愛犬の激しい咳と利尿剤の効果:心臓弁膜症の小型犬のケア

愛犬(心臓弁膜症持ち)14才、小型犬(5キロ弱)の咳の対処について 先日1泊旅行があり、少し心配だったのですが信頼できるペットホテルさん(個人経営)でサークルの中でのお泊りをさせてもらいました。食欲もあり、散歩も元気に行っていたそうですが、かなり寂しがっていたので今度からはペットシッターにしたほうがいいかもということでした。帰宅日とその翌日は普段通り(たまにケホケホ咳をする程度)だったのですが、3日後くらいの朝から突然激しい咳(ケホケホ→ゲホゲホ、ひゃんひゃん。たまにヒッとなったり、吐きそうになったり)になって、一度咳き込むとなかなか止まりませんでした。おかしいと思って、かかりつけの病院へ連れて行くと、まだ肺に水がたまってるような感じはしないけど(聴診器での判断のようです)、そうなる可能性が高いので利尿剤をまずは1週間だけ与えてみようということになりました。 現在は以前から服用しているエースワーカー(1/2錠、1日1回)と今回だされた利尿剤(1/4錠を朝晩)飲ませていて、利尿剤を飲ませるようになって2日半たちました。おしっこの量は以前より少し増えたかなという感じです。ですが咳こみはまだ続いていて、初日より少しだけ夜眠れる時間ができたという程度です(日によります)。水は1日400mlまでという制限が出てますが、普段は多くて1日で200mlを飲むくらいで、元々そんなに水は飲まない子です。利尿剤を飲むとのどが渇くと聞きましたが、それでもあまり飲んでいません(1日100mlくらいの日もあります)。逆に心配で私たちが指先でなめさせるなどして刺激して飲ませているくらいです。 食欲はあり、えさの他、塩分排出しやすいと聞いてさつまいもをあげたり、おやつで冷凍バナナを少しあげたりしています。散歩も通常通り(10分ほど)元気に歩いています。咳は外に出ているとそれほど出ません。散歩ではなくても抱っこして外にいる時は平気です。今、咳の対処として部屋の温度差をあまり作らないようにして、咳き込みが始まった時に体を起こした状態で抱っこしてあげることをしています。抱っこして優しくなでてると咳き込みが止まります。 利尿剤を飲ませてると咳が止まったというのをいくつか読みましたが、うちの子は改善してるようでしてない気がします。効果が出始めるまでどのくらい様子を見ててもいいものでしょうか?やはり1週間くらい?時間を関係なく咳き込みます(1日中です)。

愛犬の咳の原因と利尿剤の効果について

14歳、小型犬の愛犬が激しい咳に悩まされているとのこと、ご心配ですね。心臓弁膜症を抱えているとのことですので、咳の原因を特定することが非常に重要です。獣医師の診断では、肺に水がたまる可能性が高いと判断され、利尿剤が処方されました。

利尿剤は体内の余分な水分を排出する働きがあり、心臓に負担がかかっている状態を軽減する効果が期待できます。しかし、利尿剤の効果は、必ずしも即効性があるとは限りません。効果が現れるまでには数日から数週間かかる場合もあります。

  • 咳の原因:心臓弁膜症による肺水腫の可能性が高いですが、気管支炎や気管虚脱などの他の呼吸器疾患の可能性も考慮する必要があります。
  • 利尿剤の効果:利尿剤は、肺水腫の症状を改善するのに役立ちますが、咳そのものを直接止める薬ではありません。咳の原因となる肺水腫が改善すれば、咳も自然と軽減していくはずです。
  • 経過観察:獣医師が1週間の服用を指示していることから、少なくとも1週間は様子を見る必要があるでしょう。しかし、咳の状態が改善しない、もしくは悪化するようであれば、すぐに獣医師に相談することが大切です。

愛犬の咳への対処法:具体的なアドバイス

現在、愛犬は利尿剤とエースワーカーを服用し、水分制限もあるとのことです。 咳の症状が改善しないことに不安を感じるのは当然です。しかし、ご自身で判断せず、獣医師の指示に従うことが最優先です。

環境調整とケア

* 温度・湿度の管理:急激な温度変化は咳を悪化させる可能性があります。室温を一定に保ち、加湿器などで湿度を適切に調整しましょう。エアコンの風が直接当たらないように注意してください。
* ストレス軽減:ペットホテルでの滞在でストレスを感じた可能性があります。静かな環境で、愛犬がリラックスできる空間を作ってあげましょう。抱っこして優しくなでることで安心感を与えられるのは良い方法です。
* 水分補給:水分制限はありますが、こまめな少量の水分補給を心がけましょう。指先で舐めさせるなど、愛犬が嫌がらずに飲める方法を試してみてください。無理強いは禁物です。
* 食事:食欲があるのは良い兆候です。さつまいもや冷凍バナナは良い選択です。消化の良い、低塩分の食事を心がけましょう。獣医師に相談して、適切な食事療法についてアドバイスを受けるのも良いでしょう。

獣医師への相談

* 咳の症状の変化:咳の頻度、強さ、音質の変化などを記録しておきましょう。獣医師に伝えることで、より正確な診断と治療に繋がります。
* 利尿剤の効果:1週間後、利尿剤の効果が確認できない場合は、獣医師に相談し、他の治療法を検討する必要があります。
* 他の症状:咳以外にも、呼吸困難、食欲不振、元気消失などの症状が現れた場合は、すぐに獣医師に連絡してください。

専門家の視点:獣医師からのアドバイス

獣医師の立場から、愛犬の状況を客観的に評価し、適切なアドバイスを提供することが重要です。

多くの場合、心臓弁膜症に伴う咳は、肺に水がたまること(肺水腫)が原因です。利尿剤は、この肺水腫を改善するための治療薬です。しかし、利尿剤の効果には個人差があり、即効性がない場合もあります。

獣医師への相談は、愛犬の健康を守る上で非常に重要です。 咳が改善しない場合、または悪化する場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。 レントゲン検査や血液検査などの追加検査が必要となる可能性もあります。

また、愛犬の年齢や病状を考慮し、適切な介護とケアを提供することが重要です。 無理強いせず、愛犬のペースに合わせて、ゆっくりと過ごさせてあげましょう。

まとめ:愛犬の健康を第一に

愛犬の激しい咳は、飼い主さんにとって大きな心配事でしょう。しかし、落ち着いて獣医師の指示に従い、適切なケアを行うことが大切です。 この記事で紹介したアドバイスが、少しでもお役に立てれば幸いです。 愛犬の健康状態を常に観察し、少しでも異常を感じたら、すぐに獣医師に相談してください。

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