愛犬の皮膚トラブルと妊娠中のケア:かゆみや湿疹の原因と対処法

犬が非常に体をかゆがり、赤い湿疹が出ています。尻尾や手足をガジガジかじったりして、かゆみが止まらないようです。2匹のトイプードルが居るのですが、1匹は妊娠7週目です。2匹共、とても体をかゆがるのです。。フロントラインは猫・犬共に行ってあります。赤い湿疹が出てきてとても心配になり、投稿させていただきました。外猫も居て、その猫が喧嘩の怪我で毛が抜けてきててお部屋の中で体をかくのですが、フケの様な粉が飛び散ります。犬のかゆみは、その猫が原因と考えられますでしょうか?犬のかゆみ、湿疹について詳しく教えてくださいませ。又、かゆがる症状の時、犬に軟膏等、塗ってあげた方がよろしいのでしょうか?ビクタスSMクリーム(外耳炎・皮膚感染症治療薬)と云うのが手元にありますが、使ったほうがよろしいのでしょうか?少しでも空気中の洗浄にと、パルエックスの消毒剤なども先程購入しましたが、子犬の出産を控え、パルエックスは効果的でしょうか?非常に犬のかゆみがひどく、心配しております。よろしくお知恵をいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします

愛犬の赤い湿疹と激しい痒みの原因を探る

愛犬の激しい痒みと赤い湿疹、そして妊娠中のトイプードルがいるという状況、大変ご心配ですね。原因を特定し、適切な対処をすることが大切です。まず、考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. アレルギー

犬のアレルギーは、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎など様々な種類があります。食物アレルギーは特定の食材が原因で、アトピー性皮膚炎は遺伝的な要素が強く、ダニや花粉などのアレルゲンに反応して起こります。接触性皮膚炎は、特定の物質に触れたことで皮膚に炎症が起こるものです。 愛犬の食事内容を見直したり、生活環境に潜むアレルゲンを特定する必要があります。例えば、新しい洗剤や柔軟剤の使用、新しいカーペットの導入などが原因になっている可能性があります。

2. ノミ・ダニ

ノミやダニなどの寄生虫は、激しい痒みと湿疹を引き起こす主要な原因です。フロントラインを使用されているとのことですが、効果が持続しているか、あるいは別の種類の寄生虫がいる可能性も考えられます。獣医師に相談し、駆虫薬の変更や追加が必要かを確認しましょう。

3. 外部刺激

質問にある外猫のフケが原因の可能性は否定できません。猫のフケや皮膚片は、犬の皮膚に炎症を起こす可能性があります。猫の皮膚病が原因で、フケが多く出ている場合は、犬への感染リスクが高まります。

4. その他の皮膚病

細菌や真菌による感染症、脂漏性皮膚炎なども考えられます。これらの皮膚病は、赤い湿疹や激しい痒みを伴うため、愛犬の症状と一致する可能性があります。

妊娠中のトイプードルへの影響と対処法

妊娠中のトイプードルへの影響も考慮しなければなりません。 薬剤の使用は、胎児への影響を考慮する必要があります。

1. 獣医師への相談が必須

まず、獣医師への相談が最も重要です。 愛犬の症状を詳しく説明し、妊娠中の犬であることを伝えて、適切な診断と治療法を相談しましょう。 獣医師は、愛犬の状態を診察し、原因を特定するために、血液検査や皮膚検査などの検査を行う可能性があります。

2. ビクタスSMクリームの使用について

ビクタスSMクリームは、外耳炎や皮膚感染症の治療薬ですが、獣医師の指示なく使用するのは危険です。 愛犬の症状に適切な薬剤かどうか、また妊娠中の犬に使用しても安全かどうかを獣医師に確認する必要があります。 自己判断で薬を使用すると、かえって症状が悪化したり、胎児に悪影響を与える可能性があります。

3. パルエックスの使用について

パルエックスは、消毒効果のある製品ですが、妊娠中の犬や子犬に使用する場合、濃度や使用方法を獣医師に確認する必要があります。 過剰な使用は、犬の皮膚や健康に悪影響を与える可能性があります。

具体的な対処法と予防策

獣医師の診察を受けることが最優先ですが、それまでの間、できることをいくつかご紹介します。

1. 清潔な環境を保つ

愛犬の寝床や生活空間を清潔に保ちましょう。 こまめな掃除機かけや、洗濯でダニやノミの繁殖を防ぎます。 外猫との接触を極力避け、猫のフケが飛び散らないように工夫することも重要です。

2. 食生活の見直し

愛犬の食事内容を見直し、アレルギーの原因となる可能性のある食材を避けてみましょう。 高品質なドッグフードを選び、添加物や人工着色料が少ないものを選ぶことが大切です。

3. 痒み軽減のためのケア

獣医師の指示があれば、痒み止めなどの薬剤を使用します。 それまでは、ぬるま湯で優しく患部を洗い、清潔に保つことが重要です。 掻きむしるのを防ぐために、エリザベスカラーを使用するのも有効です。

専門家の視点:獣医師からのアドバイス

獣医師は、愛犬の症状を総合的に判断し、適切な治療法を提案してくれます。 血液検査や皮膚検査、場合によってはアレルギー検査なども行い、原因を特定しようとします。 治療法としては、抗生物質、抗真菌薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド剤などが用いられる場合があります。 妊娠中の犬への治療は、胎児への影響を考慮して慎重に行われます。

まとめ

愛犬の激しい痒みと湿疹は、様々な原因が考えられます。 妊娠中の犬であることを考慮し、獣医師への相談を最優先に行いましょう。 自己判断での治療は避け、専門家の指示に従って適切なケアを行うことが大切です。 清潔な環境の維持、食生活の見直し、そして獣医師との連携によって、愛犬の健康を守りましょう。

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