愛犬の噛み癖と解決策:信頼できるしつけ方法と安心できる預かり先探し

私はもうすぐ7歳になるコーギーを室内で飼っています。2、3歳の時に甘噛みではなく真剣に噛んでくるようになりました。噛んでくるのは、顔の前に手を出したとき(撫でようとしるときなど)。散歩から帰ってきてて手足を拭こうとしたとき。ご飯を食べてるときに手を出したときなどいろいろです。噛むようになったのは家族みんな責任だと思い、家での生活態度や犬との接し方など見直し改善してきました。しかしすぐには直らず家族の中でけが人(血が出て縫う程度)が続出したので、獣医に紹介されたドッグスクールに頼むことにしました。そこで家族も一緒にやることにしました。そこでのやり方は、噛みそうになったり、噛んできたら、リードを引っ張って首を絞めて、治まるまでやる方法でした。犬はゲボを吐き、はぁはぁとても苦しそうにしていました。このやり方は絶対に違うし、かわいそ過ぎるので辞めました。そして「噛み癖を直すならここがいいよ」ということで知人に紹介され、警察犬訓練所に預けました。ここでも家族も一緒にやりました。しかしここでのやり方は、怒りそうになったり怒ったら、鼻先を思いっきり叩くという方法でした。三ヶ月間預け家に帰ってきました。噛み癖はといいますと直っていません・・・。直るというより、首を絞められたり、叩かれたりされたので、人間を恐がり、部屋の端っこでずっと警戒していました。相変わらず噛むので、家族みんな恐くて触れなくなってしまいました。なので口輪(完全に口を覆ったもの)をすることにしました。後になって犬の躾で絶対に叩いてはいけないというのを聞きました・・・。しばらくは人を警戒しくっついてきませんでしたが、あれから数年経った今では、自分からくっついてくるし頭を撫でても怒らないし嬉しそうです。口輪はしたままですが・・・。口輪をしていても散歩の後の足を拭くときや、触っていて気分が悪いときなど、牙を出してウーウー言ってます。口輪をしているので噛めませんが。なのでずっととることができません。散歩に行くときに外して(家族の中で私しか外せれません)帰ってきてご飯をやって、すぐ口輪をして足を拭くという感じです。このまま一生ではかわいそうです。まだないですが、もし私が仕事などでいないときはご飯もたべれません。しかしどこに預けていいのか、どうしたらいいのか分かりません。本当にカワイイので直したいです。誰か助けてください。お願いします。

7歳になるコーギーの噛み癖でお悩みとのこと、大変お辛い状況ですね。過去に間違ったしつけ方法によって愛犬が恐怖心を抱いてしまったこと、そして今も口輪をつけたまま生活している状況を拝見し、心を痛めています。しかし、ご安心ください。愛犬との幸せな生活を取り戻すことは可能です。この記事では、愛犬の噛み癖の原因を探り、適切な解決策、そして安心できる預かり先探しについて詳しく解説します。

噛み癖の原因を探る:なぜ愛犬は噛むのか?

愛犬の噛み癖は、単なる「悪癖」ではなく、様々な原因が複雑に絡み合っている可能性があります。 過去の経験(首を絞められたり、鼻を叩かれたりした経験)は、愛犬にとって大きなトラウマになっていると考えられます。恐怖や不安から、防衛本能として噛みついている可能性が高いです。 また、以下の要因も考えられます。

  • 痛みや病気:歯の痛み、関節炎など、身体的な不調が原因で噛みつくことがあります。獣医による健康診断が必須です。
  • 資源防衛:ご飯、おもちゃ、寝場所など、愛犬にとって大切な資源を守ろうとする行動です。
  • 恐怖や不安:知らない人や場所、大きな音など、様々な刺激に対する恐怖や不安から噛みつくことがあります。
  • コミュニケーション不足:飼い主とのコミュニケーション不足により、自分の気持ちを伝えられないストレスから噛みつくことがあります。
  • 社会化不足:幼少期の社会化不足により、適切な社会行動を学べなかった可能性があります。

間違ったしつけ方法の弊害:恐怖と不信感の積み重ね

残念ながら、過去に愛犬が行われたしつけ方法は、犬にとって非常に残酷で、効果的なものではありませんでした。犬を叩いたり、首を絞めたりすることは、絶対にやってはいけません。これによって、犬は恐怖心を抱き、人間への不信感を募らせ、噛み癖は改善どころか悪化する可能性があります。 愛犬は、人間を信頼できず、常に警戒している状態であると考えられます。この状態を改善するには、時間と忍耐、そして正しい知識に基づいたしつけが必要です。

効果的なしつけ方法:ポジティブな強化と信頼関係の構築

愛犬の噛み癖を改善するには、ポジティブな強化を基本としたしつけ方法が効果的です。 これは、良い行動をしたら褒めてご褒美を与えることで、良い行動を繰り返させる方法です。 具体的には、以下のステップを踏んでみてください。

  • 専門家の指導を受ける:信頼できるドッグトレーナーや獣医行動医に相談し、愛犬に合ったしつけ方法を学びましょう。 過去のトラウマを考慮した、ゆっくりとしたペースで進めることが重要です。
  • 噛みつく前に合図を出す:愛犬が噛みつきそうになったら、「ダメ!」などの合図で注意しましょう。 しかし、大声で怒鳴ったり、威嚇したりするのは逆効果です。
  • 代替行動を教える:噛む代わりに、お座りや待てなどのコマンドを教え、実行したら褒めてご褒美を与えます。
  • 安全な環境を作る:愛犬が落ち着ける場所を作り、ストレスを軽減しましょう。 ケージトレーニングも有効な手段です。
  • 我慢比べをしない:犬との我慢比べは、犬のストレスを増大させるだけです。 落ち着いて、犬の行動を理解し、適切な対応をしましょう。
  • ご褒美を効果的に使う:おやつや褒め言葉など、愛犬が大好きなご褒美を効果的に使いましょう。 ご褒美は、良い行動をした直後すぐに与えることが重要です。

安心できる預かり先:一時預かりサービスの活用

あなたが仕事などで不在にする場合、愛犬の食事や世話が心配ですよね。 信頼できる預かり先を見つけることが重要です。 以下のような選択肢があります。

  • ペットシッター:自宅にシッターが来て、愛犬の世話をします。 愛犬の性格や噛み癖を理解したシッターを選ぶことが重要です。
  • ペットホテル:一時的に愛犬を預かってくれる施設です。 犬種や性格に合わせた適切なケージを用意しているホテルを選びましょう。 事前に見学し、スタッフの対応や施設の清潔さを確認することが大切です。
  • 信頼できる友人や家族:愛犬の性格や噛み癖を理解し、適切な対応ができる友人や家族に預けることも可能です。

預かり先を選ぶ際には、必ず事前に見学し、スタッフとの面談を行い、愛犬の状況を詳しく説明することが大切です。 不安な点があれば、遠慮なく質問しましょう。

専門家の意見:獣医行動医の重要性

愛犬の噛み癖は、獣医行動医の専門的な知識と経験が不可欠です。 獣医行動医は、愛犬の行動を分析し、適切な診断と治療計画を立ててくれます。 特に、過去のトラウマを抱えている愛犬の場合、獣医行動医の指導を受けることを強くお勧めします。

口輪について:一時的な手段として

現在、愛犬に口輪をしているとのことですが、これはあくまで一時的な手段として考えてください。 口輪は、愛犬の安全を守るため、そして周りの人々を守るためにも必要な場合がありますが、常に口輪をしている状態は、愛犬にとってストレスとなります。 しつけを通して噛み癖が改善されれば、口輪を外せるように目指しましょう。

まとめ:愛犬との幸せな未来のために

愛犬の噛み癖を克服するには、時間と忍耐、そして正しい知識に基づいたしつけが必要です。 過去のトラウマを克服し、愛犬との信頼関係を築き上げることは、容易ではありませんが、決して不可能ではありません。 信頼できる専門家の指導を受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 愛犬との幸せな未来のために、諦めずに努力を続けましょう。

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