愛猫との最期の時間を大切に過ごすために:看取り経験者からのアドバイス

愛猫さんの最期を看病のすえ、看取った経験のある方、教えて下さい。もう永くはない。そうわかった時、皆様は愛猫さんと、どの様に接していましたか?うちの愛猫は、昨年夏に足と顎を骨折しました。顎の骨折の時は、大出血で手の施しようがない。持っても今日明日の命…と2つの病気の先生から言われましたが、それを乗り越えてくれました。その後、頻繁に病気通いとなり、その時は腎不全初期~中期でしたが、今度は先に骨折していた足が壊死してしまい、切断しなければ命がない状態となり、『賭け』での手術にふみきり、ここでも奇跡をおこしてくれて、切断までの期間の治療にも耐えてくれました。顎の骨折は抗生物質投与などで様子見、長かった治療も2週間に一度で良くなったのですが、今度は腎不全末期、1週間点滴をし血液検査の数値が下がらなければ危険な状態と宣告されてしまいました。今日は命の危険はないと思うと言われた為、約束していたしなければいけない事を愛猫を一人残して出掛け、早く帰りたい!その一心で帰宅したものの、眠っているのか力なく横になっている猫をキッチンから見るだけで離れてしまっている自分がいます。多分、現実を受け止めたくない気持ち、恐怖から逃げているのだと思うのですが、皆様はどうでしたか?普通は、もし数日、1週間の命とわかったらずっと猫に触れて、温もりを感じていたいと思いますよね??帰宅してから一時間経つのに愛猫のいる自分の部屋へ入る事すら出来ません。気持ち的にはずっと横にいたいと思うのですが、怖くて…。なんか支離滅裂な文章になっていたらすみません。宜しくお願いします。

愛猫の最期を看取る心構えと具体的な接し方

愛猫との別れは、飼い主にとって非常に辛い経験です。質問者様は、愛猫の病状悪化を受け止めきれず、部屋に入ることすらできないとのお気持ち、よく分かります。 愛猫が長く苦しまないように、そして最期の時間を少しでも穏やかに過ごせるように、できる限りのことをしてあげたいと願うのは、自然な気持ちです。 多くの飼い主さんが、同じような葛藤を抱えています。

まず、大切なのは、ご自身の感情を否定しないことです。恐怖や悲しみ、後悔など、様々な感情が押し寄せても、それは決して間違っていません。 現実を受け入れるには時間が必要です。 自分を責めずに、ゆっくりと愛猫と向き合う時間を持ちましょう。

最期の時間をどう過ごすか?具体的な行動と心の準備

愛猫の余命宣告を受けた時、多くの飼い主さんはパニックに陥ります。しかし、残された時間をどう過ごすか、具体的な行動計画を持つことが大切です。

  • 獣医師との相談: 獣医師に愛猫の状態を詳しく聞き、痛みを和らげる方法や、快適な環境を作るためのアドバイスを受けましょう。 痛み止めや点滴など、愛猫の苦痛を軽減する処置について相談することも重要です。 また、安楽死についても相談しておきましょう。これは決してネガティブな選択ではなく、愛猫の苦しみを最小限に抑えるための選択肢の一つです。
  • 愛猫との時間: 愛猫を優しく撫でたり、声をかけたり、一緒に過ごせる時間を大切にしましょう。 普段よりも多くの時間を一緒に過ごすことで、愛猫への愛情を伝え、心の安らぎを得ることができます。 愛猫が好きな場所、好きなおもちゃ、好きな食べ物を用意してあげましょう。 静かに寄り添うだけでも、十分な愛情表現になります。
  • 環境調整: 愛猫がリラックスできる静かな環境を整えましょう。 騒音や刺激を避け、快適な温度を保つことが重要です。 必要に応じて、ベッドや毛布などを用意して、愛猫が落ち着いて過ごせるように配慮しましょう。 また、トイレや食事場所も、愛猫が容易にアクセスできる場所に配置しましょう。
  • 写真や動画の撮影: 愛猫との思い出を記録に残しましょう。 写真や動画を撮影することで、後から愛猫との時間を振り返り、心の支えにすることができます。 愛猫の可愛らしい仕草や表情を記録しておけば、辛い時でも、温かい気持ちを取り戻すことができます。
  • ご自身のケア: 愛猫の看病は、心身ともに大きな負担となります。 ご自身のケアも忘れずに、十分な休息を取り、バランスの良い食事を摂りましょう。 必要であれば、家族や友人、ペットロスカウンセラーに相談することも大切です。 一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることも、重要な心のケアです。

専門家の視点:ペットロスカウンセラーの役割

ペットロスカウンセラーは、ペットの死による悲しみや喪失感を乗り越えるためのサポートをしてくれる専門家です。 ペットロスカウンセラーは、飼い主さんの感情を受け止め、寄り添いながら、悲しみを癒すための具体的な方法をアドバイスしてくれます。 ペットロスカウンセラーへの相談は、一人で抱え込まずに済むため、非常に有効な手段です。

事例紹介:グレーのインテリアと穏やかな空間

ある飼い主さんは、愛猫の看病中、部屋のインテリアをグレーを基調とした落ち着いた雰囲気に整えました。 グレーは、落ち着きと安らぎを与えてくれる色であり、愛猫の穏やかな最期をサポートするのに役立ちました。 シンプルで清潔感のある空間は、愛猫のストレスを軽減し、飼い主さんの精神的な負担も和らげる効果がありました。 このように、インテリアも心の状態に影響を与えるため、落ち着いた色合いの空間作りもおすすめです。

まとめ:愛猫との最期の時間を大切に

愛猫との別れは、想像以上に辛い経験ですが、残された時間を大切に過ごすことで、後悔を少なくすることができます。 愛猫との思い出を胸に、そして、愛猫がくれた幸せを忘れずに、前を向いて進んでいきましょう。 ご自身の心のケアも忘れず、必要であれば専門家のサポートも活用してください。

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