成犬のトイレトレーニング:4畳の部屋で成功させるための具体的な方法

成犬のトイレトレーニングについて。事情があり、常時ケージから出っ放し、自由行動のできる状態です。一応長期休みの私が見張っているのですが、たまに目を離した隙にカーテンや、もらい物が入ったダンボールに、やってしまいます。そもそも、子供のころにうまく躾が出来ていなかったんです。初めてわんこを飼ってもらって過保護にしすぎたんだと思います…後悔はしてます。3日前に生まれた子供たちには秀才になってもらうべく教え方を勉強中です。本題ですが、出来る時はちゃんとシートの上にするんです。でも遠かったり、マーキングに良さそうな場所を見つけたときには、我慢できないみたいで…見つけたときに、「あ!」と声をだすと、罪悪感でもあるのか、尻尾をさげてこそこそと離れていきます。消臭をしてふき取るんですが毎回同じ場所にします。親はもう無理やろ、というんですがこれさえ覚えられたら、これからずっと自由行動が許してもらえるようになるんです!言い忘れてましたが男の子です。いまさら、覚えてくれるんでしょうか?ちなみに、犬たちの部屋は元物置の4畳ほどの部屋です。そこにスーパーワイドサイズのトイレを端にひき、その向かいに寝る用の敷き物、とご飯を設置しています。普段その中にいるときは、ちゃんとオスのほうはシートの上にやります。メスがちょっと的外れですが…分かりにくいと思いますが、ご回答よろしくお願いします。

成犬のトイレトレーニング:遅すぎることはありません!

愛犬のトイレトレーニングでお悩みとのこと、ご心配ですね。 年齢に関わらず、適切な方法でトレーニングすれば、改善が見込めます。 まず、大切なのは「諦めないこと」です。 ご家族の皆様も、愛犬への愛情と根気をもって、一緒にトレーニングに取り組んでいきましょう。 今回のケースでは、いくつか改善点が見られますので、具体的なステップを踏んで進めていきましょう。

1. トイレの位置と環境の見直し

4畳の部屋で、トイレ、寝床、ご飯と配置されているとのことですが、犬にとって最適な配置かどうかを検討してみましょう。

トイレの位置:

  • 犬が落ち着いて排泄できる場所を選びましょう。 入口付近や、人の通り道は避け、なるべく静かで落ち着ける場所に設置することをおすすめします。 現在の端の位置は、悪くありませんが、もう少し様子を見て、愛犬が落ち着いて排泄できる場所を探ってみるのも良いでしょう。
  • 複数のトイレを設置するのも有効です。 特にマーキング行動が多いオスの場合、複数のトイレを用意することで、マーキング場所を分散させる効果が期待できます。 スーパーワイドサイズとのことですが、もう一つ小型のトイレを別の場所に設置してみるのも良いかもしれません。

寝床とご飯の位置:

  • トイレから離れた場所に設置しましょう。 犬は自分の寝床や食事場所を汚したくないという習性があります。 トイレと寝床、ご飯は十分な距離を空けて配置しましょう。 現在、向かい合わせになっているので、寝床を少し移動させてみましょう。

部屋の環境:

  • 清潔さを保ちましょう。 犬は清潔な環境を好みます。 こまめな掃除と消臭は必須です。 特に、過去に失敗した場所には、徹底的に消臭剤を使用し、犬がその場所をトイレと認識しないようにしましょう。 市販のペット用消臭剤だけでなく、重曹やペット用の酵素系洗剤なども効果的です。
  • 視覚的な刺激を減らしましょう。 カーテンやダンボールなど、犬が興味を持つ可能性のあるものは、犬の届かない場所に移動するか、撤去しましょう。 特に、マーキングしやすい場所(高い位置など)にあるものは注意が必要です。

2. トレーニング方法の改善

「あ!」と声を出す方法では、犬は叱られていると感じるだけで、なぜいけないのか理解できません。 より効果的なトレーニング方法を導入しましょう。

成功体験を増やす:

  • トイレで排泄したら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。 おやつや言葉の褒め言葉で、トイレでの排泄を肯定的に強化します。 タイミングが重要です。排泄が終わった直後に褒めることで、犬はトイレとご褒美を結びつけます。
  • トイレシートを魅力的にしましょう。 犬が好む香りのトイレシートを使用したり、おやつをトイレシートの上に少量置いて誘導したりするのも効果的です。 色々な種類のシートを試して、愛犬の好みを探ってみましょう。

失敗時の対応:

  • 叱るのではなく、注意を促しましょう。 失敗を発見した時は、叱るのではなく、「ダメ!」と短く言い、すぐにトイレに連れて行きましょう。 そして、トイレで排泄したら、褒めてご褒美を与えます。 叱ると、犬は恐怖を感じ、隠れて排泄するようになる可能性があります。
  • 常に目を離さないようにしましょう。 特に、トイレトレーニング中は、犬の様子を常に観察し、排泄の兆候(落ち着きがなくなる、クンクンするなど)が見られたら、すぐにトイレに誘導しましょう。

3. 専門家の力を借りる

どうしても改善が見られない場合は、動物病院やペットシッター、ドッグトレーナーなどの専門家に相談することをおすすめします。 専門家は、愛犬の状態を詳しく見て、適切なアドバイスやトレーニング方法を提案してくれます。 また、病気やその他の原因による排泄の問題がないかを確認することも重要です。

4. 根気と継続が大切

トイレトレーニングは、時間と根気が必要な作業です。 すぐに効果が出なくても、諦めずに継続することが大切です。 愛犬とじっくり向き合い、信頼関係を築きながら、トレーニングを進めていきましょう。 ご家族で協力し、褒めることを中心に、根気強くトレーニングを続けることで、必ず成功します。

まとめ

愛犬のトイレトレーニングは、決して遅すぎることはありません。 環境の見直し、トレーニング方法の改善、そして専門家の力を借りることで、必ず成功へと導くことができます。 焦らず、愛犬への愛情と根気をもって、トレーニングに取り組んでください。 きっと、愛犬との幸せな生活が待っています。

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