複数回に分けて与えることで、消化負担を軽減し、食欲を増進させる効果が期待できます。
  • 獣医への相談: それでも改善が見られない場合は、獣医さんに相談しましょう。 病気やストレスが原因で偏食になっている可能性もあります。 獣医さんのアドバイスに従って、適切な治療やケアを行いましょう。

多頭飼いの成功のための環境づくり

多頭飼いを成功させるためには、犬たちが快適に過ごせる環境づくりが不可欠です。 特に成犬同士の場合、縄張り意識や順位争いが発生する可能性があります。

快適な生活空間の確保

  • それぞれの居場所: それぞれの犬が安心して過ごせる、プライベートな空間を用意しましょう。 ケージやベッド、隠れ家などを用意することで、ストレスを軽減することができます。
  • トイレトレーニング: トイレの場所を明確にし、それぞれの犬が使い分けられるようにトレーニングしましょう。 複数のトイレを用意するのも有効です。
  • 遊び場: 犬たちが自由に遊べるスペースを確保しましょう。 おもちゃやボールなどを用意し、適度な運動の機会を与えましょう。
  • コミュニケーション: それぞれの犬の性格や行動をよく観察し、適切なコミュニケーションを取りましょう。 無理強いせず、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築くことが大切です。

専門家のアドバイス

動物行動学の専門家によると、成犬同士の多頭飼いは、慎重な計画と継続的な努力が必要です。 特に、異なる生活歴を持つ犬同士の場合、性格や習慣の違いから、摩擦が生じる可能性があります。 新しい犬を迎え入れる前に、既存の犬との相性チェックを行い、十分な時間をかけてゆっくりと慣れさせることが重要です。 また、問題行動が発生した場合には、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

今回のケースでは、既存の犬が臆病な性格であるため、新しい犬との関係構築に時間を要する可能性があります。 新しい犬を迎え入れた後も、日々の様子を注意深く観察し、問題行動が発生しないよう、適切な対応を心がけましょう。 必要に応じて、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。

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