愛犬への愛情と健康を守る!祖父母への効果的な伝え方

愛犬に人間のごはんを与えてしまう祖父母について悩んでいます。 ※長文です。 実家に5歳になるトイプードルの男の子がいます。 実家には父、母、祖父母が住んでいます。 現在進学で離れて暮らす妹がこの子に一目ぼれし、家族の一員となりました。 当方は現在結婚し、愛犬とは離れた生活です。 それぞれが愛犬をとてもかわいがっています。 しかし、可愛がるあまりか、祖父母が人間の食べ物をこっそり与えてしまっているようなのです。 以前から、食事中塩辛いもの、味の濃いおかずなどを細かくして与えていました。 父母は祖父母に注意こそしませんが、与える行為はしません。 まだ妹も私も同居中でしたので、気が付くと「そういうことしないで」とその理由も調べて伝えていました。 その後少しの間は良いのですが、また何日かするとすぐ与え始めてしまいます。 いつの間にか愛犬も「好きなものをくれるから」と祖父母の部屋に行きたがるようになり、 それが面白いのか、こっそりと人間のお菓子やおかずを与える行為がエスカレートしていったようです。 そのためか、たびたび下痢したり、嘔吐したり、元気がなくなって病院にいったりということが起こっています。 再三味付けした人間の食べ物はだめ、特にたまねぎやネギ、チョコレートは絶対だめだよ、といっても私たち姉妹が離れて暮らすようになると、玉ねぎの入ったハンバーグや鍋の具(たまねぎのエキスが染みている)、チョコがかかったドーナツなど与えていると母から耳にしました。 さすがに父母も注意してくれてはいるみたいなのですが、祖父母はすぐに機嫌を損ねてしまい、まるで子供のように部屋に閉じこもったり、ドアを勢いよく閉めたり、ものに当たることもあります。 そして先日、愛犬はなんらかのアレルギーを起こしたのか、中毒様の症状が起こったのか、これまでにないくらい具合が悪くなり、1週間通院するという事態になりました。(母がパートを休んで病院へ連れていきます) 私は隣町に住んでいるため、これを機に愛犬が心配で頻繁に実家に帰るようになりました。 そして先日、実際に味の濃いから揚げを与える祖母を目撃し、怒りがこみ上げてきました。 こっそりと気づかれないように与えようとしている様子に気づき、さらに怒りが抑えられなくなりました。 すると案の定口も利かなくなり、不機嫌になる祖母。 大切な大切な愛犬がこの先どうなってしまうのか、不安でたまりません。 祖父母へどう伝えたら愛犬を守れるのか、何か良い方法はありませんか…?補足当初、愛犬を私や妹が連れていく選択肢も考えました。しかし、この子にとって一番居心地がいいのは小さな頃から育って大好きな家族が沢山いる実家だということ、私の住居が社宅でペットが飼えないということ、妹は学生で一人暮らのため飼える状況にないこと、父母たちも愛犬が大切である、ということから連れていく選択肢は選択しませんでした。

愛犬の健康を守るために:人間用食品の危険性

愛犬への愛情から、つい人間のご飯を少しだけ…と考えてしまう気持ちはよく分かります。しかし、人間が食べられるものが、必ずしも犬にとって安全とは限りません。特に、塩分や油分が多い料理、玉ねぎやネギ、チョコレートなどは、愛犬にとって深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

具体的にどのような危険性があるのか、見ていきましょう。

塩分と油分の過剰摂取

人間用の料理は、犬にとって塩分や油分が多すぎる場合がほとんどです。塩分の過剰摂取は、高血圧や心臓病、腎臓病などの原因となります。油分が多い食事は、膵炎や肥満につながる危険性があります。愛犬の健康を守るためには、これらの摂取量を厳しく管理する必要があります。

玉ねぎ・ネギ類の危険性

玉ねぎやネギ類に含まれる成分は、犬の赤血球を破壊する作用があります。少量でも摂取すると、貧血や呼吸困難を引き起こす可能性があり、大量摂取すれば命に関わる事態にもなりかねません。スープや煮物、ハンバーグなど、一見少量でも危険です。

チョコレートの毒性

チョコレートに含まれるテオブロミンは、犬にとって毒性があります。少量でも下痢や嘔吐、心臓の異常を引き起こす可能性があり、大量摂取すれば死に至ることもあります。

その他の危険な食品

上記以外にも、ブドウ・レーズン、アルコール、骨、生肉など、犬にとって危険な食品は数多く存在します。これらの食品を愛犬に与えることは、絶対に避けなければなりません。

祖父母への伝え方:効果的なコミュニケーション

祖父母の気持ちも理解しつつ、愛犬の健康を守るために、どのように伝えたら良いのでしょうか。感情的に怒るのではなく、冷静に、そして具体的な説明を交えながら伝えることが重要です。

1. 写真や動画を活用する

愛犬の健康診断の結果や、人間用食品の危険性についてまとめた資料、犬の健康に関するウェブサイトのプリントアウトなどを提示することで、祖父母の理解を深めることができます。また、愛犬が下痢や嘔吐をした時の写真や動画を見せることで、具体的な危険性を理解してもらうことが可能です。

2. 専門家の意見を参考にする

獣医さんの意見や、ペットフードに関する専門家の意見を参考にすることで、祖父母の説得力を高めることができます。獣医さんから直接アドバイスをもらったり、専門家の書いた本や記事を一緒に読んだりするのも効果的です。

3. 代替案を提供する

人間のご飯をあげたいという祖父母の気持ちに寄り添い、代わりに犬用のおやつや、手作りで安全な犬用のおやつを一緒に作ることを提案してみましょう。一緒に時間を共有することで、祖父母の満足感も高まり、愛犬への愛情表現の仕方を改めて考えるきっかけになるかもしれません。

4. 具体的なルールを作る

「人間のご飯は絶対に与えない」というのではなく、「犬用のおやつは1日これくらいまで」といった具体的なルールを決めて、祖父母にも理解してもらうことが重要です。ルールを明確にすることで、祖父母も安心して愛犬と接することができるようになります。

5. 感情に訴えかける

「愛犬が病気になったら、私たち家族みんなが悲しい思いをする」といったように、感情に訴えかけることも効果的です。祖父母も愛犬を大切に思っているからこそ、人間のご飯を与えているのです。その気持ちに寄り添いながら、愛犬の健康を守るための協力を求めましょう。

具体的な行動計画

* 獣医さんに相談する:愛犬の健康状態について獣医さんに相談し、具体的なアドバイスをもらいます。
* 資料を作成する:人間用食品の危険性についてまとめた資料を作成し、写真や動画などを加えて分かりやすくします。
* 祖父母と話し合う:冷静に、そして具体的な説明を交えながら、祖父母と話し合います。
* ルールを決める:愛犬への食事に関する具体的なルールを決め、祖父母にも理解してもらいます。
* 代替案を提供する:犬用のおやつや、手作りで安全な犬用のおやつを提案します。
* 定期的なチェック:愛犬の健康状態を定期的にチェックし、問題があればすぐに対応します。
* 感謝の気持ちを伝える:祖父母の協力に感謝の気持ちを伝え、良好な関係を維持します。

まとめ

愛犬の健康を守るためには、家族全員で協力することが大切です。感情的な対立を避け、冷静に、そして具体的な説明を交えながら祖父母と話し合うことで、愛犬の健康を守り、家族の絆を深めることができるでしょう。 愛犬と祖父母、そして家族みんなが幸せな時間を過ごせるよう、ぜひ上記のアドバイスを参考に、一歩ずつ進んでいきましょう。

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