愛猫の苦しみを和らげるために:13歳オス猫の低体温と呼吸困難への対処法

13歳になるオス猫を飼っています。心臓病とリンパ腫のガンを患っています。 現在4日に1度ステロイド注射をしに病院に通っていて、毎日強心剤のお薬を飲ませ、栄養の点滴をしています(何も食べ ないため。水は少し飲みます。) 先日から、3時間ほど寝ては起きて苦しそうに叫ぶように鳴くようになりました。鳴き声も別人のようです。 しばらくすると疲れるのか、グッスリ眠ります。寝ている時は特に何もなく、本当にグッスリ眠ります。 今日病院に連れて行ったところ、低体温症と言われました。体温が33度でした。(今まで体温は測ってくれませんでした) 家では部屋を暖かくして猫用の小さいプレートのような暖かくなるものを敷いて暖めています。 ですが、3時間ほど寝ては起きて苦しそうに鳴くのは治りません。 ネットで調べたら、低体温が原因で呼吸が苦しくなる場合もあると書いてあったので暖めれば少しは治ると思ったのですが… 獣医師には、もうどうしようもないと言われてしまいました。そう言われても簡単に諦めることなどできません。 何か方法はないのでしょうか? せめて、起きた時に苦しそうにするのだけでも治してあげたいです。 少しでもいいのでわかることがあれば教えて下さい。 できる限りのことはしてあげたいんです。よろしくお願いします。

愛猫の状況と獣医師の診断

13歳という高齢のオス猫ちゃんは、心臓病とリンパ腫という重病を抱え、既にステロイド注射や強心剤、栄養点滴といった積極的な治療を受けている状況です。それでも、最近3時間おきに苦しそうに鳴くようになり、体温も33度と低体温症であることが判明しました。獣医師からは「もうどうしようもない」と言われたとのことですが、飼い主様の愛猫への深い愛情と、少しでも苦痛を和らげたいという強い気持ちは痛いほど伝わってきます。

低体温と呼吸困難の関係性

猫の低体温は、様々な原因が考えられます。高齢による代謝機能の低下、心臓病やガンといった基礎疾患、脱水、栄養不良などが挙げられます。低体温になると、体の機能が低下し、呼吸器系にも影響が出ることがあります。呼吸が浅くなったり、呼吸困難になる可能性もあるため、愛猫の苦しそうな鳴き声は、低体温が原因の一つとして考えられます。しかし、心臓病やリンパ腫といった基礎疾患が呼吸困難に直接的に影響している可能性も高いです。

愛猫の苦痛を和らげるための具体的な対策

獣医師から「どうしようもない」と言われたとしても、できる限りのケアをしてあげることが大切です。以下に、愛猫の苦痛を和らげるための具体的な対策を提案します。

1. より効果的な保温

現在、猫用の暖かくなるプレートを使用されているとのことですが、33度という低体温を考えると、より強力な保温が必要かもしれません。

  • ペット用ホットカーペット:温度調節機能付きのものを選び、低温設定で利用しましょう。直接肌に触れないように、タオルなどを敷いてあげると安心です。
  • 湯たんぽ:お湯の温度に注意し、タオルなどで包んでから使用します。猫が直接触れないように、安全に配慮しましょう。
  • 保温性の高いベッド:フリース素材やマイクロファイバー素材のベッドは保温性に優れています。さらに、その上に毛布などを重ねてあげましょう。
  • 部屋全体の温度管理:エアコンやヒーターで室温を25度程度に保ち、寒暖差をなくすことが重要です。特に夜間は注意が必要です。

2. 呼吸を楽にする工夫

呼吸困難を軽減するためには、以下の点に注意しましょう。

  • 安静を保つ:興奮やストレスは呼吸を速めます。静かな環境で、愛猫を落ち着かせましょう。必要に応じてフェロモン製品を使用するのも有効です。
  • 酸素供給:獣医師に相談の上、酸素サプリメントの使用を検討しましょう。自宅で酸素供給を行うことで、呼吸を楽にすることができます。
  • 体位調整:愛猫が最も楽な体勢を見つけられるように、様々な体勢を試してみましょう。仰向け、横向き、うつ伏せなど、猫が落ち着いて呼吸しやすい体勢を見つけることが大切です。

3. 痛みや苦痛の緩和

愛猫の苦痛を和らげるために、獣医師に相談の上、鎮痛剤や鎮静剤の使用を検討しましょう。痛みや苦痛が軽減されることで、呼吸が楽になる可能性があります。

4. 栄養補給の工夫

何も食べないとのことですが、栄養状態の維持は非常に重要です。

  • 嗜好性の高いフード:様々な種類のウェットフードを試してみて、愛猫が喜んで食べるものを見つける努力をしましょう。少量でも良いので、食べられるものを与えることが大切です。
  • 栄養補助食品:獣医師に相談の上、栄養補助食品を使用するのも有効です。高カロリーで消化の良いものを選びましょう。
  • 点滴の継続:栄養点滴は、栄養状態を維持するために非常に重要です。獣医師と相談し、継続して点滴を行うようにしましょう。

5. セカンドオピニオンの検討

現在の獣医師の診断に納得できない場合は、セカンドオピニオンを求めるのも一つの方法です。別の獣医師に診てもらうことで、新たな治療法やケア方法が見つかる可能性があります。

専門家の視点:動物病院での対応

動物病院では、低体温症の猫に対して、保温処置、輸液療法、酸素療法などが行われます。また、原因となる疾患の治療も同時に行う必要があります。愛猫の状況を詳しく獣医師に説明し、適切な治療やケアについて相談することが重要です。

まとめ

愛猫の苦しみを和らげるためには、保温、呼吸を楽にする工夫、痛みや苦痛の緩和、栄養補給、そして獣医師との継続的な連携が不可欠です。獣医師の言葉に簡単に諦めずに、できる限りのことをしてあげましょう。愛猫との時間を大切に、最後まで寄り添ってあげることが大切です。

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