愛犬の急死…原因と後悔…獣医の視点も交えて解説します

犬の急死について、わかる方いましたら宜しくお願いします。昨日、9歳5ヶ月(チワワ♂)のわんちゃんが急死しました。<経緯>今年5月、狂犬病とフィラリアの予防接種を受けに、かかりつけの動物病院へ行って診察してもらったところ、心臓に雑音があるがまだ若いし少しの雑音だから薬とか治療はまだ必要なしと言われました。亡くなる2~3日前から元気がなく食欲もあまりなくなり、歩きながら尿をもらすようになり、仕事も休みだったこともあり病院で一度診てもらおうと動物病院へ行きました。心臓の雑音がかなり酷いと言われ、血液検査をしたところGPT/ALTが通常17~78でなくてはいけないところ、結果は382U/Iでした。かなり肝臓がやられているとのことでした。それとBUN尿素窒素が32.4mg/dlと少し高く、IP無機リンが5.2で少し高め、Kカリウムが3.5mEqで少し低いと検査表を見させられながら説明を受けました。結果、肝臓不全は始めなら薬で治せる事が多い、腎臓と心臓は元には戻せないので悪いなりに付き合うしかない、特に腎臓、心臓の薬は止めてはいけないとのことでした。点滴をしますと言われ、点滴しながら何か薬を一緒に投与していました。会計時に心臓と肝臓、下痢止めの薬を処方されて帰宅した途端、永遠の眠りについてしまいました…家から病院へ向かう時はちゃんと自分で歩いていたのに、病院で治療してもらってから会計までの間、外に出てからぼーっと遠くを見つめ、家に着くと玄関までは自分の足で立っていたのに…部屋に入った途端横に倒れ舌を出して目開けたまま呼吸もしなく心臓も動かなく…すぐ連れて行った動物病院へ電話したところ、先生もビックリしており、まさかこんな急に、治そうと思ってゆっくり説明もして治療したのに、心臓を繋いでいる細い管が切れてしまったのかもしれない、でも呼吸をしていないのなら今から連れてきても仕方が無いと言われ…電話を切りました。そして翌日の今日、近くの斎場で単独火葬してもらいました。治療を受けて良くなるのだろうと思っていた矢先のこと、まさか亡くなるなんて夢にも思ってなく…病院へ連れて行ってなかったら、もう少し長生きできたのかな、でも苦しんだ様子はなかったのでよかったのかなとまだ頭が混乱しています。原因は点滴でも薬でもなく、心臓だったのでしょうか?

愛犬の急死…その原因を探る

ご愛犬の突然の死、心よりお悔やみ申し上げます。9歳5ヶ月のチワワ、ご家族にとってかけがえのない存在だったことと思います。ご記載の内容から、いくつかの可能性が考えられます。

まず、血液検査の結果から、肝機能障害(GPT/ALT 382U/I)が顕著であったことが分かります。通常値を大きく上回っており、肝臓に深刻な問題があったことは間違いありません。BUN(尿素窒素)やIP(無機リン)の数値もやや高く、腎機能にも異常が見られました。これらの数値は、肝臓や腎臓の機能低下を示唆しており、心臓への負担も大きかったと考えられます。

さらに、心臓雑音の存在も重要な要素です。5月の時点で指摘されていた心臓雑音は、時間の経過とともに悪化し、最終的には致死的な状態にまで至った可能性があります。心臓雑音の原因は様々で、弁膜症、心筋症など様々な病気が考えられます。

ご愛犬の場合、肝臓・腎臓の機能不全と心臓の病気が複雑に絡み合い、急激な容態悪化につながった可能性が高いです。点滴や投薬は、症状の緩和や進行抑制を目的としたものであり、直接的な死因とは言い切れません。

考えられる死因

* 心不全: 慢性的な心臓疾患の悪化により、心臓が血液を十分に送り出せなくなり、全身の臓器に酸素や栄養が行き届かなくなる状態。これは、肝臓や腎臓の機能不全を悪化させる可能性があります。
* 心原性ショック: 心臓の機能が急激に低下し、血圧が著しく低下する状態。これは、心臓の血管の破裂や、心臓の電気的異常などが原因で起こる可能性があります。
* 肝性脳症: 肝機能不全が重症化すると、有害物質が脳に影響を与え、意識障害や昏睡状態を引き起こす可能性があります。
* 急性心筋梗塞: 心臓への血液供給が遮断され、心筋が壊死する状態。これは、心臓血管の詰まりなどが原因で起こります。

後悔の念と今後の対応

「病院へ連れて行ってなかったら、もう少し長生きできたのかな」というご質問について、残念ながら明確な答えは出せません。しかし、ご愛犬の状態から判断すると、5月の時点で心臓雑音が指摘されていたことから、定期的な検査と経過観察が必要だった可能性は高いです。

亡くなる数日前からの症状(元気がない、食欲不振、尿漏れ)は、深刻な病状を示唆するものでした。これらの症状が出た時点で、動物病院を受診することが重要でした。

後悔を軽減するためのステップ

* 獣医師との丁寧な話し合い: 今後のペットの健康管理について、獣医師とじっくり話し合うことが大切です。
* 定期的な健康診断: 年齢や犬種に合わせた定期的な健康診断を受けましょう。早期発見・早期治療が重要です。
* 症状の変化への注意: 食欲不振、元気がない、排泄異常など、普段と異なる症状に気づいたら、すぐに動物病院へ相談しましょう。
* 信頼できる獣医師との関係構築: 普段から信頼できる獣医師と良好な関係を築き、相談しやすい環境を作ることも大切です。

専門家の視点:動物病院での対応について

動物病院での対応について、獣医師の立場から解説します。ご愛犬のケースは、複数の臓器に疾患を抱えていた複雑な状況でした。血液検査の結果から、肝機能障害が深刻であり、腎機能にも異常が見られました。心臓雑音も考慮すると、予後不良の可能性が高かったと考えられます。

動物病院では、できる限りの治療を試みたと思われます。点滴による輸液療法や、肝機能保護剤、心臓薬などの投与は、症状の緩和や生命維持を目的とした適切な処置だったと考えられます。しかし、病状の進行が非常に速かったため、残念ながらご愛犬を救うことはできませんでした。

動物病院選びのポイント

* 設備の充実度: 血液検査、レントゲン、超音波検査などの設備が充実している病院を選びましょう。
* 獣医師の専門性: 特に心臓や内臓疾患に詳しい獣医師がいる病院を選ぶことが重要です。
* 対応の丁寧さ: 飼い主の不安や疑問に丁寧に答えてくれる病院を選びましょう。
* セカンドオピニオンの活用: 治療方針に不安がある場合は、セカンドオピニオンを求めることも有効です。

インテリアとペットとの暮らし

ご愛犬の急死は、ご家族にとって大きな悲しみでしょう。インテリアを考える余裕はないかもしれませんが、いつか、愛犬との思い出を大切にできる空間作りをしてみてください。

例えば、愛犬の写真を飾ったり、愛犬が喜んで遊んでいたおもちゃを飾ったりするのも良いでしょう。愛犬の好きな色を取り入れたインテリアも、癒しの空間を作るのに役立ちます。

愛犬との思い出をインテリアに

* 写真立て: 愛犬の写真を飾ることで、いつでも愛犬を感じることができます。
* ペットベッド: 愛犬が愛用していたペットベッドを、思い出の品として飾るのも良いでしょう。
* クッション: 愛犬の好きな色や柄のクッションを置くことで、愛犬を身近に感じることができます。
* ぬいぐるみ: 愛犬に似たぬいぐるみを置くことで、癒しを得ることができます。

まとめ

愛犬の急死は、飼い主にとって大きなショックです。しかし、後悔ばかりに囚われるのではなく、愛犬との大切な時間を思い出して、前を向いて進んでいくことが大切です。この記事が、少しでも皆様の心の支えになれば幸いです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)