愛鳥の死と後悔…名古屋コーチンのピヨちゃんとの別れから学ぶ、飼育環境と健康管理

大変可愛がっていたニワトリがなくなりました うちで飼っている名古屋コーチンのピヨちゃん♀が 先日亡くなってしまい(6年2ヶ月)、悲しみに途方にくれています。 なぜ亡くなったのか原因がはっきりつかめず、、 いろいろ後悔ばかりしています。 普段は庭で放し飼い。木陰なども作ってました。 仕事で出かける時は、庭に作った小屋(4畳ほど)に入れてました。 今年の夏は非常に厳しい猛暑でした。 (愛知県内です) 8月の半ば過ぎ、様子が少しおかしいのにj気づき、 食事も少なくなってきて 熱中症かな? 何件か断られたあと、 犬猫病院で見てくれると言われ、連れて行きました。 「原因がわからない。暑さですかね?」、 注射を1本(←鳥用だそうです)を打ってもらいました。 その翌日から少し元気が戻り、ホッとしていたところもつかのま、2日間で、 また戻りました。 鳥専門の病院を探し、ニワトリも診てくれる診療所を見つけ、連れていきました。 その時は、注射1本をうち、飲み薬をいただきました。体重は2kgでした。 それを飲ませましたら、そのあとに、変形の卵がでました。 あ~、苦しそうな原因はこれだったのかな?、と一安心しました。 が、翌日からも、まったく様子は回復せず。 ほとんど食べない日が続き、 ピヨちゃんは、抱っこする度に軽くなっていきました。 再度診療所へ連れて行きました。 レントゲンをとり、結果は、見たところ異常はない。ただ、胃のあたりとお腹に、何か食べたものがつまっている。 原因がよくわかりません、と。 ホルモン剤と飲み薬をいただきました。 体重は1.76kgでした。 夜、それを飲ませました。 次の朝、様子が急変し、 首を横にうなだれて、口からは大量に吐いて、胸のあたりや体がネババネバに濡れていました。 これは危ない! すぐ拭いてあげましたが、 その2時間後くらいに亡くなりました。 大ショックです。 夏の暑い日に、家の中のエアコンの部屋に入れてあげた方がよかったんじゃないか? 最後に飲ませたホルモン剤を、医者の言った分量ではなく、 (体がかなり弱っていたので)、 まずは少量を与えて様子を見た方がよかったんじゃないか? うちに来て、はたして幸せだったのか? あれやこれや、泣きながら考えています。 長文になってしまいました。 これを読まれて、 ・なんでもいいので、何か原因と考えられることはありますでしょうか? また、 ・名古屋コーチンの寿命ってどのくらいなのでしょうか? よろしくお願いいたします。 ★誹謗中傷はご遠慮ください

ピヨちゃんの死因に関する考察

ピヨちゃんの突然の死、そしてその原因がはっきりしないことによるご心痛、お察しいたします。6年2ヶ月という長い間、共に過ごした大切な家族を失う悲しみは計り知れません。 ご質問にある状況から考えられる原因をいくつか検討してみましょう。

考えられる原因

* 猛暑による熱中症: 今年の夏は猛暑であったとのこと。熱中症は、鳥類においても深刻な問題です。4畳ほどの小屋では、特に猛暑日には十分な換気と温度管理が難しく、熱中症を発症するリスクが高まります。初期症状は食欲不振や元気がなくなることですが、進行すると呼吸困難や死亡に至る可能性があります。ピヨちゃんの症状から、熱中症が大きな要因の一つであった可能性は高いです。

* 卵詰まり: 変形した卵が出たとのことですが、これは卵管閉塞の可能性を示唆しています。卵詰まりは、鶏が産卵する際に卵が卵管に詰まってしまう状態です。痛みや苦痛を伴い、食欲不振や脱水症状を引き起こします。今回のケースでは、卵詰まりが他の症状を悪化させた可能性があります。

* 消化器系の問題:レントゲンで胃のあたりとお腹に何か詰まっていると診断されたとのこと。これは、異物摂取や消化不良による腸閉塞の可能性があります。異物によって腸が詰まると、激しい痛みや嘔吐、下痢などを引き起こし、命に関わる事態となります。

* 細菌感染症: 熱中症や卵詰まりが原因で抵抗力が低下すると、細菌感染症にかかりやすくなります。鳥類は細菌感染症に対して非常に弱いため、迅速な治療が必要となります。

* その他: 上記以外にも、内臓疾患、寄生虫感染、中毒など、様々な原因が考えられます。正確な原因を特定するには、病理解剖が必要となる場合もあります。

後悔について

エアコンの部屋に入れてあげればよかった、ホルモン剤を少量から与えるべきだった、という後悔のお気持ち、よく分かります。しかし、過去の行動を責めても、ピヨちゃんは戻ってきません。大切なのは、これからどのようにピヨちゃんの死を無駄にせず、他の鳥を飼う際に活かすかです。

名古屋コーチンの寿命と健康管理

名古屋コーチンの平均寿命は、飼育環境や健康状態によって異なりますが、5~7年と言われています。ピヨちゃんは6年2ヶ月と平均寿命を全うしたと言えるでしょう。しかし、猛暑の中での飼育環境や、適切な獣医療へのアクセスが遅れたことが、寿命を縮めた可能性も否定できません。

健康管理のポイント

* 適切な環境: 夏場は特に、日陰と風通しの良い場所を確保し、直射日光を避けることが重要です。小屋は、温度と湿度を管理できるよう工夫が必要です。エアコン完備の室内で飼育することも選択肢の一つです。
* 栄養バランスの良い食事: 鶏の健康を維持するためには、栄養バランスの良い餌を与えることが不可欠です。市販の配合飼料に加え、野菜や果物などを適度に与えることも効果的です。
* 定期的な健康チェック: 普段から鶏の様子を注意深く観察し、異変に気づいたらすぐに獣医に相談しましょう。鳥専門の獣医は限られていますので、事前に探しておくことが大切です。
* ストレス軽減: 鶏はストレスに弱いため、飼育環境を清潔に保ち、騒音や刺激を避けるようにしましょう。
* 予防接種: 必要な予防接種を獣医と相談して行いましょう。

獣医へのアクセス

鳥を診てくれる獣医は、犬猫を診る獣医と比べて少ないのが現状です。事前に、鳥を診てくれる動物病院を調べておくことをお勧めします。 また、緊急時は、24時間対応の動物病院に連絡してみるのも良いでしょう。

まとめ

ピヨちゃんの死因は断定できませんが、猛暑と卵詰まりが大きく影響した可能性が高いと考えられます。 後悔の念に駆られる気持ちは分かりますが、過去のことは変えられません。 大切なのは、ピヨちゃんと過ごした大切な時間を大切に思いながら、今後の飼育に活かすことです。 今回の経験を活かし、他の鳥を飼育する際は、より適切な環境と健康管理を行い、愛鳥との時間を大切に過ごしましょう。

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