愛犬の噛み癖と家族の安全を守るためのインテリアと行動改善

初めまして。質問?お願い致します。4歳になるオスのBCを飼っています。外飼いで寒い時期や雨など(夜)の時は犬用に作ったサンルームに入れます。日よけなども作ってあります。家族は子供2人と大人2人の4人家族です。犬の世話は私がしていて餌や水、散歩、スキンシップは私がしています。ここ1年、犬の性質?性格に反抗心?なんと言えばいいのか・・・主人や配達員さん獣医師に噛み付くようになりました。自分の縄張りに入ってくる者は許さない?らしく・・・とても吠えます。昨日何時も通り餌をあげようとして私の腕に噛み付きました。軽く牙を向いただけだったのですが、ビックリしてしまい犬に話しかけることもできず部屋に入ってしまいました。以前動物病院にてワクチンを注射してもらう時にも獣医師に噛み付き抑える、離させるのに大変で、以来病院にも行けない(連れて行けない)状態です。話が・・・相談したことが今パニック状態でまとまらず申し訳ありません。。。このまま飼っていって噛み癖は悪化するのでしょうか・・・治るのでしょうか。。。

愛犬の噛み癖:原因と解決策

4歳になったボーダーコリー(BC)の噛み癖でお困りとのこと、大変お辛い状況ですね。ご心配されている通り、このまま放置すると噛み癖は悪化する可能性があります。しかし、適切な対応をすれば改善できる可能性も十分にあります。まずは、噛み癖の原因を探ることから始めましょう。

噛み癖の原因を探る

愛犬の噛み癖には、様々な原因が考えられます。

  • 恐怖心や不安:知らない人や動物、新しい環境などに恐怖を感じている可能性があります。特に、サンルームという限定された空間で生活している場合、外部からの刺激に過剰反応する可能性があります。
  • 資源防衛行動:餌やりやサンルームといった、愛犬にとって大切な資源を守ろうとする行動です。飼い主さんへの噛みつきも、資源(飼い主さんとの関係性、安心感)を守るために行っている可能性があります。
  • 痛みや病気:身体のどこかに痛みや不調を抱えている可能性もあります。歯周病や関節炎など、痛みによって攻撃的になるケースもあります。
  • 社会化不足:幼少期の社会化が不十分だった場合、人や動物への適切な対応が学べず、噛みつきにつながる可能性があります。
  • ストレス:家族構成の変化、引っ越し、生活環境の変化など、様々なストレスが噛み癖の原因となる可能性があります。

専門家の力を借りる

まずは、動物病院を受診し、身体的な問題がないかを確認することが大切です。痛みや病気によって攻撃的になっている可能性を排除する必要があります。獣医さんに噛みつくとのことですが、動物病院によっては、犬を落ち着かせるための薬や、安全に診察を行うための工夫をしてくれるところもあります。複数の動物病院に相談してみるのも良いでしょう。

さらに、動物行動学に詳しい獣医さんや、ドッグトレーナーに相談することをお勧めします。彼らは、愛犬の行動を分析し、具体的な解決策を提案してくれます。

インテリアと行動改善:安全な環境づくり

愛犬の噛み癖を改善するためには、安全で安心できる環境を作ることも重要です。インテリアの工夫によって、愛犬のストレスを軽減し、噛み癖の改善を促すことができます。

サンルームの見直し

現在のサンルームは、愛犬にとって安全で快適な空間になっているでしょうか?

  • 視覚的な遮蔽:外部からの視覚的な刺激を遮断するために、カーテンやブラインドを取り付けることを検討しましょう。特に、配達員さんの往来が多い時間帯は、視界を遮ることでストレスを軽減できます。
  • 隠れ家スペース:愛犬が落ち着いて休める隠れ家スペースを用意しましょう。犬用のベッドやハウスなどを設置し、安全な場所を確保することで、不安感を軽減できます。素材は、落ち着きのあるブラウン系のものを選ぶと良いでしょう。
  • 適切な温度管理:寒さや暑さによるストレスは、攻撃性を高める可能性があります。適切な温度管理を行い、快適な環境を保つことが大切です。暖房器具や冷房器具を使用する場合は、火傷や凍傷に注意しましょう。
  • 床材:滑りにくい床材を使用することで、愛犬の関節への負担を軽減し、快適な空間を作ることができます。

家のレイアウトの見直し

サンルームだけでなく、家のレイアウト全体を見直すことも重要です。

  • 家族との距離感:常に愛犬を監視する必要はありませんが、家族が近くにいることで安心感を高めることができます。リビングなど、家族が集まる場所に愛犬のベッドやハウスを置くことを検討しましょう。
  • 安全なスペースの確保:子供たちが自由に遊べるスペースと、愛犬が落ち着いて過ごせるスペースを明確に分けることで、トラブルを回避できます。

具体的な行動改善方法

インテリアの改善と並行して、具体的な行動改善に取り組みましょう。

ポジティブな強化

噛み付いた時ではなく、良い行動をした時に褒めてご褒美を与えましょう。おやつや撫でるなど、愛犬が喜ぶご褒美を用意し、良い行動を積極的に強化することで、噛みつき以外の行動を促進できます。

トレーニング

プロのドッグトレーナーに相談し、適切なトレーニングを受けましょう。基本的な服従訓練に加え、恐怖心や不安を軽減するためのトレーニングも必要です。

環境エンリッチメント

愛犬が退屈しないように、様々な工夫をしましょう。おもちゃを与えたり、散歩のコースを変えたり、新しい刺激を与えたりすることで、ストレスを軽減し、噛み癖の改善を促すことができます。

まとめ

愛犬の噛み癖は、適切な対応によって改善できる可能性があります。動物病院での診察、専門家への相談、インテリアの工夫、そして具体的な行動改善を組み合わせることで、愛犬と家族が安全で幸せに暮らせる環境を築きましょう。焦らず、根気強く取り組むことが大切です。

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