愛犬の緊急事態!下痢、血便、嘔吐…深夜の対処法と獣医への対応

犬の下痢、血便、嘔吐について質問です。お願いします。今日の夜11時ごろから下痢、血便、嘔吐が止まりません。9時ごろにモリモリの良いうんこが出て、その時は元気に喜んで遊んでいたのですが、11時ごろにまず嘔吐。その後血の混ざった下痢をして、キレが悪いのかずっと踏ん張ってると血便というか血が出てきました。その後にも嘔吐。たぶん胃の中のものは全部出たと思います。そして血便が今も続いています。便というより薄まった血が出てます。明日、朝一で病院に行こうと思っていますが、今、なにかできることはありますか?ずっとお部屋とトイレを行ったり来たりしていて可哀想で…。

愛犬の緊急事態!落ち着いて対処しましょう

愛犬が下痢、血便、嘔吐を繰り返す状態は、非常に危険なサインです。脱水症状やショック状態に陥る可能性があり、一刻も早い獣医の診察が必要です。明日朝一の受診予定とのことですが、まずは今できる応急処置を行い、愛犬を落ち着かせましょう。 ご自身の安全も確保しながら、落ち着いて対応することが大切です。

緊急時の対処法:まずは落ち着いて

  • 絶食:嘔吐が続いているため、今は食べ物を与えないでください。胃腸を休ませることが重要です。水を与える場合は少量ずつ、こまめに与えましょう。
  • 保温:愛犬が震えていたり、体温が低いようであれば、タオルなどで優しく体を温めてあげましょう。ペット用のホットマットなどがあれば活用しましょう。
  • 安静:落ち着いて過ごせるように、静かな場所に連れて行き、優しく声をかけましょう。無理に抱き上げたり、遊んだりしないようにしてください。
  • 清潔:下痢や嘔吐で汚れた場所は、すぐに掃除しましょう。愛犬が汚れた場所に触れないように注意し、清潔な環境を保つことが重要です。特に血便の場合、感染症予防のためにも徹底した清掃が必要です。
  • 観察:呼吸の状態、意識レベル、体温などを注意深く観察し、変化があればメモしておきましょう。獣医に伝える際に役立ちます。
  • 脱水症状の確認:愛犬の歯茎の色をチェックしましょう。白っぽくなっていたり、粘膜が乾燥していたら脱水症状の可能性があります。この場合、獣医に連絡し、指示を仰ぎましょう。

獣医への連絡と受診準備

朝一の受診予定とのことですが、愛犬の状態が悪化したり、呼吸が苦しそうになったり、意識が朦朧としてきたりする場合は、すぐに獣医に連絡しましょう。夜間診療に対応している動物病院を探しておくことも重要です。

受診の際には、以下の情報を獣医に伝えましょう。

  • 症状の発症時刻
  • 症状の詳細(下痢の回数、血便の量、嘔吐物の状態など)
  • 普段の食事内容
  • 最近摂取した可能性のある異物
  • 散歩中に何か異常なものを食べたか
  • 普段の健康状態
  • ワクチン接種状況

可能な限り詳細な情報を伝えることで、獣医はより適切な診断と治療を行うことができます。

考えられる原因と治療

愛犬の下痢、血便、嘔吐の原因は様々です。

  • 胃腸炎:ウイルスや細菌による感染が原因で起こる病気です。吐き気、下痢、発熱などの症状が現れます。
  • 異物摂取:おもちゃや食べ物などの異物を誤って食べてしまった場合、胃腸の炎症や閉塞を引き起こす可能性があります。
  • 寄生虫:回虫や鉤虫などの寄生虫に感染すると、下痢や血便などの症状が現れます。
  • 中毒:毒性のある植物や薬品を摂取した場合、嘔吐や下痢、血便などの症状が現れます。
  • 腸内細菌の異常:腸内細菌のバランスが崩れることで、下痢や血便が起こる場合があります。
  • 膵炎:膵臓の炎症で、嘔吐、下痢、食欲不振などの症状が現れます。特に血便は膵炎の重症化を示唆する可能性があります。
  • 腸疾患:炎症性腸疾患(IBD)など、腸の慢性的な炎症によって下痢や血便が起こる場合があります。
  • 腫瘍:腸管などに腫瘍ができている場合、下痢や血便などの症状が現れる可能性があります。

獣医は、血液検査、便検査、レントゲン検査、超音波検査などを行い、原因を特定します。原因に応じて適切な治療が行われます。

予防策:日々の健康管理が大切

愛犬の健康を守るためには、日頃から適切なケアを行うことが重要です。

  • バランスの良い食事:高品質なドッグフードを選び、適切な量を与えましょう。人間の食べ物を与えるのは避けましょう。
  • 定期的な健康診断:獣医による定期的な健康診断を受け、早期に病気を見つけ出すことが大切です。特に高齢犬は注意が必要です。
  • 寄生虫予防:ノミ・ダニ・回虫などの寄生虫予防薬を定期的に投与しましょう。
  • 清潔な環境:愛犬の寝床や食器などを清潔に保ちましょう。
  • ストレス軽減:愛犬にストレスを与えないように、十分な運動と休息の時間を与えましょう。

まとめ

愛犬が下痢、血便、嘔吐を繰り返す場合は、すぐに獣医の診察を受けることが重要です。この記事で紹介した応急処置を行い、落ち着いて獣医の指示に従いましょう。日頃から健康管理に気を配り、愛犬の健康を守りましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)