愛猫の看取りと穏やかな最期:腎不全末期の猫と飼い主さんのためのサポート

腎不全末期。痙攣発作について 飼い猫(11ヶ月のオス)が腎不全末期です。輸液を昨日まで受けていましたが、痙攣発作が起きた事を獣医さんに伝えると、後はそばにいて看取るくらいしかで きる事はない、という事で自宅でみてます。(数値はBUN200越えになってしまいまし) 困ったのが、今狭い通路の床に横臥してる状態なのですが、付近を歩いて少しでも音がすると、痙攣発作が始まる状態です。音もそうですが、抱き上げても痙攣発作が起こると思います。 本日でもう5回くらいヒドイ発作を起こしてるという事で、今度が最後かもしれない、と朝から見てる夫が言ってます。 その狭い通路の猫のいる向こう側の袋小路状態の場所に夫が動けずにいます。 昼過ぎくらいから頑張ってるのですが、、トイレもしたいのにガマンしてるようです。 こういう時はどうしたらいいのでしょうか?どうされますか? 私はその場所より階下で、夫を待つしかない体たらく。 私が階段を登る音でまた痙攣発作が起きるだろうから、あがってこないようにと、言われてる状態です。 猫も夫心配です。補足すみません、質問が具体的でなかったかもです。 獣医さんにはこれ以上何もできない、という事でお薬の処方はしていただけません。セカンドオピニオンも切羽詰ってますので、考えでません。 音や振動で反応してしまう痙攣発作について、猫を移動させる際や、人間が気をつけるべき事のアドバイスや、質問本文のような状態になった場合どうされますかー?というといかけでした。どうかよろしくお願いします。

腎不全末期の猫の看取り:穏やかな時間を過ごすためのアドバイス

愛猫が腎不全末期で痙攣発作を起こし、ご家族が辛い状況にあると伺い、心よりお見舞い申し上げます。獣医師からこれ以上の治療は難しいと告げられ、ご不安な気持ちは想像に難くありません。しかし、この状況下でもできることはあります。大切なのは、愛猫にできる限り穏やかな時間を与え、最期まで寄り添うことです。

痙攣発作と音・振動への反応

腎不全末期の猫が痙攣発作を起こす原因は様々ですが、電解質バランスの乱れや脳への影響が考えられます。そして、ご質問にあるように、音や振動に過敏になっているのは、猫の感覚が鋭敏になっている、もしくは痛みや不快感を感じている可能性があります。 この状態では、猫を無理に移動させたり、大きな音を出したりすることは避けるべきです。

愛猫の移動と環境調整

夫の方がずっと猫のそばにいらっしゃる状況とのことですが、まずは夫の負担軽減が最優先です。

  • 静かな環境の確保:通路の場所を、より静かで落ち着いた場所に移動できるか検討しましょう。例えば、猫が落ち着ける、暗くて静かな部屋に移動させることができれば、発作の頻度が減る可能性があります。移動は、極力ゆっくりと、猫に負担をかけないように行いましょう。必要であれば、厚手のタオルなどで優しく包み込むと安心感を与えられます。
  • 振動の軽減:床に敷物を敷いたり、通路にクッションを置くなどして、振動を吸収する工夫をしましょう。歩く際も、足音に気をつけ、ゆっくりと静かに動きましょう。
  • 夫の休憩:夫は長時間、猫のそばを離れられない状況ですが、定期的に休憩をとることが重要です。交代で看病する体制を作る、もしくは一時的にペットシッターなどを利用するなどの方法を検討しましょう。ご自身の健康も大切です。
  • トイレ問題:夫がトイレに行けない状況は深刻です。可能であれば、猫のそばに簡易トイレを設置するか、誰かに夫の代わりに猫の世話を頼むことを検討しましょう。近隣の方や親戚、友人などに相談してみるのも良いかもしれません。

具体的な行動と注意点

  • 静かに寄り添う:猫のそばで静かに寄り添い、優しく声をかけたり、撫でたりすることで、安心感を与えられます。ただし、猫の状態を見て、嫌がっているようであれば無理強いはしないようにしましょう。
  • 水分補給:脱水症状を防ぐために、少量ずつでもこまめに水分を補給しましょう。スポイトやシリンジを使うと便利です。獣医から指示があれば、電解質補給液を使用することもできます。
  • 痛みと苦痛の緩和:獣医に相談の上、痛み止めや鎮静剤を使用できる可能性があります。痙攣発作を抑える薬剤も検討できるかもしれません。セカンドオピニオンも視野に入れて、他の獣医の意見を聞いてみることをお勧めします。
  • 室温調整:室温を快適に保つことも大切です。暑すぎたり寒すぎたりすると、猫の負担が増えます。エアコンや暖房などを適切に使用しましょう。
  • 清潔な環境:猫の排泄物をこまめに処理し、清潔な環境を保つようにしましょう。これは、猫のストレス軽減にも繋がります。

専門家のサポート

獣医さんからの「看取るしかない」という言葉は、積極的な治療が難しいという意味であって、看病を放棄するという意味ではありません。 セカンドオピニオンの取得は有効です。複数の獣医師の意見を聞くことで、より適切な対応策が見つかる可能性があります。また、動物病院によっては、往診や在宅ホスピスサービスを提供しているところもあります。 相談してみる価値は十分にあります。

心のケア

ご家族の精神的なケアも非常に大切です。この状況はご家族にとって大きなストレスとなります。

  • 互いに支え合う:ご夫婦で協力し合い、お互いを支え合うことが重要です。感情を押し殺さず、話し合う時間を持つようにしましょう。
  • 相談窓口:必要であれば、動物愛護団体やペットロスサポート団体などに相談してみましょう。専門家からのアドバイスを受けることで、心の負担を軽減できる可能性があります。

まとめ:愛猫との最期の時間を大切に

腎不全末期の猫の看取りは、飼い主さんにとって非常に辛い経験ですが、愛猫との最期の時間を大切に過ごすことが重要です。静かな環境を整え、愛猫に寄り添い、穏やかな時間を過ごせるようサポートしましょう。そして、ご自身の心身にも気を配り、必要であれば専門家のサポートも活用してください。

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