愛犬の眼圧上昇と視力低下…飼い主さんの不安と具体的な対処法

飼っている犬のことで心を痛めています。一か月少し前より目に充血があったのですが元気もあり、ご飯も普通に食べていたのでさほど気にせず過ごしてました。3月末にワクチン接種のための健康診断時に充血の事を 相談し点眼薬を処方していただきました。しかしその頃からじっと目を閉じていることが多くなり4月3日様子がおかしいので眼科専門の診察を受けました。結果眼圧が非常に高くなっているので即入院。点滴でまず目の内部から起きている充血を取り眼圧が下がるか、下がらなければ別の方法で眼圧を下げていく。と、云うことでしてた。2泊3日の入院治療で充血も取れ眼圧も下がりほっとしたのもつかの間、もしかしたら目が見えていないんじゃないかという心配がでてきました。(目の前にそっと何かを近付けても気づかない・・) 犬のほうも自分の体の変調にとまどっているのか以前のような元気で歩き回る姿がみられません。部屋の隅でじっと寝てることが多くなってしまいました。そんな姿をみてると涙が止まりません。どうしてもっと早く気付いてやれなかったのか、自分を責めても責めても責めきれません。少しづつでもいいのでよくなる治療、薬、サプリご存じの方いらっしゃたらどうぞおしえてください。補足犬種:チワワ×ポメラニアン(Mix) 年齢:5才5カ月 体weight:2.2Kg ♀ 避妊手術済み

愛犬の目の病気と飼い主さんの心のケア

愛犬の目の病気で苦しんでいる飼い主さんの気持ちは、痛いほどよく分かります。 目の充血を軽視してしまい、後悔されているとのことですが、ご自分を責めないでください。 初期症状は気づきにくいものであり、早期発見が難しい病気も多いのです。大切なのは、これからどう愛犬のためにできるか、です。この記事では、愛犬の眼圧上昇と視力低下の可能性について、具体的な対処法や心のケアの方法を解説します。

眼圧上昇の原因と治療法

犬の眼圧上昇(緑内障)は、眼球内の圧力が高まる病気です。原因は様々で、遺伝、加齢、外傷、炎症などが挙げられます。チワワとポメラニアンのミックス犬は、小型犬であるため、緑内障の発症リスクがやや高いと言われています。 愛犬の場合、すでに眼圧上昇による充血が認められ、入院治療で眼圧は下がったものの、視力低下が心配される状況です。

獣医師との連携が不可欠

まず、獣医師との綿密な連携が最も重要です。 愛犬の現在の状態、治療経過、今後のケアについて、獣医師に詳しく相談しましょう。 眼圧を下げるための点眼薬や内服薬、場合によっては手術が必要になることもあります。 獣医師の指示を忠実に守り、定期的な検査を受けることが大切です。

具体的な治療法の例

* 点眼薬:眼圧を下げるための点眼薬は、種類が豊富にあり、愛犬の状態に合わせて処方されます。 正確な点眼方法を獣医師から学び、指示通りに点眼しましょう。
* 内服薬:眼圧を下げる効果のある内服薬も使用される場合があります。 こちらも獣医師の指示に従って服用させましょう。
* 手術:眼圧が下がらない場合、手術が必要になることもあります。 手術の種類は、病気の進行度合いや愛犬の状態によって異なります。
* レーザー治療:一部の緑内障では、レーザー治療が有効な場合があります。

視力低下の対応と生活環境の工夫

愛犬が視力低下している可能性がある場合、生活環境を工夫して、安全で快適な生活を送れるようにサポートすることが重要です。

生活環境の調整

* 障害物の撤去:転倒やケガを防ぐために、部屋の障害物を撤去したり、移動しやすいように工夫しましょう。 特に、階段や段差には注意が必要です。
* 家具の配置:家具の配置は、愛犬が自由に動けるように、通路を広く確保しましょう。
* 床材:滑りやすい床材は、転倒の原因となるため、滑りにくいマットなどを敷くことをお勧めします。
* トイレの位置:トイレの位置は、愛犬が容易にアクセスできるように、分かりやすい場所に設置しましょう。
* 音声による合図:愛犬の名前を呼ぶなど、音声で愛犬に知らせることで、安心感を与えられます。

視覚以外の感覚への配慮

視覚に頼れない分、聴覚や嗅覚を刺激する工夫も大切です。

* おやつ:おやつを使うことで、愛犬の注意を引きつけ、トレーニングを行うことができます。
* 香り:お気に入りの香りのおもちゃやベッドを用意するのも良いでしょう。

食事とサプリメント

眼の健康維持には、栄養バランスの良い食事が重要です。 愛犬に合ったフードを選び、獣医師に相談しながら、必要に応じてサプリメントを検討しましょう。 ただし、サプリメントはあくまで補助的な役割であり、獣医師の指示なしに安易に与えるのは避けましょう。

飼い主さんの心のケア

愛犬の病気は、飼い主さんの精神的な負担も大きいです。 自分を責める気持ちは分かりますが、大切なのは、前向きな気持ちで愛犬と向き合うことです。

相談できる場所

* 獣医師:獣医師は、病気のことだけでなく、飼い主さんの心のケアについても相談に乗ってくれます。
* 動物病院のスタッフ:動物病院のスタッフも、飼い主さんの相談相手になってくれるでしょう。
* ペット相談窓口:地域によっては、ペットに関する相談窓口があります。
* ペット仲間:同じペットを飼っている仲間と話すことで、気持ちが楽になることもあります。

まとめ

愛犬の眼圧上昇と視力低下は、飼い主さんにとって辛い出来事ですが、獣医師と協力して適切な治療とケアを行うことで、愛犬の生活の質を向上させることができます。 ご自分を責めることなく、前向きに愛犬と向き合い、少しでも長く一緒に過ごせるようにサポートしていきましょう。

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