愛犬の豹変と解決策:地震と家族関係、そして安心できるインテリア

助けて下さい。7歳のメスのコーギーが3日前から、豹変してしまいました。 現在、私と嫁と7歳のメスのコーギーと3人暮らしをしてます。犬が3日前の大地震発生の日から当然嫁に対し、牙をむき出し、狂ったように吠え、噛み付くようになってしまいました。今は寝室に閉じ込めているのですが、室内でもリードをつけ、嫁に飛びかからないように私が持っている状態です。 私と嫁は1月に入籍し、一緒に暮らし始めました。元々は私が飼っていた犬です。 去年の11月、まだ入籍する前に嫁の家に犬を連れて泊りに行ったとき、プーさんのぬいぐるみをずっと見つめていたので与えたところ、自分の子供と思ったのか、ぬいぐるみをお腹のところに包み込むようにして横になりました。すぐに取り上げて私と嫁は寝たのですが、夜中に犬が部屋の中を歩き回っていて、何回注意しても治まらず、結局朝まで約6時間ずっと部屋を歩いていました。そしてその日の夜、犬の顔に嫁が顔を近づけたところ、突然嫁の顔に噛み付きました。幸い大事には至らず、口が少し切れた程度だったのですが、それ以来何がきっかけか解りませんが、月に2,3度ぐらい、嫁に対して突然怒り出すようになってしまいました。 しばらくすると落ち着き、おとなしくなるのですが、3日前からはそれまでとは様子が全く違い、治まりません。黙っていると嫁の顔を見てずっと吠えています。嫁は私がいなければ執拗に噛みつかれ、重傷を負うでしょう。 私はあんなに恐ろしい顔で威嚇する飼い犬の顔を見たショックや、3日間犬を監視してきた精神的疲労で一杯一杯です。 どうすればよいでしょうか?飼い犬のこような症状は治るのでしょうか?補足ぬいぐるみを取り上げたのは私です。 ぬいぐるみは処分しました。

愛犬の異常行動の原因を探る:地震と環境変化のストレス

愛犬の突然の攻撃的な行動、大変お辛い状況ですね。まず、落ち着いて原因を分析しましょう。3日前の地震をきっかけに、愛犬の行動が激変したとのこと。これは、地震による強いストレスが原因の一つと考えられます。犬は人間以上に地震の揺れや音に敏感で、恐怖や不安を感じやすい動物です。特に、今回のケースでは、地震発生後から嫁さんへの攻撃性が顕著になっていることから、地震によるストレスが、既存の不安定な関係性を悪化させた可能性が高いです。

さらに、入籍後、新しい生活環境への適応や、嫁さんとの関係性の変化もストレス要因として考えられます。愛犬は、飼い主であるあなたへの愛情は強いものの、新しい家族である嫁さんへの警戒心や不安を抱えているのかもしれません。特に、ぬいぐるみ事件は、愛犬の不安定な心理状態を示唆しています。ぬいぐるみへの執着と、それに対するあなたの対応(取り上げること)が、愛犬の不信感を増幅させた可能性があります。

専門家への相談と具体的な対処法

現状では、愛犬の安全とご家族の安全を確保することが最優先です。まず、動物病院への受診をお勧めします。獣医師は、愛犬の身体的な問題がないかを確認し、行動の変化の原因を特定する上で大きな助けとなります。必要であれば、動物行動学の専門家を紹介してもらえます。

専門家への相談と並行して、以下の対策を試みてください。

1. 安全な環境の構築

* ケージやサークルを用意する:愛犬が安全に過ごせるスペースを確保しましょう。落ち着けるベッドや、お気に入りの玩具などを置いてあげると安心感が増します。
* リードの使用:現在リードを使用されているとのことですが、嫁さんが近づけないように、常にリードをしっかり持つようにしてください。
* 空間の区分け:寝室など、嫁さんが休息できるプライベート空間を確保し、愛犬との接触を制限しましょう。

2. ストレス軽減のための工夫

* 安心できる場所を作る:愛犬が落ち着ける場所を確保し、安全だと認識させましょう。犬がリラックスできる落ち着いた色のインテリアや、柔らかい素材のベッドなどを用意するのも効果的です。例えば、ベージュやアイボリーなどの落ち着いた色合いのクッションやベッドを置いてあげましょう。
* 規則正しい生活:食事、散歩、睡眠など、愛犬の生活リズムを規則正しく整えましょう。これは、不安定な気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。
* リラックスできる環境:騒音や刺激の少ない静かな環境を心がけましょう。アロマテラピーなども有効です。ラベンダーなどのリラックス効果のある香りは、犬のストレス軽減に役立つ場合があります。
* ポジティブな強化:攻撃的な行動には決して反応せず、落ち着いていられる時に褒めてご褒美を与えましょう。良い行動を強化することで、愛犬の行動を改善できます。

3. 嫁さんとの関係性の改善

* ゆっくりと距離を縮める:嫁さんは、愛犬に近づきすぎず、ゆっくりと距離を縮めていくことが重要です。最初は、遠くから話しかけたり、おやつを与えたりするなど、ポジティブな接触から始めましょう。
* 恐怖体験の回避:過去の噛みつき事件を思い出させるような状況は避けましょう。
* コミュニケーションの改善:嫁さんも愛犬とコミュニケーションをとる練習をしましょう。例えば、おやつを与えたり、優しく撫でたりするなど、ポジティブな経験を積ませることが大切です。

4. インテリアによる安心感の向上

インテリアも愛犬の安心感に大きく影響します。

* 落ち着いた色調:ベージュ、アイボリーなどの落ち着いた色調の家具や壁の色は、犬のストレスを軽減する効果があります。
* 安全な素材:犬が噛んでも安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。
* 隠れ家スペース:犬が落ち着いて休める隠れ家となるスペースを確保しましょう。犬用のベッドやハウスなどを設置し、安全で安心できる空間を提供することが重要です。

専門家の視点:動物行動学者のアドバイス

動物行動学者によると、地震などの外的ストレスと、家庭環境の変化によるストレスが重なり、愛犬の不安が増幅されている可能性が高いとのことです。このような状況では、まず、愛犬の安全を確保し、ストレスを軽減するための環境整備が最優先となります。そして、専門家の指導の下、愛犬と家族のコミュニケーションを改善していくことが、問題解決の鍵となります。

まとめ

愛犬の行動変化は、地震によるストレスと、家庭環境の変化が複雑に絡み合った結果である可能性が高いです。まずは獣医や動物行動学の専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。同時に、安全な環境を整備し、ストレス軽減に努め、愛犬と家族の関係性を修復していく努力が必要です。焦らず、根気強く取り組むことが大切です。

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