愛犬の夜泣きと恐怖:照明変更と愛犬の行動変化

犬が夜を怖がるようになりました。 満1歳のポメラニアン(♂)を飼っています。 生後2カ月ちょっとで我が家にきて、同棲中の彼と1Kの部屋で一緒に暮らしています。 先日、家の照明をプロペラが回転するような(名前失念)タイプのものに変えました。 取り付け方が悪かったのかプロペラが動くたびに少し音がしており、そのプロペラをしっかり取り付け直すために彼がイスに乗って照明をいじっていたところ、犬がすごい勢いで彼に向って吠え、そのあと取り付け作業が終わって彼が戻ってきても彼に近寄ろうとはせずに尻尾が下に向いておびえている状態が続いていました。(我が家の犬は尻尾が下がることはめったにありません) その翌日からプロペラの音がなくなったのにもかかわらず、夜寝る時に犬がおびえるようになりました。 具体的には、いつもなら私たちが寝る時にすぐに布団に来るのに、布団を避けてテーブルやソファーの下にじっと隠れるようになりました。 照明は真っ暗ではなくうっすらとつけている状態でも同じです。 そのまま放置して横になって様子をみていると、少ししてから犬が布団のいつもの場所にきます。 これはどういうことを意味しているのでしょうか? 照明が恐いのですか?でも、日中は全くそのようなそぶりは見せません。 彼に対してもいつもと変わらない態度で接しています。 ですが、布団を敷いて夜寝る段階になって、急に元気をなくします。 最近仕事の都合で日中遊ぶ時間が短いから、寝て朝が来てまたお留守番というのがイヤ?でも、犬はそこまで考えますか? 毎日夜になると元気がなくなる犬がかわいそうでなんとかしたいのですが、原因が分からず対処ができません。 この犬の気持ちが分かる方、いらっしゃいませんか??

愛犬の夜泣きと恐怖の原因を探る

愛犬の突然の夜泣きと恐怖の原因を特定するために、いくつかの可能性を検討してみましょう。質問文から読み取れる情報と、犬の行動学的な観点から、以下の可能性が考えられます。

1. 照明交換時のトラウマ

照明交換時の騒音と、飼い主さんのパートナーがイスに乗って作業していた状況は、愛犬にとって大きなストレスになった可能性があります。特に、プロペラの音やパートナーの行動が、愛犬にとって脅威に感じられた可能性があります。このトラウマが、夜間の不安や恐怖につながっていると考えられます。犬は人間よりも聴覚が鋭敏であるため、私たちが気づかないような小さな音にも反応します。

2. 環境の変化への不安

新しい照明器具による光の変化や、わずかながら残る振動なども、愛犬の不安感を増幅させている可能性があります。犬は環境の変化に敏感で、日中の変化には対応できても、夜間の静寂の中で不安感が増幅される場合があります。新しい照明の光の色温度や明るさも、犬の行動に影響を与える可能性があります。暖色系の光はリラックス効果がありますが、寒色系の光は逆に緊張感を高める可能性があります。

3. 分離不安

日中のお留守番時間が増えたことによる分離不安も考えられます。愛犬は、飼い主さんとの絆が深く、常に一緒にいたいと考えている可能性があります。日中の寂しさや不安が、夜間に増幅され、恐怖に繋がっている可能性があります。犬は人間の言葉を理解できませんが、飼い主さんの感情や行動の変化を敏感に察知します。日中、愛犬との時間を十分に確保できない場合は、夜間の不安を軽減するための対策が必要です。

4. 身体的な原因

まれに、身体的な問題が原因で夜泣きや恐怖を示す場合があります。例えば、耳の病気や歯の痛みなど、痛みや不快感を感じている可能性があります。もし、愛犬が普段と異なる行動を示す場合は、獣医への相談も検討しましょう。

愛犬の恐怖を和らげるための具体的な対策

愛犬の恐怖を和らげるためには、以下の対策を試してみてください。

1. 安心できる空間の提供

愛犬が安心して過ごせる空間を作るのが重要です。犬用のベッドや、落ち着ける隠れ家を用意しましょう。快適な寝床を用意することで、愛犬は安心して眠りにつくことができます。また、フェロモン系のスプレーを使用するのも有効です。これらは、犬の不安を軽減する効果があります。

2. 夜間の環境調整

照明の明るさや色温度を調整してみましょう。暖色系の、比較的暗い照明を使用することで、リラックス効果が期待できます。また、夜間の騒音を最小限に抑えることも重要です。窓からの騒音はカーテンなどを利用して遮断しましょう。

3. 規則正しい生活リズム

犬にも規則正しい生活リズムは重要です。毎日同じ時間に食事を与え、散歩に連れて行き、就寝時間を決めることで、愛犬の安心感が高まります。

4. 愛情表現とコミュニケーション

日中、愛犬との時間を十分に確保できない場合は、夜寝る前に十分なスキンシップを取り、愛情表現をしましょう。優しく撫でたり、一緒に遊んだりすることで、愛犬の不安を軽減することができます。犬語を理解しようと努力する必要はありませんが、愛犬の気持ちに寄り添う姿勢を示すことが大切です。

5. 専門家への相談

上記の対策を試しても改善が見られない場合は、動物行動学者や獣医に相談することをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動の背景にある原因を特定し、適切な対策を立てることができます。

インテリアと愛犬の安心感

インテリアも愛犬の安心感に影響を与えます。

落ち着きのある色使い

部屋の壁の色や家具の色は、犬の心理状態に影響を与える可能性があります。オレンジやベージュなどの暖色系の色は、リラックス効果があり、愛犬の安心感を高めるのに役立ちます。逆に、刺激の強い色や暗い色は、不安感を増幅させる可能性があります。

隠れ家の設置

愛犬が自由に隠れられる場所を確保しましょう。犬用のベッドや、ソファの下、犬小屋などを設置することで、愛犬は必要に応じて落ち着ける場所を見つけることができます。この隠れ家は、愛犬にとって安全で安心できる場所となります。

騒音対策

厚手のカーテンやカーペットを使用することで、外部からの騒音を軽減することができます。また、犬が怖がる音源を特定し、それを取り除くことも重要です。

まとめ

愛犬の夜泣きと恐怖の原因は、照明交換時のトラウマ、環境の変化、分離不安など、様々な要因が考えられます。愛犬の気持ちを理解し、安心できる環境を整えることで、徐々に改善が見られるはずです。それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。愛犬との幸せな時間を過ごすために、根気強く向き合っていくことが大切です。

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