愛猫の余命宣告と適切な獣医療:多血症と骨粗鬆症の可能性

コイン不足で申し訳ないです。初めてリクさせて頂きます。14歳と8ヶ月の猫が2週間前に余命宣告をうけたのですが…獣医さんによって言われている事が違い戸惑っています。 先生ならどう判断されますか?2週間前、てんかん発作とは違う「何も怖い事がないのに驚き部屋を猛ダッシュで逃げる、怖がる」症状で後ろ足骨折。この時、簡単な方の血液検査(水分と血液の比率が判るもの)と足のレントゲンを撮って貰いましたが(詳しいエコーや血液検査は休日の為出来ず)血液が異常に濃いと言われ、心臓が悪いか腎臓腫瘍の可能性があるので、足の手術はエコーと血液検査、必要なら針で細胞検査をしてから出来る状態であれば早めに入院させ手術と言われました。帰り際、獣医さんから足骨折よりも今は血液が濃いと言う事を先に考えなければならないと言われ、帰宅。この日の夜に今度は顎骨折、大量出血で系列の救急動物病院へ。そこの獣医さんからは、出血量が凄く手の施しようがない、出来る事は水分点滴のみ。抗生物質や痛み止め等の使用はは腎臓腫瘍だから出来ない、今日か明日がやまばだと。命がもってくれたら前日連れて行った病院で水分点滴しに行くのもよいと言われ、翌日また足骨折時に連れて行った方の病院へ。そこでも腎臓腫瘍があるから治療が出来ないと。どの位の命か聞くと今日明日の可能性が高いと。私は奇跡が起きて半月持つ事は?と聞くと、ないです。持っても1週間と言われました。楽にしてあげたいと言うと痛み止めを出してくれました。翌日また怖がって暴れ(ケージ内)血塗れで足も顎も折れて苦しく痛い中の発作に私は耐えられなくなり、持たない命ならば安楽死を!と往診で安楽死可能な獣医さんがいないか片っ端から電話。OKしてくれる獣医さんを見つけ診療終えてから来てくれる事となったのですが待っている間に疑問が。何故腎臓や心臓のレントゲンと詳しい方の血液検査 補足 をしていない状態で腎臓腫瘍と判るのか何故余命が解かるのか?この辺について安楽死に来てくれる獣医さんに電話。すると確かにきちんと判断されてからにした方がよいとの事で、顎骨折の時の病院に問い合わせたら多血症、骨が脆い、ご飯が食べられないと経験からでの総合的判断だったと判明。翌日安楽死の方の病院で血液検査をして抗生物質を使える状態である事と余命が1週間なんて可能性は少ない事がわかりました多血症=すぐ死?

愛猫の症状と獣医師の診断:何が問題だったのか?

ご相談の内容から、愛猫さんは複数の獣医師から異なる診断を受け、ご家族は大きな不安を抱かれたと拝察いたします。 まず、重要なのは、最初の獣医師の診断が、限られた検査結果に基づいて下された暫定診断であった可能性が高い点です。 後ろ足骨折と、血液濃度が高いという事実から、腎臓腫瘍や心臓病の可能性を指摘されたのは、ある程度の妥当性があります。しかし、確定診断には至っていなかったと考えられます。

特に、腎臓腫瘍の診断は、血液検査、レントゲン検査、そして必要であれば超音波検査や組織検査(生検)など、複数の検査結果を総合的に判断して下されるべきものです。 最初の診察では、時間的な制約から詳細な検査が行われなかったことが、誤解や混乱を招いた原因の一つと言えるでしょう。

救急動物病院での診断も、緊急性の高い状況下での判断だったため、詳細な検査を行う時間的余裕がなかった可能性があります。 出血量の多さや、食欲不振などの症状から、腎臓機能の低下を疑い、抗生物質や鎮痛剤の使用を控えたのは、腎機能障害を悪化させるリスクを考慮した判断だったと考えられます。しかし、この判断も、確定診断に基づいたものではなかった可能性が高いです。

多血症と骨粗鬆症:愛猫の本当の病状の可能性

最終的に、多血症と骨の脆さ(骨粗鬆症の可能性)が示唆されました。多血症は、血液中の赤血球数やヘモグロビン濃度が異常に高い状態です。これは、様々な原因で起こりうるため、単独で余命を予測することはできません。 骨粗鬆症も同様に、加齢や栄養状態、基礎疾患など様々な要因が関与します。

愛猫さんの場合、多血症と骨粗鬆症が関連している可能性があります。例えば、慢性腎臓病や甲状腺機能低下症などの疾患が、これらの症状を引き起こす可能性があります。また、高齢であることもこれらの症状に繋がっている可能性があります。

獣医師の診断と情報の重要性

今回のケースから学ぶべきことは、獣医師の診断を鵜呑みにせず、複数の獣医師の意見を聞き、情報を集めることの重要性です。 特に、緊急性の高い状況下では、限られた情報に基づいて迅速な判断が下されることがありますが、それはあくまでも暫定的なものであり、詳細な検査に基づいた確定診断とは異なることを理解しておきましょう。

また、獣医師とのコミュニケーションも重要です。 不安な点や疑問点は、遠慮なく獣医師に質問し、納得のいくまで説明を求めることが大切です。 愛猫さんの状態を正確に把握し、適切な治療方針を立てるためには、飼い主さんの積極的な関与が不可欠です。

愛猫のケアと今後の対応

愛猫さんの状態を改善するためには、まず、詳細な血液検査、レントゲン検査、必要に応じて超音波検査や組織検査を行うことが重要です。 これらの検査結果に基づいて、多血症や骨粗鬆症の原因を特定し、適切な治療を開始する必要があります。

治療法としては、原因疾患に対する治療、疼痛管理、栄養管理などが考えられます。 多血症の原因によっては、輸血が必要になる場合もあります。 骨粗鬆症に対しても、カルシウムやビタミンDの補給などが必要となる場合があります。

さらに、愛猫さんの生活環境を整えることも重要です。 ケージ内での暴れを防ぐために、安全で快適な空間を提供しましょう。 ストレスを軽減するために、静かな環境を確保し、優しく接することが大切です。

インテリアとペットの共存:安全で快適な空間づくり

愛猫さんの状態を考慮したインテリア選びも重要です。 滑りにくい床材を使用したり、段差を少なくしたりすることで、転倒や骨折のリスクを軽減できます。 また、猫が落ち着ける場所として、猫用ベッドやキャットタワーなどを設置するのも良いでしょう。

グレーの落ち着いた色合いのインテリアは、猫のストレスを軽減する効果があると言われています。 グレーは、自然界の色であり、猫にとって落ち着きを与える効果があります。 また、家具の角を保護するカバーを使用するなど、安全対策も忘れずに行いましょう。

まとめ:信頼できる獣医師との連携と適切なケア

愛猫さんの余命宣告を受け、ご家族は大きなショックを受けられたことと思います。しかし、獣医師の診断は必ずしも絶対的なものではなく、追加検査やセカンドオピニオンによって状況は変わる可能性があります。 今回の経験を踏まえ、信頼できる獣医師との連携を密にし、愛猫さんにとって最善のケアを継続していくことが大切です。 愛猫さんと過ごす時間を大切に、穏やかな日々を過ごせるよう願っています。

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