愛猫の腎臓がんと最期の看取り:回復傾向と今後のケア

<長文ですが>私の愛猫(5月で17歳)が先週水曜日に腎臓がんと診断され、今週月曜日にもう長い事ないからあとは自宅でって退院させられましたが、退院後日に日に、具合が悪くなる前の調子に戻り もうすぐ死ぬという様子が感じられません。 先週月曜日から急にご飯を食べなくなり、後ろ足がトイレをまたげず、トイレの外でおしっこをするようになりました。 ご飯を食べない、名前を呼んでも鳴かない、横になっている、それで先週水曜日に病院へ連れて行き、そのまま入院となりました。 点滴を続けても、クレアチニンと尿素窒素の数値が下がらないので、もうこれ以上入院しても良くならない、あとは自宅で看てあげてと院長に言われ、私が「もう長い事ない?」と聞いたら院長は「そうだね、一週間分の腎臓の薬出しておくから、薬なくなったらまた来て~」の言葉が淡々としており、なんだか一週間も持たないと院長は言ってる気がしたんです。 自分でご飯を食べないので、シリンジで強制給餌をしていたのですが、今は自分からご飯を食べます。 朝私が仕事に出かける時間が早い為か、その時は缶詰を開けてもほんの少ししか食べないのですが、お皿に開けておくと、家に帰って来たら全部食べてあります。 腎臓が悪いのでお水はよく飲みます。 フラフラヨタヨタ歩きましたが、それでも昨日より今日、歩くのが速くなり(動きがスムーズ)、私のベッドも頻繁に登ったり降りたり、6畳の狭い部屋ですが、とにかくよく歩き回るし、よく鳴きます。 トイレも、後ろ足はまたトイレの中に入って、ちゃんと砂の上にしています。 退院後日に日に、調子が戻ってる気がするのですが。 呼吸も苦しそうだったのに、今は普通です。 ネットで、腎不全にはポカリを薄めた水と書いてあり、鵜呑みにして、飲水に少しポカリを入れています。 高齢猫なので、年寄り特有の震え(けいれんみたいなの)ありますが。 私の寝室で、しっぽをゆったり振っていて、リラックスしているように見えます。 実は病院へ連れて行くまで4年間ぐらい、愛猫はずっと一人ぼっちの部屋でした。 今4年ぶりに私の寝室にいて、私と一緒にいて嬉しそう。 その代わり、愛猫と代わって私と一緒に寝ていた14歳の愛犬(両眼失明)は、今一人で寝ています。 腫瘍の詳しい事は、開腹しないとわからないと言われましたが(高齢なので手術はしない)、腫瘍のある腎臓は通常の猫の腎臓より4倍ぐらい大きいそうです。 腎不全の治療を続けても、がんを持っているので、いつ死ぬかわからないと言われました。 入院している間、全然数値が良くならないので、もうこれ以上手の施しようがないという意味で、退院しました。 愛猫は自分からご飯も食べるし、私が名前を呼ぶと返事もするし、愛猫だって生きたいんだと私は思っています。 腎不全やがんじゃなくても、16歳では寿命というか長生きだと、獣医さんが言ってくれ、私は少し救われた気がしました。 今こうして調子が良くなっても、やっぱりがんを持っているし、寿命でもあるので、お別れが近い事は覚悟していますが、来月の17歳の誕生日も迎えられそうな気がしてなりません。 クレアチニンと尿素窒素の数値が正常になれば、退院後に週2~3回通院して皮下点滴と説明を受けていましたが、今特に腎臓の薬をご飯に混ぜる以外、何も治療してないです。 腎臓疾患は脱水状態になりやすいので、脱水には犬や猫もポカリとネットで見て、量は適当ですが、少し水に入れています。 調子が良くなっても、いつ死ぬかわからないけど、でも、先週月曜日~退院直後に比べると、今苦しんでいないように見えます。 薬やポカリも効いてるかも知れないけど、私の部屋でリラックスできているのも、良い影響だと思いますか? 私も今までにないくらい、愛猫とのスキンシップを大切にしています。 これまで愛猫を叱ったり、あたったりして、本当に寂しい思いをさせてしまいました。

愛猫の状況と獣医師の判断

愛猫の17歳という高齢、腎臓がんと腎不全の併発、そしてクレアチニンと尿素窒素の数値の改善が見られない状況から、獣医師は積極的な治療よりも、最期の時間を穏やかに過ごせるよう自宅での看取りを勧めたのでしょう。 獣医師の「一週間」という発言は、正確な余命予測ではなく、今後の状態によっては変化する可能性があることを示唆していると考えられます。 数値の改善が見られないという点から、積極的な治療による延命効果は期待薄と判断された可能性が高いです。

愛猫の回復傾向と原因

退院後、愛猫の食欲増進、活動量の増加、トイレの成功など、明らかに状態が改善している点は喜ばしいです。 この回復傾向の原因として考えられるのは以下の通りです。

  • 入院によるストレス軽減:病院環境は猫にとって大きなストレス源となります。自宅に戻り、慣れた環境でリラックスできたことが、食欲や活動量に良い影響を与えたと考えられます。
  • 飼い主さんとのスキンシップ:長年一人ぼっちの部屋で過ごしていた愛猫にとって、飼い主さんとのスキンシップは大きな心の支えになっているはずです。 愛情表現によって、精神的な安定が得られ、身体的な回復にも繋がっている可能性があります。
  • 適切な水分補給:腎不全の猫は脱水症状を起こしやすいです。ポカリスエットを薄めて与えていることは、水分補給に役立っている可能性があります。ただし、獣医師に相談の上、適切な量と濃度を確認することが重要です。 ポカリスエットは電解質が含まれているため、多量に摂取すると逆に負担になる可能性もあります。
  • 投薬の効果:処方された腎臓の薬が、症状の緩和に効果を発揮している可能性があります。

今後のケアと注意点

愛猫の状態が改善しているとはいえ、腎臓がんと腎不全は進行性の病気です。 今後、再び悪化する可能性も十分にあります。 大切なのは、愛猫が少しでも快適に過ごせるよう、最善のケアを続けることです。

具体的なケア方法

  • 食事:食欲があるうちは、嗜好性の高いウェットフードなどを少量ずつ、こまめに与えましょう。 腎臓に配慮した療法食も選択肢の一つです。獣医師に相談して適切なフードを選びましょう。
  • 水分補給:新鮮な水を常に用意し、こまめな水分摂取を促しましょう。 ポカリスエットは獣医師の指示に従って与え、自己判断で量を増やすのは避けましょう
  • 清潔なトイレ環境:高齢猫はトイレに失敗しやすいため、清潔なトイレを複数個所設置し、砂の交換をこまめに行いましょう。 高齢猫用の低めのトイレも有効です。
  • 安静と休息:必要以上に愛猫を刺激せず、安静に過ごせる環境を整えましょう。 暖かい場所を用意してあげたり、抱っこしてあげたりすることで、リラックスを促しましょう。
  • 痛みと苦痛の緩和:愛猫が痛みや苦痛を感じているようであれば、獣医師に相談して鎮痛剤などの処方を受けましょう。 痛みを放置すると、愛猫のQOL(生活の質)を著しく低下させる可能性があります
  • スキンシップ:愛猫との触れ合いを大切にし、穏やかな時間を過ごしましょう。 優しく撫でたり、声をかけたりすることで、愛猫の安心感を高めることができます。

専門家のアドバイス

獣医師や動物看護師などの専門家と継続的に連絡を取り、愛猫の状態を報告し、適切なアドバイスを求めましょう。 必要に応じて、在宅医療サービスの利用も検討しましょう。

まとめ

愛猫の回復傾向は、飼い主さんの愛情とケア、そして適切な環境が大きく貢献していると考えられます。 しかし、病気の進行は予測不可能です。 残された時間を大切に、愛猫と穏やかに過ごせるよう、上記のケアを心がけましょう。 そして、愛猫の気持ちに寄り添い、最期まで温かく見守ってあげることが大切です。 獣医師との連携を密にすることで、愛猫にとって最善の選択をできるよう努めましょう。

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