続きです）チワワの食糞 昨日質問させて頂いたチワワ（近所で外飼いされてた子です）の食糞についてです。 外で飼われていたせいなのか分からないですが、自分のウンチを食べてしまいます。すぐ片付けるようにはしているんですが、私が部屋から出た時にしてしまうと間に合わない時があって… 昨日の午前中、保健所に行くというので引き取ってきたばかりで、昨夜遅くようやく少しづつ眠れるようになったばかりです。まだ怖いのもあると思うんですけど、食べようとしたらふんを叩くとかしたらマズイでしょうか。 出来れば体罰はしたくないですが、、どうやったら直していけるでしょうか。 もう5才になる子ですし、元飼い主の話によると生後半年から外の犬小屋で暮らしていたそうです（毛が抜けるのと声がうるさいから）。 獣医さんによるとすぐ片付けるしか無いとのお話でしたが、他に出来る事があればしていきたいと思います。 ちなみに男の子で、マーキングも昨日は凄かったので、さっきホームセンターでマーキング禁止スプレーを買ってきてソファの脚などにかけました。 今の所、マーキングはスプレーした所にはしてません。
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愛犬の食糞とマーキング：問題と原因の解明
5歳になるチワワの食糞とマーキングの問題、そして、新しい環境への適応という課題を抱えている状況ですね。まずは、これらの問題の原因を探ることから始めましょう。
食糞の原因
犬が自分の糞を食べる行動（食糞）には、様々な原因が考えられます。
- 栄養不足：食事の内容が不適切で、必要な栄養素が不足している可能性があります。特に、腸内環境を整えるための食物繊維が不足している場合、消化不良を起こしやすく、食糞につながる可能性があります。
- ストレス：新しい環境への不安、過去の虐待やネグレクトの経験、飼い主との関係性の不安定さなどがストレスとなり、食糞行動につながることがあります。今回のケースでは、保健所から引き取られたばかりで、新しい環境にまだ慣れていないことが大きなストレス要因と考えられます。
- 消化不良：消化器系の問題で、消化不良を起こしている可能性があります。食べ物がうまく消化されずに残ってしまうと、それを排泄物として食べてしまうことがあります。
- 病気：膵炎や腸内寄生虫など、様々な病気が食糞の原因となる場合があります。獣医師による健康診断が不可欠です。
- 学習：幼少期に食糞の行動が放置された場合、学習によって習慣化してしまう可能性があります。今回のチワワは生後半年から外で飼育されていたため、この可能性も考慮する必要があります。
マーキングの原因
マーキングは、犬が自分の縄張りを主張する行動です。
- 縄張り意識：新しい環境に不安を感じ、自分のテリトリーを確立しようとする行動です。
- ストレス：食糞と同様に、ストレスが原因でマーキングが増えることがあります。
- ホルモンバランス：去勢手術をしていないオス犬の場合、ホルモンバランスの影響でマーキングが増える可能性があります。
具体的な解決策：食糞とマーキングへの対処法
まずは、獣医師による健康診断を受けましょう。食糞やマーキングの裏に隠れた病気や健康上の問題がないかを確認することが重要です。
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食糞への対処法
- 食事の見直し：高品質なドッグフードを選び、消化の良いものを与えましょう。食物繊維を多く含むフードを選ぶことも有効です。獣医師に相談して、適切な食事内容をアドバイスしてもらうことをお勧めします。
- ストレス軽減：新しい環境に慣れるまで、優しく、穏やかな態度で接しましょう。十分な休息と安全な空間を与え、落ち着けるように配慮しましょう。サプリメントでストレス軽減を図ることも検討できますが、獣医師に相談の上で利用しましょう。
- ウンチの処理：ウンチはすぐに片付けることはもちろん、徹底的に掃除機をかけ、臭いを完全に除去しましょう。酵素系のクリーナーを使用すると効果的です。臭いが残っていると、犬はそれを探して食べてしまう可能性があります。
- 遊びや運動：十分な運動と遊びの時間を与え、心身ともに健康な状態を保ちましょう。散歩でストレス発散を促すのも有効です。
- 決して叩いたり、罰を与えない：体罰は逆効果で、犬をさらに不安にさせ、問題行動を悪化させる可能性があります。信頼関係を築くことが大切です。
- 行動療法：食糞が改善しない場合は、動物行動学の専門家による行動療法を検討しましょう。専門家の指導の下、適切なトレーニングを行うことで、食糞の行動を改善できる可能性があります。
マーキングへの対処法
- マーキングスプレーの使用：すでに使用されているとのことですが、効果がない場合は、他の製品を試してみましょう。ただし、犬がスプレーの成分を嫌がる場合もあるため、注意が必要です。
- 去勢手術：オス犬で去勢手術を検討するのも一つの方法です。ホルモンバランスを整えることで、マーキングが減少する可能性があります。獣医師と相談して、メリット・デメリットを理解した上で判断しましょう。
- 清潔な環境：マーキングされた場所を徹底的に掃除し、清潔な状態を保ちましょう。臭いを完全に除去することが重要です。
- オシッコをさせる場所の確保：決められた場所でオシッコをさせるトレーニングを行いましょう。成功したら褒めて、信頼関係を築きましょう。
- ストレス軽減：食糞と同様に、ストレスを軽減することが重要です。安全で落ち着ける環境を提供しましょう。
専門家の意見：動物行動学者からのアドバイス
動物行動学の専門家によると、「食糞やマーキングは、犬のコミュニケーション手段の一つである可能性があります。犬の行動を理解し、適切な対応をすることが重要です。体罰は絶対に避け、愛情と忍耐をもって接することで、信頼関係を築き、問題行動を改善できる可能性があります。」とのことです。
インテリアとの関連性：安心できる空間づくり
愛犬が落ち着いて過ごせる空間づくりは、食糞やマーキングの改善に大きく貢献します。
落ち着ける空間の演出
- ブラウン系の家具：ブラウンは落ち着きと安心感を与える色です。ソファやベッドカバーなどにブラウン系のアイテムを取り入れることで、リラックスできる空間を演出できます。
- 犬用のベッドやクッション：安全で快適な寝床を用意しましょう。犬が安心して休める場所があることで、ストレス軽減に繋がります。
- 自然素材：木やコットンなどの自然素材は、犬にとって安心感を与えてくれます。床材や家具などに自然素材を取り入れるのも良いでしょう。
- 適切な照明：明るすぎず暗すぎない、適度な明るさの照明を選びましょう。リラックスできる雰囲気を演出します。
これらの点を考慮し、愛犬にとって安全で快適な空間をデザインすることで、ストレスを軽減し、問題行動の改善に繋がる可能性があります。
まとめ
愛犬の食糞とマーキングの問題は、すぐに解決できるものではありませんが、根気強く、適切な対応を続けることで改善が見込めます。獣医師や動物行動学の専門家のアドバイスを参考に、愛犬との信頼関係を築きながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、愛犬と幸せな生活を送れるよう願っています。
