犬の薬の飲ませ方を教えて下さい。我が家には１５歳のミニチュアダックスがいます。肝臓の末期ガンと言われました。でも僕はあきらめてません。なんとか治る方法がありましたら教えて下さい。朝 と夕方に薬を飲ませなくてはいけないのですが飲んでくれません。最初の頃はフードに混ぜたら飲んでくれましたが今はもうダメです。今は薬を砕いて水で溶かしてスポイトで歯のすき間からやってますがそのあと庭でいじけて部屋に入ってきません。嫌がるなら飲ませなくていいかと思い飲ませなかったら血流が悪くなり体が冷たくなったり歯茎が真っ白になり動物病院に連れて行ったら薬を飲ませなかったからとわかりました。あとご飯も食べてくれません。夕方にミンティアのケースぐらいの大きさの焼いた牛肉を3枚ぐらいしか食べてくれません。水もあまり飲まないでひたすら寝てます。体重も減ってきてます。ほんとに困ってます。どなたか助けてください。お願いします。
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愛犬の薬の飲ませ方：工夫と愛情で
15歳という高齢のミニチュアダックスフンドちゃん、肝臓の末期ガンと診断され、ご心配な気持ち、よく分かります。残念ながら、完治させる方法は現在の医療では難しいかもしれませんが、残りの時間を少しでも快適に過ごせるよう、サポートすることは可能です。まずは、薬の飲ませ方について具体的な方法と、愛犬の状況を改善するためのアドバイスをさせていただきます。
薬を飲ませるための様々な工夫
愛犬が薬を嫌がるのは、苦味や味が原因です。様々な工夫を試みて、愛犬にとって少しでも受け入れやすい方法を見つけることが大切です。
- 薬の味を隠す：
- 高カロリーのフードやペースト状のフードに混ぜる： 強い匂いや味がするフード（ウェットフード、パテ状のフードなど）に混ぜ込むと、薬の味が気になりにくくなります。少量ずつ試して、愛犬が喜んで食べるものを探してみましょう。チーズやヨーグルト、ツナなどに混ぜるのも有効です。ただし、愛犬の健康状態に合わせて、与える量に注意が必要です。
- 薬を包む： 小さな薬であれば、チーズやハム、レバーなどの小さな塊で包んで与える方法もあります。ただし、愛犬がすぐに薬を吐き出してしまう可能性もあるので、注意深く観察しましょう。
- 薬用おやつ： 動物病院などで、薬を包み込むための専用のおやつが販売されています。これらを利用するのも一つの方法です。
- 飲ませ方を変える：
- シリンジを使用する： スポイトではなく、シリンジを使用すると、薬液を正確に、かつ優しく与えることができます。愛犬の口の奥に直接注入するのではなく、頬の内側に薬液を流し込むようにすると、嫌がりにくいです。
- 指先で与える： 錠剤を砕いて、指先で少量ずつ与える方法も有効です。愛犬の口の端から優しく薬を押し込み、飲み込むのを促します。
- 少量ずつ、こまめに与える： 一度に多くの薬を飲ませようとせず、少量ずつ、数回に分けて与える方が、愛犬への負担を軽減できます。
- 環境を整える：
- 落ち着いた場所で： 薬を飲ませる時は、静かで落ち着いていられる場所を選びましょう。愛犬がリラックスできる環境を作ることで、ストレスを軽減できます。
- ご褒美を用意する： 薬を飲んだ後には、必ずご褒美を与えましょう。愛犬が薬を飲むことを良い経験として記憶するようにすることで、次回以降の服薬がスムーズになる可能性があります。
食欲不振と脱水症状への対処法
愛犬がご飯を食べなくなり、体重が減っているとのこと、これは深刻な問題です。脱水症状も併発している可能性があります。
食欲不振への対処法
- 少量でも良いので、食べられるものを与える： 牛肉以外にも、鶏ささみ、白身魚、豆腐など、消化の良いものを少量ずつ、こまめに与えてみましょう。温めて提供すると、食欲が増す場合があります。
- 嗜好性の高いフードを試す： 様々な種類のフードを試して、愛犬が喜んで食べるものを見つける努力が必要です。ウェットフード、手作りご飯など、色々な選択肢があります。
- 獣医師に相談する： 食欲不振が続く場合は、獣医師に相談し、原因を特定してもらいましょう。必要に応じて、食欲増進剤などの処方を受けることも検討しましょう。
脱水症状への対処法
- こまめに水分補給： 水だけでなく、スープやゼリー状の水分補給剤などを与えてみましょう。シリンジを使って、少量ずつ与えるのも有効です。
- 獣医師に相談する： 脱水症状が疑われる場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。点滴が必要になる場合もあります。
終末期ケア：穏やかな時間のために
末期ガンと診断された場合、治療よりも、愛犬のQOL（生活の質）を向上させることに重点を置く終末期ケアが重要になります。
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快適な環境づくり
- 暖かい場所を用意する： 寒さを感じやすいので、暖かいベッドやブランケットを用意しましょう。オレンジ色の暖色系のブランケットは、心身共にリラックス効果があります。
- 清潔な環境を保つ： 清潔な環境を保つことで、愛犬のストレスを軽減し、快適な時間を過ごせるようにサポートできます。
- 愛犬と過ごす時間を大切にする： 愛犬とたくさん触れ合い、優しく声をかけ、穏やかな時間を過ごしましょう。愛犬にとって、あなたの存在が大きな支えになります。
専門家のサポート
獣医師や動物看護師、アニマルセラピストなど、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。彼らは、愛犬の状況に合わせた適切なアドバイスやケアを提供してくれます。
オレンジ色のインテリアで心安らぐ空間を
オレンジ色は、暖かさや活力を与える色です。愛犬の部屋にオレンジ色のクッションやブランケット、小物などを取り入れることで、心安らぐ空間を作ることができます。オレンジ色の光を灯す間接照明もおすすめです。
**免責事項:** この記事は一般的な情報提供を目的としており、獣医学的なアドバイスではありません。愛犬の健康状態についてご心配な場合は、必ず獣医師にご相談ください。
