愛犬の異変…突然吠えなくなった理由と対処法

飼い犬が急に吠えなくなりました。犬は2歳のメス、スピッツとポメラニアンのミックスです。いつもゲージに入れています、部屋に出すと暴れるような子でした。散歩でも勢いよく走りだすような、よく吠える子でした。先日、父との散歩の途中、突然歩かなくなり病院に行きました。何も問題ないとの事で鎮痛剤をもらって帰ってきました。足など痛がってる様子もありません、食欲は普通です。ストレスなのでしょうか?一時期は昼間も家に人がいたのですが、ここ最近は昼間~夕方はお留守番です。犬が家に来て1年後に猫も飼い始めています。散歩は雨の日以外行っています(平日は15分コース、時間のある日は30分コース)手をふりあげたり、ただ上げたりするとビックリして動かなくなってしまいます。無意識のうちに恐怖心を与えてしまっていたのでしょうか…。いつもは子供がさわいだり、外の音(トラックの音や足音)がするとすぐ吠える子でした。今はそれもありません。どうすればいいのでしょうか。

愛犬の行動変化:吠えなくなった理由を探る

愛犬が突然吠えなくなったとのこと、ご心配ですね。いつも活発でよく吠えていた愛犬の様子が変わると、飼い主様は不安を感じるのは当然です。 原因を特定するために、いくつかの可能性を検討してみましょう。 獣医さんにも診てもらって異常がないとのことですが、吠えなくなるという行動変化は、身体的な問題だけでなく、精神的な問題も示唆している可能性があります。

1. 身体的な問題:再検査の必要性

獣医さんの診断では問題ないとのことですが、鎮痛剤を処方されていることから、何らかの痛みや不快感があった可能性も否定できません。 鎮痛剤の効果が切れた後も症状が続いているようであれば、念のため別の獣医さんにセカンドオピニオンを求めるのも良いでしょう。 レントゲン検査や血液検査など、より詳細な検査が必要な場合もあります。 特に、高齢犬ではない若い犬の場合、隠れた病気の可能性も考慮する必要があります。 初期症状が分かりにくい病気も存在するため、注意が必要です。

2. 精神的な問題:ストレスや不安

愛犬の行動変化は、ストレスや不安が原因である可能性が高いです。 具体的には、以下の要因が考えられます。

  • 生活環境の変化:昼間のお留守番時間が増えたこと、猫との同居など、愛犬にとってストレスとなる変化があったかもしれません。
  • 恐怖体験:散歩中に何か怖い体験をした可能性があります。 目に見えない恐怖(例えば、他の犬との見えない接触など)も考えられます。
  • 飼い主との関係性:無意識のうちに愛犬に恐怖心を与えてしまっている可能性も否定できません。 手を上げる行為は、犬にとっては威嚇と捉えられる可能性があります。
  • 老化:犬も年齢とともに、活動量が減ったり、反応が鈍くなったりすることがあります。 2歳はまだ若いですが、個体差もあります。

3. その他の可能性

* 聴力・視力の低下: 歳をとると聴力や視力が低下することがあります。 外の音や人の動きに気づきにくくなり、吠える頻度が減る可能性があります。
* 病気: 上記以外にも、神経系の病気や、内分泌系の病気などが原因で、行動に変化が現れる場合があります。

愛犬への具体的な対処法

愛犬の吠えなくなった原因を特定することが重要ですが、まずは以下の対処法を試してみましょう。

1. ストレス軽減のための環境整備

* お留守番対策:留守番中のストレス軽減のために、安全で落ち着ける空間を確保しましょう。 犬用のベッドや、おもちゃなどを用意し、快適な環境を作ることを心がけてください。 また、留守番前に十分な散歩や遊びでエネルギーを発散させることも大切です。
* 猫との関係性:猫との関係に問題がないか確認しましょう。 猫が犬を威嚇したり、追いかけたりしていないか、注意深く観察してください。 必要であれば、猫と犬がそれぞれ安全に過ごせるように、空間を区切るなどの工夫をしましょう。
* 安心できる場所の確保:犬が落ち着ける、安全だと感じる場所(クレートやベッドなど)を用意しましょう。 この場所には、犬が自由にアクセスできるようにし、決して罰を与えたり、追い出したりしないようにします。

2. コミュニケーションの見直し

* ポジティブな強化:愛犬が落ち着いた行動をとった時に、褒めてご褒美を与えましょう。 「良い子だね」と優しく声をかけたり、おやつを与えたりすることで、良い行動を強化することができます。
* 恐怖心の解消:手を上げる行為をやめましょう。 犬に恐怖心を与えないように、優しく、穏やかな態度で接することが大切です。 代わりに、犬が安心できるようなボディランゲージ(例えば、ゆっくりとした動き、低い姿勢など)を心がけましょう。
* アイコンタクト:愛犬とアイコンタクトを取り、落ち着いて接することで、安心感を与えられます。
* 遊びの時間:十分な時間をかけて、愛犬と遊びましょう。 ボール遊びや引っ張りっこなど、愛犬が楽しめる遊びを取り入れることで、ストレスを軽減し、活発さを促すことができます。

3. 専門家への相談

もし、上記の対処法を試しても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動変化の原因を特定し、適切な対処法を見つけることができます。 動物病院だけでなく、動物行動カウンセラーへの相談も有効です

インテリアとの関連性:安心できる空間づくり

愛犬が落ち着ける空間を作ることは、インテリアにも大きく関わってきます。 例えば、

* 色の効果:落ち着きを与えると言われるグレーやベージュなどの色を、犬の休憩スペースに使用するのも良いでしょう。
* 素材:犬が落ち着ける素材のベッドやクッションを選んであげましょう。
* レイアウト:犬が安全だと感じる場所を確保し、落ち着いて過ごせるようにレイアウトを工夫しましょう。 視界が開けている場所や、隠れ家のような場所を用意するのも効果的です。

まとめ

愛犬の突然の行動変化は、飼い主様にとって大きな心配事だと思います。 身体的な問題がないか確認した上で、ストレスや不安を軽減するための環境整備やコミュニケーションの見直しを行いましょう。 それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討してください。 愛犬との信頼関係を築き、安心安全な環境を整えることで、愛犬の健康と幸せを守りましょう。

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