愛犬の胆のうトラブルとALP値上昇への対処法:7歳ダックスフンド♂のケース

お願いします。犬の病気について。胆のうについてです。ALPが採血の度高く、胆のうに砂や泥があると言われました。エコーしました。ご経験ある方、詳しい方、是非アドバイスください。 ダックス♂7歳10ヶ月です。(室内飼い{1日数回、数分の散歩}1匹、私と同じ部屋です。) 今日はALP 139でした。 石などがあるわけではないとのこと。 これから月に一度は、採血とエコーとのお話しです。 何かあれば、すぐ病院に行きます。 内服薬、ウルソが1ヶ月分。 ご飯は、低脂肪(獣医さんの薦める)のご飯に変えました。(病院にあるものです) ご飯の量も水の量も変更なしでいいとのこと。 ただ、水が1日 400cc以内ならと。 散歩もまだまだ元気に行くなら、軽い運動は必要とのこと。 ボールなどで、激しい運動するのは、良くないと言われてます。(巨大食道症で、「オエッ」となりやすいため) 胆のうの中の砂や泥が溜まる原因はありますか? 内服薬で、完治はないのでしょうか? 完治なければ、どうなっていくのでしょうか?(症状や愛犬の体の異変) これ以上、砂や泥を増やさない為には、何に注意したらいいのでしょうか? どんなことに注意してあげればいいのでしょうか?(愛犬に出る症状や生活など) 手術は、巨大食道症があるので、獣医さんも家族も考えてはいません。 完治がないとしても、家族で注意できることは、全部したいです。 詳しい方、ご経験ある方、どうぞアドバイスお願いします。

愛犬の胆のうの状態とALP値について

7歳10ヶ月のダックスフンドの愛犬が、胆のうに砂や泥があり、ALP値が高いとのこと、ご心配ですね。ALP(アルカリフォスファターゼ)値の上昇は、肝臓や胆管系の問題を示唆することがあります。胆のう内の砂や泥は、胆泥といい、胆汁成分の沈殿によって生じます。石ではないとのことですが、胆泥の蓄積は、胆のう炎や胆管炎などのリスクを高める可能性があります。

胆泥が溜まる原因とウルソ服用について

胆泥が溜まる原因は様々です。

  • 食事:高脂肪食や特定の栄養素の不足は胆汁の成分バランスを崩し、胆泥形成を促進する可能性があります。低脂肪食への変更は適切な対応です。
  • 遺伝的要因:犬種によっては胆泥ができやすい傾向があると言われています。ダックスフンドもその可能性があります。
  • 運動不足:適度な運動は消化器系の機能を維持するのに役立ちます。しかし、愛犬の巨大食道症を考慮し、激しい運動は避けるべきです。
  • 肝機能:肝臓の機能低下も胆汁の分泌や排出に影響を与え、胆泥形成に繋がることがあります。

処方されたウルソ(ウルソデオキシコール酸)は、胆汁酸のバランスを整え、胆泥の溶解を促進する効果が期待できます。しかし、完治を保証するものではなく、進行を遅らせたり、症状の悪化を防いだりする目的で処方されることが多いです。

胆泥の進行と愛犬への影響

胆泥が進行すると、以下の様な症状が現れる可能性があります。

  • 食欲不振:胆汁の分泌異常により消化吸収がうまくいかなくなり、食欲が低下する可能性があります。
  • 嘔吐:胆のう炎や胆管炎が併発すると、嘔吐が起こることがあります。
  • 黄疸:胆汁の排出障害により、皮膚や粘膜が黄色くなる黄疸が現れる可能性があります。
  • 腹痛:胆のうや胆管の炎症により、腹部を触ると痛がる場合があります。
  • 体重減少:食欲不振や消化不良により、体重が減少する可能性があります。

これらの症状が現れた場合は、すぐに獣医さんに相談することが重要です。

胆泥を増やさないための注意点

愛犬の現状を踏まえ、胆泥を増やさないために、以下の点に注意しましょう。

食事管理

* 低脂肪食の継続:獣医さんの指示に従い、低脂肪食を継続することが重要です。
* 少量多回食:一度に多くの量を与えるよりも、少量を何回かに分けて与えることで消化負担を軽減できます。
* 高品質なフード:消化吸収の良い高品質なフードを選ぶことで、胆汁の負担を減らすことができます。
* 水分の摂取:適切な水分補給は消化を助けますが、指示された量を守りましょう。

運動

* 適度な運動:激しい運動は避け、散歩などの軽い運動を継続しましょう。
* 肥満防止:肥満は肝臓への負担を増大させるため、適正体重を維持することが大切です。

その他

* 定期的な健康診断:月に一度の採血とエコー検査は、胆泥の進行状況を把握し、早期に対処するために非常に重要です。
* ストレス軽減:ストレスは様々な健康問題を引き起こす可能性があります。愛犬がリラックスできる環境を整えましょう。
* 獣医さんとの連携:何か異変を感じたらすぐに獣医さんに相談しましょう。

専門家の意見:獣医さんのアドバイスが重要

今回のケースでは、獣医さんの指示に従うことが最も重要です。低脂肪食への変更、ウルソの服用、定期的な検査などは、愛犬の状態を管理するための適切な処置です。獣医さんとの継続的なコミュニケーションを通じて、愛犬の状態を常に把握し、必要に応じて治療方針を見直すことが大切です。

まとめ:愛犬との穏やかな時間を大切に

胆泥は完治が難しい場合もありますが、適切な管理によって進行を遅らせ、愛犬のQOL(生活の質)を維持することは可能です。獣医さんの指示を忠実に守り、食事、運動、ストレス管理に気を配り、愛犬との穏やかな時間を大切に過ごしましょう。

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